13Aug
性能は最高ながら、ベイトフィネスにしか使えない”コンクエストBFS”
社外スプールを利用して、その性能を再現できるのか!?
ノーマルコンクエストをチューンして、その可能性を追求します。
notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!
コンクエストBFSを超えろ!!
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
シマノが伝統の遠心を捨ててまで開発した渾身のベイトフィネスシステム、“FTB”
その最新スプールをインストールした“17カルカッタコンクエストBFS“のレスポンスは、まさに異次元の使い心地でした。
しかしこのリール、単価が高い上にベイトフィネス以外の用途に使えない・・・。
ラインキャパの少ない専用スプールを、他の物に入れ替えるという使いまわしが効かないのです。
と言うわけで今回からは、ノーマルコンクエストに社外品を組み合わせて、何とかBFSの性能に迫れないものか!?
5gクラスのプラグを使って比較実験を行っていきたいと思います。
ZPI・NRC614+の場合
それではまず、オフィスZPI製のコンクスト100用ミディアムスプール“ZPI・NRC614+“でテストを行ってみます。
これは正確にはベイトフィネス向けというより、ライト寄りのバーサタイル用という位置付け。
マグネットブレーキとの組み合わせで、3/8ozクラスのプラグの使用感が飛躍的に改善すると感じました。
(何というか、これが純正でも良かったのではと思う様な・・・)
しかしそれは、フロロ14lb-75mを巻いた時のお話。
糸巻き量をフロロ7lb-35mに抑えれば、ライン重量が減るだけでなく外径も小さくなる効果が見込まれるはずです。
(糸が少ないとラインの最外径が小さくなるので、小径スプールになったような効果が得られる)
BFSは偉大だった
それでは比較テストの動画をチェックして頂ければ・・・と思うのですが、結論から言うとコンクエストBFSは偉大でした(汗)。
ZPI製ミディアムスプールとのレスポンスの差は、投げれば一発で分かるほど歴然。
スプールの回り出しがもたつくので、ルアーの弾道が浮きがちになってしまったのです。
動画では、あえて恥ずかしいミスキャストも編集せずにお送りしておりますが・・・(汗)。
わざとでも何でもなく、持ち替えた直後はレスポンスの違いに苦戦しているのが見て取れるかと思います。
しかしここで注目して欲しいのは、その後半。
少しづつですが、オーバーハングしているブッシュの下にルアーが入る様になっていっています。
つまりこれはどういう事かと言うと、「少しやりにくいけれど、慣れれば出来なくはない」。
特に私はサイドからのテクニカルキャストが苦手なので、リザーバーに慣れているアングラーなら難なく使いこなせることでしょう。
ですから最高を求めればやはりBFS・・・と言う事になりますが、ZPIスプールでも実用範囲内という事が出来るのではないかと思います。
17カルカッタコンクエストBFSは、ベイトフィネスに特化する事で最高の使用感を実現したと今回再認識しました。
しかしこの手の軽量プラグを常用しない私にとっては、これだけのために4万円以上を投資するのは正直キツい・・・。
5gプラグからフルサイズクランクまで、まさにバーサタイルに使える“ZPI・NRC614+”は、そんなアングラーには最適のセレクトなのではないかと感じた次第です。
それでは次回はもう1つの社外製品、アベイル製シャロースプール”14CNQ1024R“をテストしてみたいと思います。
(ところで社外スプールの商品名って、どうしてこんなに複雑なのでしょうね。。。)
※ぜひFacebookページへのいいね!& twitter・Instagramのフォローをよろしくお願いします。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。