10May
世界一のチャター使い、ブレット・ハイト溺愛の“ZAKO“
大人気のマネーベイトは、“ジャバロン”のパクリなのか!?
実際に泳がせることで、その違いを探ります。
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百戦錬磨のマネーベイト
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さてゲーリーの日本未発売商品、“ZAKO(ザコ)”というワームをご存知でしょうか。
世界一のチャター使い“ブレット・ハイト”が溺愛する、幾多の勝利を飾ったマネーベイトです。
本国アメリカでの人気たるや、これはもう本当に凄いものがありまして・・・。
Bassmasterオープンで見た限り、参加選手は全員持っているのでは?という位の勢いでした。
日本で言えば、レッグワームかカットテールレベルの定番と言っても過言では無いかもしれません。
私ももちろん、アメリカに行った時にしっかり購入してきてしまいました。
そんな大人気のザコですが、日本ではある暗いウワサが付きまとってしまいます。
かつて一世を風靡したIMAKATSUの伝説的ソフトベイト、“ジャバロン”のパクリでは無いのか?というものです。
確かに形状は良く似ていて、ジャバロンの影響なしにこのフォルムが生み出されたとは考えにくいでしょう。
しかしどんなものか?と実際に巻いてみて、違いは一秒で分かりました。
「何これ、全然泳がないじゃん・・・」と。
私はそれほどジャバロンの使用経験が無いのですが、上の動画と比べれば差は歴然。
クネクネと艶めかしく泳ぐジャバロンに比べれば、ZAKOは「全然泳がない」と表現しても言い過ぎではないでしょう。
少なくともノーシンカーやライトテキサスなど、ワーム単体では何のアクションもしないように感じました。
ノンソルトなので比重も軽く、流れに乗せてボトムを転がす秘技「ジャバ転がしw」などの真似も出来ないのではないかと思います。
ではザコは一体どう使うのか?と言えば、もはや答えは1つでしょう。
潔く使い道を絞った、「チャターベイト専用トレーラーワーム」なのだと思います。
そしてこの用途に限ってみれば、確かに素晴らしい性能を発揮してくれると感じました。
(その詳細については、またあらためて書いてみたいと思います。。。)
ルアーの模倣というのはつくづく難しい話で、厳密に言うなら日本製のクランクやミノーは全てアメリカのパクリという事にもなりかねません。
しかし重心移動など独自の進化を遂げたジャパニーズ・ルアーは、逆に本場でオリジナリティを認められる名作を生み出しても来ました。
そこにある両者の違いは「単なるコピー」か、それともオリジナルを土台とした「進化を加えたオマージュ」か、という点にあるのではないでしょうか。
その意味でZAKOは、ジャバロンの形状をフォローしながらも全く別のソフトベイトへと変貌を遂げています。
例えて言うならば、サメとシャチほども違うと言っても良いかもしれません。
どちらも違って、どちらも良い・・・そんな素晴らしい2つのワームが、もっと消費者の手に届きやすくなる事を願ってやみません。
(ちなみにZAKOは、タックルウェアハウスで注文することが出来ます。アメリカンワームの割には高い・・・!)
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コメント
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煽りますねえ。
嫌いじゃないですけど(笑)
ザコとジャバロンはパッと見からして別物ですよね。。
ある程度バス釣りしてたら分かると思います。
これより似てるものは沢山あって、オマージュとは言えないほど似てるものも。。
やたらパクリに過剰反応する方が居ますが、各社差別化を図ってパクリにならないように注意しながらリリースしてるでしょうから(それでも似ちゃうものはありますが)、買う方も多様性と捉えて、似てるけど好きなプロが出したルアーを買うなど、楽しみながら選ぶのが良いのではないでしょうか。
失礼いたしました(笑)。
そうなんですよねぇ・・・アメリカで出されたマジックシャッド(でしたっけ?)等は、正直コピーと言うべきなのかなと・・・(;^ω^)
狙いが共通だとどうしても似てくるのは避けられないと思うので、見た目だけで判断しないようにしたいですね。