19Jun
アメリカの大会に、外国人として参加する日本アングラー。
しかし意外にも、歓迎の声を耳にする事も?
思いがけない理由に、妙に納得してしまいました。。。
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凄腕ロコとのDay2
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
オープン戦で訪れた由緒あるトーナメントウォーター、“レッドリバー”ですが。。。
灼熱のリバーシステムは、予想を遥かに上回るタフなフィールドでした。
(今回の写真はBassmaster.comよりお借りしています)
巨大な捕食者たちの影に怯え、湯だったオックスボーに潜むバス・・・。
しかし炎天下の水温32℃のシャローでは、喰い気など立つはずもありません。
多くの選手たちは、バテ切った魚になんとか口を使わせるのに手を焼いていたと思います。
そんなキーパーぎりぎりの魚を掻き集めるのにも苦労する状況で、私は初日1フィッシュ。
ところが上位の中には、メインリバーの流れの中にビッグフィッシュのチャンスをとらえていた選手たちがいました。
その一人こそが2日目のパートナー、地元シュリーブポートの凄腕ロコ「マーヴィン・エトレージ」選手だったのです。
片道切符のビッグ・チャレンジ
ところで今回のトーナメントウォーターは、”ロック”と呼ばれる堰で隔たれたプール3,4,5の3区間で行われました。
しかし釣果の中心はラウンチサイトのあるプール5で、多くの選手がここに集結。
移動が少なく釣りをする時間が多くとれるため、ここで何とか5本を絞り出すというのが最もメジャーな戦略だったように思います。
けれども中には、下流に位置するプール4にチャンスを見出していた選手たちもいました。
後になって知った事ですが、特にメインリバー絡みでビッグフィッシュがぽろぽろ釣れていたとの事・・・。
しかしタイミングを当てるのが難しく、それだけでリミットメイクするのは至難の業という状況でした。
(ちなみにプール3はさらに遠く、それに見合うだけの釣果を得られた選手はいなかったようです)
しかもプール4まではかなり距離があり、ロックも通過するため膨大な移動時間が掛かる事になります。
場所にもよりますが、そのロスタイムは往復3時間ほどに上る事も・・・。
実釣時間が半減とまでは言わないまでも、もし空振りすれば戻ってリカバリーするチャンスはありません。
片道切符の危険な賭けを冒すか否か?選手たちは、戦略上の大きな選択を迫られていたのです。
日本人コアングラー大歓迎!?
そして2日目のパートナーのマーヴィン選手は、そのビッグ・チャレンジを決めた1人でした。
しかし朝イチからロングランを告げられた時、同時に意外な言葉を聞くことになりました。
何といきなり、「あなたはコアングラーとして非常に素晴らしい」・・・と言われたのです。
まだ釣りも何もしていないのに、一体何を言い出すのか!?と驚いていると、「体重は?」と聞かれます。
60kgと答えると、「ほらね、やっぱりだいぶ軽い。下手したら倍くらいあるアメリカ人いるからね」と(爆)。
これくらい差があると、ロングランではボートのスピードにかなりの違いが出るという事でしたwww
近年はBassmasterトーナメントに多くの日本人が参加するようになり、本大会では実に10人近く。
アメリカ人の手で作り上げた大会に、たくさんの外国人が参加するのは嫌がられるのでは?と心配していましたが・・・。
少なくともコアングラー(ノンボーター)に関しては、逆に歓迎するという声を頂けてホッとしました。
(北さんは、オールド・チャンピオンを駆る古豪とタッグを組んだそうです。。。)
そんなわけで、一路目指したイチかバチかのプール4。
次回はそこで目撃した、驚きのゲームメイクについて書いてみたいと思います。
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コメント
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2018年 6月 20日
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