1Mar
いざ出発と思いきや、釣り場でエンジンが掛からない!
船外機トラブルの代表格といえば、電気系・・・。
スパークプラグの簡単な交換方法をシェアします。
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釣り場でエンジンが掛からない!
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
先日久しぶり(昨年末以来)に自分の船を動かそうとしたところ、釣り場でエンジンが始動せず・・・。
プラグがかぶって(?)いて、琵琶湖まで行ったのに初日の出船を諦めるという手痛い出来事がありました。
結局プラグを外して電極を拭いた後、ライターであぶって乾燥・・・。
その後ようやくエンジンが掛かりましたが、トラブルシューティングに悪戦苦闘した次第です。
約一年前に交換していたので油断していましたが、この手の不調はいつでも起こり得ると準備をしておく必要性を痛感しました。
と言うわけで今回は、自分で船外機のプラグを交換する方法をシェアしてみたいと思います。
プラグの交換方法
さてプラグの交換ですが、大体250時間程度で交換するのが目安とされているようです。
ただし今回のように、長期(?)保管に伴うトラブル等がよく起こる部分だそうですので、予備は常に携帯しておいた方が良さそうです。
というわけでまずは、SUZUKI・DF60A純正の“DCPR6E“を3本購入しておきます。
(3気筒エンジンなので)
そしてエンジンカバーをぱかっと開けたら、真後ろにあるカバーを外します。
すると、中にプラグのコードとイグニッションコイルが3つあるのが見えてきますので、それぞれ固定しているネジを外します。
これで電極が外れる状態になりますので、そのままイグニッションコイルを真っ直ぐ引き抜きます。
ただしここで注意点としては、「どれがどこに刺さっていたかを覚えておく」事。
後でどれがどれだか分からなくなる事がありますので、一本づつ交換するのも1つのアイディアでしょう。
ここまで来たら、16mmのプラグレンチを差し込んで古いプラグを外します。
ちなみに普通のソケットではスパークプラグが脱落してしまいますので、必ず保持機構のある専用品を使用します。
またラチェットを使う場合は、奥が深いのでちょっと長めのエクステンションバーにプラグソケットを付け手も良いと思います。
(私はKOKENのZ-EALシリーズのソケットを使ってます)
そして焼け具合をチェック。
そんなにダメな気もしないのですが・・・良く分からないのでとりあえず交換しておきます。
そして外す時は普通に反時計回りに回すだけですが、新しいプラグを取り付ける時は注意が必要です。
コツは「真っ直ぐに差して回す」ことなのですが、これをもし斜めにネジ込んでしまうとエンジン本体のネジ山を舐めてしまいます。
こうなるとブロックごと交換しなければいけなくなるとかならないとか、とにかく恐ろしい事が起こるようですのでよくよく注意して下さい・・・。
そして手で回らなくなるところまで軽くねじ込んだら、今度はレンチでトルクを掛けて固定します。
本当はトルクレンチを使うのが理想だそうですが、説明書き通りにここから1/2回転(180°)ぐらい締め込みます。
ちなみに締め付け過ぎても不足してもトラブルに繋がるそうですので、ここは慎重に行きましょう。
なお、これは新品使用時の回転角ですので、再使用時は1/16回転程度に抑えておくよう注意しましょう。
(・・・っていう意味の表示ですよね???)
というわけで注意すべきポイントはあるものの、作業自体はさほど難しくないスパークプラグ交換。
部品もamazonなどの通販で気軽に入手できる時代になりましたので、ぜひご自分で挑戦してみて頂きたいDIYです。
※なお、作業は怪我に注意して自己責任でお願い致します。
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