アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] あまりにも見事過ぎた最終決戦

年間タイトルの総決算となる、2017HOT最終戦。
ランキング1位・2位が、なんと僅差で直接対決!!
一歩も引かないラスト決戦が、見事なドラマを生み出します。。。

 

久しぶりのHOT

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて、毎週土曜はソルトの日・・・と言う事で、今回は先週末に参加したHOT最終戦について書いてみたいと思います。

私自身は、昨年の最終戦を最後に浜名湖オープントーナメントへのフル参戦を休止したのですが・・・。
他のバストーナメント等もオフシーズンに入ったため、今回浜名湖アングラーの皆様と久しぶりにお会いすべく、急遽参加させて頂きました。

というわけで久しぶりに一日みっちりプラをしてきたのですが・・・まあ釣れない(苦笑)。
この時期定番の杭撃ちでは、リミット揃えて2kgクラスが入れば御の字、と言う感じ。
例年の優勝ウェイトである6~7kg(3尾)には、どうあがいても届くような手応えがありませんでした。

(これが2200gで最大。しかも庄内w)

 

久々の表浜名湖勝負

そんなわけで、全く勝てるプランを見つけられずに臨んだ日曜の本番。
これはもうゼロベースで魚を探すしかない!と言う事で、朝イチの下げが効いている間は表浜名湖エリアをチェック。
濁り・流れ・風・・・と3拍子揃った表エリアは、釣れそうな雰囲気がムンムンします。

「これはもしかして・・・」と思った2投目、何と船べりのピックアップ際で70UPがゴボォっ!とバイト!!
しかし一瞬重みが乗っただけで、無念のスッポ抜けとなってしまいました。
けれどもこの一発で、今日の表浜名湖は良いサイズの魚が入っている!と確信。
下げ終わるまでの1時間半ほどを同エリアに賭けましたが、小型のシーバスとクロダイを1匹づつキャッチするにとどまってしまいました。

そこで上げに切り替わるタイミングで庄内湖へと入り、大型が入ってきていないかをチェックします。
ところが何と、堅いと思っていたエリアでバイト自体がなかなか得られません。。。
仕方なく猪鼻湖まで大移動しますが、リミットが揃うと思っていたポイントまでがまさかの大沈黙。
最後はリスク覚悟で表浜名湖へと取って返しましたが、結局1尾も追加する事無く惨敗いたしました。
浜名湖って、ホント難しいですね・・・orz

 

劇的なデッドヒート

そして気になる勝負の行方は、2年連続のチャンプを目指す鈴木選手が悲願の初優勝
シリーズ暫定2位から最終戦での逆転に向け、この上ない最高のパフォーマンスを発揮しました。

ところが何と、年間ランキングで首位を走る清水選手が僅差の2位フィニッシュ!!
ポイントランキングの1位,2位が最終戦でワンツー劇を演じるという、奇跡のような熱過ぎる展開となりました。
これによって、清水選手が逃げ切りでの初タイトルを獲得する事となったのです。

その戦いの見事さは、数字に表れるリザルトのみにとどまらなかったと個人的には考えています。
僅差で臨んだ最終戦、比較的安定していた奥浜名湖の杭打ちでまずはリミットを・・・というコンサバな思考になっても不思議は無かったはず。
それにも関わらず、不安定ながらサイズの出る表浜名湖をメインに組むという、MAXまでリスクを取った戦略を2人揃って組んで来たという点に、個人的には驚嘆せざるを得ませんでした。
そして結果としてベスト・リザルトを掴んだわけですから、これはもう手放しにお見事としか言えません・・・

というわけで、熱い熱い晩秋の決戦となったHOT最終戦。
自分の表浜名湖のスキル不足を痛感するとともに、浜名湖でのシーバス・トーナメントの魅力を再認識する良い機会ともなりました。
今後も機会を見て顔を出したいと思っていますので、関係者の皆様どうぞよろしくお願い致します。

(ちなみに、入っていたベイトはサッパのようでした。。。)

 

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