アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[フロリダ現地レポート -2] ビッグバスの故郷は、バサーの楽園でした

巨大なバスプロショップスに、整備されたマリーナの数々。
ガレージハウスが立ち並ぶ様は、まさにバサーの楽園?
ビッグバスの故郷に、理想と寂しさを垣間見ました・・・。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

ついに来たビッグバスの故郷

皆様こんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さていよいよ始まった、バスマスターオープン参戦の珍道中。
しかし無事に現地のモーテルに辿り着くだけで、こんなにも大変なのかと先制パンチを喰らってしまいました。

そんなダメダメなスタートだったのですが、翌朝は気を取り直してホテルの朝食から。
アメリカンな感じでパンとコーヒー、それにシリアルと言った感じですが、とりあえず外に出なくても食べられるというのはありがたいシステムでした。
ちなみに自分で焼くワッフル器とかもあって面白かったのですが、味はまあアレな感じなのはご愛嬌ですね・・・(笑)。

ちなみにwifiの回線速度が遅いのには参りましたが、充電器は日本のものがそのまま使えました
というよりも今のスマホやカメラ、PCはわざわざ日本専用に作られていないため、使用できる電圧の幅が広く設定されているようです。
アメリカは110~120Vくらいらしいのですが、この範囲に対応できるアダプタなら使用可能なようです。

ちなみに日本人の戸惑う枕チップは、安モーテルなら1~2ドルくらいと聞いていましたのでとりあえず1日2ドルづつ置いておきました。
部屋で物を盗まれることもあると聞いていたので、清掃員さんの機嫌を悪くしないようにと思ったからです。
それが良かったのか可愛らしいメモを書いて頂き、それ以降彼女との文通が始まるのですがこのお話はまた別の機会に・・・。

そしてようやくフロリダの太陽の下に繰り出せたわけですが、これがまた本当に暑い!!
この日は気温25℃・湿度85%といった具合で、軽く夏を感じさせるような陽気。
日ムラが激しいらしいのですが、フロリダの冬は夏だった・・・といっても過言ではないような天国具合です。

(まあ、日本で言えば5~6月の初夏と言う感じでしょうか)

まずは準備を整えるため、お決まりですがいつか行ってみたかったバスプロショップスへ。
釣具店というよりテーマパークなんじゃないかというようなサイズ感に、初っ端から興奮させられます。

特にボート用品の充実具合と安さは目を見張る位で、ボーター垂涎のワンダーランドが広がっていました。

(ハミンバードのHELIX10・MEGA DIがこの価格!!)

(サウザーなど小型ボートに良さそうなパワーポールマイクロは、ステックイットのポールがそのまま流用出来るそうです)

憧れのバスボートも、現地価格ならビックリするほどお買い得。

カロライナスキッフなど、浜名湖でもおなじみのソルト用ボートもずらりと並びます。

そして特に多かったのが、トラッカーなど手頃な価格の「ビッグアルミ」
日本でのアルミボート感覚(?)で、17フィート前後のアルミボートが一番良く売れているみたいでした。

噂に聞く巨大水槽には、ビッグバスが悠々と泳いでいてテンション上がります。
ちなみにブッシュなども入れられているのですが、カバーのどのポジションについているのか?など色々見られて面白かったです。
(やっぱりカバーが好きなんだな・・・とか、ベタ底には居ないんだな・・・等々www)

ただしバス用ルアーの商品ラインナップは、率直に言って期待したほどではありませんでした。
フロリダという地域色もあるかもしれませんが、意外と置いてない物も少なくないなと・・・。

リビットとか、久しぶりに見てテンション上がりましたがw)

売り場は広いのですが、ソルトやフライはもちろん、キャンピング用品やボート用品、はてはハンティング用品までとコーナーが滅茶苦茶幅広くあります。
ですからバス用品に限って言えば、まあやっぱり量販店かなぁと言う品揃え感でした。
という事でお気に入りのラインの600yd巻きを買ったり、現地で使うライジャケなど必要物品を確保。

sufix832の65lbって、溺愛するフリッパーの方非常に多いですよね・・・もう国内で見ないですが)

その安さもさることながら、特に日本で手に入り辛いルアーの数々などは非常にありがたかったです。

(スミスウィックのデビルズホースAS100などはフロリダの大定番らしいです)

(一度使ってみたかった、深江プロのドロップショット用フック)

ちなみに残念ながら、アメリカでは基本的に日本のルアーは人気が無いようです。
メガバスやラッキークラフト、ヨーヅリなど一部の大定番モデルが、ひっそりと棚の隅に並んでいるのみ・・・。
ただしワンテンが一個25ドルもするなど、「単価が高い」という明確な理由があると思われました。

(そしてなぜかマグドラフトが置いてありましたw)

それから会場となるビッグトホマリーナを視察にいったのですが、これがまた極めつけに素晴らしい!

公園のそばに設置された綺麗なマリーナで、何と桟橋付きのスロープが6レーンたぶん)あるという充実ぶりです。

それ以外にも公共のスロープがたくさん整備されており、あまりにも充実した釣りインフラを目の前に、日本との違いに涙が出そうになりました。。。

ガレージ付きの素敵なお宅もたくさんあり、バサーにとってここはまさに楽園なのだなと実感した次第です。

ちなみにマリーナでオカッパリをしていたお兄さんに、「延々と沖までウェーディングできるよ。ワニが噛んでくるけど、冬は動きが鈍いから大丈夫」という絶対実行不可能なアドバイスも頂けました(笑)。

(駄目ってしっかり書いてあるんですけどwww)

ともあれ公園のすぐそばで、ワニやら大蛇やらが日向ぼっこをしている光景は非日常感バリバリでした。。。

(トロピカルな鳥もたくさん居て、バードウォッチングが趣味の方にもたまらなそうでしたよ)

しかしそんな天国にありながら、ヒシヒシと感じたのはやはり日本人としてのアウェー感でした。
買い物や洗濯ひとつするにしても、とにかく分からないことだらけ・・・。
英語も出来るだけ勉強したつもりだったのですが、現地の人の「生きた言葉」には全く通用しなかったのです。

それにしてもあまりに分からないのでおかしいと思ったのですが、途中でハタと気付いた事が一つありました。

KenD:「Hello」

店のお姉さん:”Hola! ○△×,por favor.”

KenD:「???Thanks,anyway.」

店のお姉さん:”Gracias.”

これ・・・スペイン語じゃん・・・orz

そして問題となる食事については、基本的に外食は控えてスーパーでお買い物
ただでさえ圧迫している家計に配慮するのはもちろんですが、体調管理は今回の最重要課題でもあります。
レストランのやたら大盛の食事でお腹を壊すのは目に見えていたので、サラダとヨーグルト、フレッシュジュースを買い込んで冷蔵庫にしまっておきました。
遊びに来たわけではありませんから、もちろんアルコールも無しです。

(闘志は空腹から生まれるとか言いますしね・・・)

というわけで確かにビッグバスのふるさと、フロリダはバサーにとっての楽園でした。
しかし異邦人としての自分にとって、そこでただ生きて生活するだけでいかに大変かという事もまた痛感させられる事に・・・。
けれども挫けてはいられませんので、モーテルでせっせとタックルセットに励んで、いよいよ翌日の実釣へと臨みます。。。

 
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    • ひばらん
    • 2018年 1月 27日

    非常に楽しそうで見ている私もワクワクします。
    私も20年程前にフロリダ行きました。
    バスプロショップはやっぱり興奮しますね。
    記憶は定かじゃないですがZOOMのワームを大量に買ったような。
    私は専門の旅行会社に頼んだので、そんなにトラブルななかったですが、とにかく新鮮で楽しかったです。
    是非楽しんで素晴らしい釣行にして下さいね。

    • おお、フロリダ行かれたのですね(^^♪
      やっぱりバスプロショップスは、聖地巡り(?)の一環として行っておかなきゃですよね~。
      しかし一般的に言って間違いなく、旅行社にお任せするのが良いと思います!!

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