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:[まとめ] 今さら聞けない不朽の名作”ログ”の真髄

古今東西、マニアの間で熱狂的に支持される“ログ”
使ってすぐに驚かされたのは、その異質なアクション・・・。
今も色褪せない、不朽の名作が釣れる理由を考えます。

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多種多様なログの種類

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて今回の話題は、先日の長良川で威力を発揮した往年の名作”ログ
登場から長い長い時を経ても色褪せない、その魅力について考えてみたいと思います。

しかし私、先日の釣行で初めてまともにログで釣ったというズブの素人(汗)。
ログを愛してやまない熱烈なファンも多い中、自分に何かを書く資格があるだろうかと本気で悩みました。
けれどもジャークベイト好きとして、そのアクションには「おっ!?」と思う所があり・・・。
あくまでも素人のファーストインプレッションとして、達人の皆様には温かい目で読んで頂けると幸いです。

ちなみに多種多様なログの種類について、エキスパートの方からご指南頂きましたのでここでシェアさせて頂きます。

・ARB1200=もっともログらしいログで、一番使用頻度が高いモデル。初夏以降が最強
・ADRB1200=ARBより深く潜るタイプ
・ARA1200=ARBより小さいタイプ
・ARC1200=ARBよりも大きいタイプ(廃盤)
・ASDRB1200=ADRB1200のサスペンドタイプ。厳密にはスローフローティング
・ASDRC1200=ASDRB1200の大きいタイプ
・ADR4=通称エリートエイト。ASDRB1200よりさらに潜るタイプ。比較的新しく厳冬期向け
・ADR5=通称パーフェクトテンログ。ADR4よりも一回り大きいタイプで、+2フィート深く潜るモデル。比較的新しく厳冬期向け
・RB1200=いわゆるオールドログとか言われるタイプ。KVDがクラシック制覇した時に使ってたログで、ARB1200よりさらに柔らかいリップを採用。
・ASDRD1200=通称スーパーログ。ログの最大の特徴である後付けの柔らかリップを排除し、ボディと一体型リップ(つまり日本製ジャークベイト同じ)を採用した使い易いログ。軽さが犠牲になっている一方、ダートしやすいモデルです
・ASDRE1200=ASDRD1200の小さいタイプ
・ASSRB1200=ロングビルタイプ
・ADRD=通称トップ20。ログ史上最高深度まで到達するディープダイバーモデル。最新作。

(空蘭々さんのコメントより)

そして私がこの時使っていたのは“ASDRD”、通称“スーパーログ”らしいという事が判明いたしました。
というわけでもう1つ買ってきた、今度こそ“ARB1200”であろうという個体も近所でスイムテスト。
それらの動きを見て感じた印象について書き記しておきたいと思います。

 

実はめっちゃ”跳ぶ”!?

(Basser2017年7月号より)

そもそも私がログに興味を持ったのは、Basser等の雑誌の記事の影響でした。
各地のスーパーロコの切り札だったり、H-1グランプリのウィニングルアーになったり・・・。

(Basser2018年1月号より)

その上川口直人プロが、あの大森プロにログの威力を教えてもらったなんていうエピソードを読んだらもう使わずにはいられませんwww

(Basser2017年7月号より)

そしてネットも含めて色々調べていると、どうも「下につんのめるアクション」とか「下方向への水押し」がキーらしい・・・といったような情報に辿り着きました。
低水温期に強いとも読んでいたので、ルドラ的なあまり跳ばないタイプのジャークベイトなのかなと想像していたのです。

しかし実際に動かしてみたログのファーストインプレッションは、逆に「かなりビュンビュン跳ぶジャークベイト」という印象でした。
日本製ルアーで近い動きのものを強いて上げるならば、M-1インスパイアミノーかなと・・・。
けれども2ランク位でっかいボディにも関わらず、スモールミノーのように軽快にダートする動きは物凄く独特に見えました。

実を言うと、「こんなに派手に動くジャークベイト、果たして低水温期に有効なの???」とかなり疑問を抱きながら使っていました。
以前も書きましたが、低水温期はあまり動かし過ぎないショートトゥイッチというか、むしろポンプリトリーブくらいの方が有効ではと考えており・・・。
こんなに跳ぶのに釣れるのかと、正直言って驚きを隠せなかった次第です。

(水温6℃台でもキッチリと釣れてしまうわけですので、釣り人(というか私w)の先入観なんてホント大したことないなと反省させられますwww)

ただし頂いたアドバイスによりますと、低水温期でも釣れるけれど基本的にはハイシーズンに強いルアー・・・というのが定評のようです。
瞬間移動のような鋭いダートと、ピタッと止まるストップの緩急の差が凄いというのは、ちょっと動かしてみただけの私でも充分に感じられました。
クイックに180°動くようなキレのあるターンは、物凄く短い距離の間で、驚くほど多くのアクションを付けられるという解説には納得です。

そもそもログは日本のジャークベイトとは違って
低水温期よりもハイシーズン向けのジャークベイトなんです
止めるよりも積極的に動かしていくのが得意ですね
最近では低水温期を得意としたモデルも出てますが

しかしあの軽さがあるからこそ
ジャーク時の強烈な切れ込み立ち上がり、そして何より静止能力に優れているんです
私は0-100-0(ゼロマックスゼロ)と、かっこつけた言い方をしてますが
これは静止状態からマックスパワーを持ったアクション、そしてまた静止をするまでの距離をさし
そしてその距離をログはとんでもなく短い範囲で出来るんです

ダート性能を求めた日本製のジャークベイトでは簡単にアクションが破綻します(これがダートとして現れるわけですが)
ルアーが水を掴んで動くまでかなり引っ張らねばなりませんし、またアクションしてから止まるまでの距離もまた必要になってきます
何より、スピードレンジがログに比べると超遅いです
F1カーと軽自動車ぐらいの違いがあります多分

ログを使えば10㎝以内に
天才的ジャーキング技術を持っているような人間なら3㎝以内にワンアクションを終えられます
15㎝動かす間に5回ジャーク出来てしまうんです

これは分かり易く言えば
ローピッチのクランクとハイピッチのクランクの差みたいなもんです
同じ距離引いてきたときにより多くのアクションをするクランクの方が良いよって言われますよね?
それと一緒です
もちろん、ローピッチのクランクにはローピッチの良さがありますが……

話を戻して
極限の短い距離でアクションさせられると言っても、当然ジャーキングの力を弱くしてではありません
それならどんなルアーでも3㎝でワンアクション終えられます
ログの凄さはジャークの力を抑えることなく移動距離を極限まで短く出来るです
日本的に例えるならばジョイクロをバビューンと飛ばすぐらいの力加減で、でしょうかね
もちろん、超がつくほどのハイテクニックですが……
私が考える中で、このジャーキングテクニックがバスフィッシングの中でも一・二を争うくらい難しい技術だと思ってます

ですが人間側がここまでやったとしても
そもそも鈍重な日本製のジャークベイトでは短い距離で動かすことが不可能なんです
というかログ以外のアメリカンジャークベイトの大半が多分無理です

あの超投げ辛いログだからこそ、釣り人の超ハイテクニックに応えるだけのポテンシャルを有してるんですね
だから飛ばない、古い、動かないと言われるログを愛用するジャークベイターが世界には多数いるんだと思います

(以上、やはり空蘭々さんのコメントより)

「0-100-0(ゼロマックスゼロ)」、そして「ローピッチのクランクとハイピッチのクランクの差」と言ったあたりは、まさにログを使い込んだ達人ならではの名言と感じます。
使いこなすのは極めて難しいけれど、F1のような無二のクイック・レスポンスを持つピーキーな名作・・・。
ログと言うルアーは、ジャジャ馬な”レーシング・ジャークベイトであると表現できるのかもしれません。

 

下方向へのジャーク

しかし上記の説明では、「なぜ低水温期にも強いのか?」という部分が分からないと突っ込まれてしまうかもしれません。
私もここが非常に引っ掛かっているのですが、使っていて1つ気になったのが下方向に突っ込むジャーク”
まるで前転するかのように、真下に頭を突っ込む事があるように感じたのです。

これは私の大好きなワンテンには無い動きだと考えていまして、動かしていて非常に違和感を感じました。
ワンテンは基本的には左右、そしてたまに(重心移動球が動いてしまう関係で?)方向にダートが出ると思います。
この偶発的な「上に逃げるアクション」も効いていると考えているのですが、しかしこんなにも極端に下に切り込むダートは出ない・・・。
これは他のジャークベイトを使っていても、まず経験する事の無い異質なアクションと感じたのです。

これについても空蘭々さんがコメントして下さり、やはりそれはログを語る上でキーになる要素だとの事・・・。
Basserの記事で川口プロが表現されていた、「下につんのめるアクション」もこれの事を指しているのではないかと想像している次第です。
(ただ、ジャーク前に頭をこちら側に向けていないと、普通に左右に跳ぶ気がします)

ログの神髄は180度ターンというのを『縦方向』に出来るんですね……(180度は言い過ぎですが)
つまりは頭を下に突き刺すような姿勢でガツンと潜っていってくれるような……そんな動きが出来るんです
それ故に移動距離3㎝、潜行深度10㎝
みたいなアクションが出たり……するんですねぇ

(空蘭々さんのコメントより。垂直浮きのペンシルベイトが、頭を突っ込んでダイブするような感じでしょうか・・・)

ジャークベイトやクランクベイトにおいては、「浮く=(上に逃げる)」というアクションがキーになると常々感じています。
それがジャークベイトの”浮き浮きパターン”だったり”ライザークランキング”だったりすると思うのですが、低水温期は逆にそれだと追い切れない事も。
ですから板オモリを貼ってスローフロートにしたりサスペンドにすると思うのですが、逆に「その場でレンジを下げる(潜るor沈む)」という動きが効く場面があるとしたら???
もしかしたらログが低水温期で効く理由には、そんな要素があるのかもしれない・・・と、妄想が止まらなくなっている所です(笑)。

(低水温期にバイブレーションのシミーフォールなどが活躍するのも、そんな理由もあるのかも?)

熱心なファンの方には大変、大変失礼で恐縮な話なのですが・・・。
正直この手のトラディショナルなアメリカンルアーって、コレクションアイテムなのかなと思っていた節がありました(汗)。
しかし実際にその釣獲力を実感して、“ホンモノ”の持つオーラにすっかり魅了されてしまったという次第です。

というわけで今シーズン、使い込んでみたいルアーの筆頭に上がってきた不朽の名作”ログ”。
しかし重心移動プラグに慣れた世代としては、信じられない位投げにくいというのが正直なところ・・・。
次回は、ログを快適に投げるためのタックルセッティングについて考えてみたいと思います。

 

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関連記事

    • 空蘭々
    • 2018年 3月 05日

    思った以上にがっつり載せられてなんか恥ずかしくなりましたw

    今回の記事を見て個人的に思った事を補足させていただきます
    参考までに

    >Basserの記事で川口プロが表現されていた、「下につんのめるアクション」もこれの事を指しているのではないかと想像している次第です。
    (ただ、ジャーク前に頭をこちら側に向けていないと、普通に左右に跳ぶ気がします)

    さすがと言いますかまさにその通りです
    ジャークする時にログの頭が釣り人側に向いてないと潜ってくれないんです
    それこそ横に跳ぶような動きになります
    なので『潜らせる(つんのめさせる)ジャーク』をする時はジャークする前にログの頭をこっちに向けなければなりません
    かといって引っ張りすぎてしまうとルアーが手前に寄ってきてしまいます
    ルアーがその場から動かず、かつ頭だけはこちらを向く……程度のラインテンションを
    ジャーク毎にかけてやるんです
    ゆっくりやれば簡単ですが連続ジャークの間間でそのテンションコントロールをしていくのは超超超超難しいので
    ぶっちゃけこれが出来ればジャーキングマスターです

    竿を振るとかルアーを動かすとかではなく
    ジャーキングはラインスラックをコントロールすることなんです
    その神髄が、ログの頭の向きに関係します

    実は竿、あんまり関係ないです
    大事なのはリールなんですよぉ……これは持論ですが

    ログの頭を横に向けて跳ばすようなアクションをわざとさせることもあります
    つんのめさせるアクションをさせるときもあります

    さらに言いましょう
    ジャーキングをすることで『浮き上がらさせる』動きを出すことも可能です
    普通は潜るんですけどね……テク次第ではライズアップしながらアクションするのです

    >垂直浮きのペンシルベイトが、頭を突っ込んでダイブ
    ですです
    ログも垂直浮ほどではありませんが、頭上がりの姿勢で浮いてますしね

    多くのジャークベイトは水平、もしくは頭下がりなんですよね
    そっちの方が潜るとされてますが……
    ペンシルと同じように頭が上がってたほうが反動つくので潜ります
    ただし、リップがあるので力は余分にいりますが

    最後です
    タックル選びはKenDさんでいろいろ試行錯誤されるかと思うのであまりいろいろ言うつもりはありませんが……
    ログに関しては竿で投げてやる方が良いですね
    例えばベイトフィネス用のリールとか使うと(私も試しましたが)
    逆に飛ばないしコントロール付きません(まぁベイトフィネス用のリールはもともと飛びませんが……)

    スプールがちょい重たい、いわゆる普通のリールを使うとログの飛行姿勢が安定して投げやすくなる……気がします
    どっちにしろ重心移動システムが付いたルアーには及びませんけどね

    竿で投げる為に比較的柔らかいさお……
    でもジャークすることを考えるとMLぐらいの硬さが現状ベストな気がします
    当然短い竿の方がログのポテンシャルは引き出せますよ

    ラインは太いナイロンがベターだと思います
    フロロだと重さでルアーが止まりません
    PEは伸びがなさ過ぎてジャークの時にルアーが水を掴みません
    細い糸だと明らかに伸びて力が伝わりません

    ので
    やっぱログにはナイロン20lbぐらいがベターって結論ですね個人的には

    それと
    せっかくなので私のブログの方でもこの記事をシェアできたらなと思ったのですがよろしいですかね?

    • コメントありがとうございます、ガッッッツリ紹介させて頂いちゃいました(笑)!!
      「ジャーキングとはラインスラックをコントロールする事」、激しく同意です。。。
      タックルセッティングに関しては試行錯誤の最中ですので、また色々アドバイス頂けますとうれしいです。ナイロン20lb、試してみますね!!
      シェアはもちろん問題ありませんと言いますか、こちらの方こそぜひぜひ紹介お願いします。
      というか空蘭々さんのブログ、めっちゃ読みたいのでURL教えて下さい!!

        • 空蘭々
        • 2018年 3月 06日

        頑張ってログマスターになってください
        アドバイスならいつでもしますよぉ
        昔はこだわり過ぎて
        『これ使わないとだめ!』『こうしなきゃだめ!』
        って言ってましたが、今は比較的まるくなったので……w
        大丈夫、アドバイスできますb

        シェアの件、ありがとうございます
        こちらの記事私のブログでも紹介させていただきます
        と。言っても既に僕の方の読者さんにはバレてるみたいですw
        まだ何も言ってないのに、さすがに有名ブログなだけあるなと痛感した次第で……w

        だらーっと書いてるだけなのであんまり期待しないでくださいw
        多分このURLで良いはずです↓
        https://ameblo.jp/sora–rara/?frm_id=v.mypage-ameblo–myblog–blog

        それでは

        • ありがとうございます、チェックさせて頂きます!
          それでは今後ともよろしくお願い致します< (_ _)>

    • まいるす
    • 2018年 3月 05日

    つんのめる動きの意味がやっと理解出来ました。去年のバサー4月号だったかでフローティングミノー特集でやっていてラパラでやってみたけど理解でかなかったです。ジャークベイト勉強しようと思います。

    • そう言って頂けると嬉しいです!
      私も読んでもサッパリ意味が分からなかったのですが、動かしてみて納得しました(^^♪

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