15Nov
ベイトPEキャスティングで、アングラーを悩ませる“投げ切れ”。
しかしキャストの工夫によって、克服する事が可能だった!?
ブレーキシステムだけに頼らない、目から鱗のキャスト術をシェアします。
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“投げ切れ”を防ぐキャスト法
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて少し時間が空いてしまいましたが、今回は高比重PE特集第8弾!
“投げ切れ“を防ぐキャスト法についてシェアしてみたいと思います。
実は今回の情報、関東でシーバスをベイトPEでやり込んでいる達人のO氏から教えて頂いた内容なのですが・・・。
やはりO氏も最初の頃は、リリース直後のスプールの過回転 → バックラッシュ → 投げ切れで多くのルアーを失ったのだそうです。
(そしてブレーキを強くすると、今度は飛距離が出ないという負のスパイラル・・・)
しかしO氏は、ついにこれを克服するキャスト法を発見します。
それは「リリース直後から親指をスプールに当てておく」・・・という方法。
つまりほとんどの投げ切れが起こるリリース直後に、アングラーがマニュアル操作で少しだけ回転を抑えてやるというわけです。
そこで早速私もトライさせて頂くと・・・素晴らしいトラブルフリーのキャスト感!!
親指を微かに”触れさせておく”という程度で充分に効果を体感する事が出来ました。
言われてみればちょっとしたことなのですが、指ブレーキはキャストの中~後半で掛ける・・・という先入観があった私としては、これは斬新な驚きでした。
(「雄蛇が池蛇の道は蛇」さんより。”つかじー”さんが提唱されている、「パッシブサミング」に近い感覚かもしれません。。。)
「自分の指ブレーキだけで何とかする」というのは非常に難易度が高いので、基本的にはリール側のブレーキセッティングをしっかりしておくのが前提です。
その上で、あくまでもリリース直後の補助的な意味合いで併用するのが良いのではないかと感じました。
ベイトPEは「回転が上がりやすく・落ちやすい」という特徴があるので、逆にキャスト後半は完全に指ブレーキ無しでも良いくらいかもしれません。
ベイトPEのブレーキシステムはDCが圧倒的にお勧め・・・と書いてきましたが、この方法を用いればマグや遠心でも快適なキャストができるかもしれません。
それでも向かい風でのDCの優位性は揺るがないと思いますが、コストとの兼ね合いもあるのでテストを重ねてみたいと思います。
というわけでベイトPEのキャストでお悩みの方には、是非ともトライしてみて頂きたいキャスト法です!
(教えて下さったエキスパートのO氏、ありがとうございました!)
※ちなみにそんなO氏は、今も初代エクスセンスDCを愛用されているそうです。これならまだ買いやすい価格ですよね!
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コメント
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初速を上げる=ラインにルアーの荷重がモロに伝わりその結果ラインが切れるなので
コンパクトに振りぬくタイプの初速を上げる投げ方しないだけでも投げ切れはかなり防げますよ
初速を上げない=遠心マグ問わずリールのブレーキの効きは弱くなるのでサミングは重要ですね
コメントありがとうございます(^^♪
確かに、ストロークを長くとったキャストの方が良い感じがしますね!
ベイトキャスト全般に言えるかもしれませんが、スピニングでやるような「ピュッ」という手首投げは危険だなぁと(;^ω^)
軽めのハードルアーや総重量が重くないジグ系なら飛距離重視でピュッと投げても投げ切れはしないですが
重いハードルアーや総重量が重いジグ系をピュッと投げるのはショックリーダーあっても投げ切れしちゃいますね
はい、そうなんです!
ルアーのウェイトによってもキャスト法はだいぶ変わってくるように思います。
最新のリールが当たり前の時代の方ですね(笑)
昔の遠心力ブレーキのみのリールで育った人は、キャスト直後から、スプールエッジかスプールでサミングしますよ。
ラインの素材や太さに関係無く。
時代を感じる記事で、勉強になりました。
ですね(笑)。
トラディショナルなリールをお使いになられてきた皆さんから、同様のコメントを頂きました。