アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] エリート第7戦、歴史的快挙達成!!その裏に輝く日本人選手の活躍

まさかのレジェンドの活躍に、衝撃が走った第7戦。
未知のビッグレイクで、史上初の快挙達成!!
以外にもその裏には、日本人選手の活躍がありました・・・。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

未知のビッグレイク”オアヒ”

(今回の画像は、Bassmaster.comよりお借りしております)

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて少し遅くなってしまいましたが、先週末開催された2018バスマスターELITEについて書いてみたいと思います。
第7戦の舞台は、サウスダコタ州は未知のビッグレイク・”Oahe(オアヒ)!!

オアヒ???と疑問に思った方は多いかと思いますが、私も初めて耳にしました。
それもそのはず、なんとアマケンさんによればBassmaster戦初開催とのこと。
それでいてアメリカ最大の人造湖(面積1500㎢超)という未知のビッグ・ドラゴンに、2週連続開催となるツアーが殴り込んだ形です!!

 

レジェンドの奮闘

手つかずのスモールマウスレイクと噂されたレイクオアヒ、展開はやはりオフショア戦に・・・。
フィネスを得意とする若手勢が、スピニングを駆使して軒並み上位に顔を出します。

しかそんな状況の中、まさかのオール・ベイトタックルで初日トップに立った1人の大ベテランがいました。
クラシック制覇、BASSMASTER通算5勝の生きる伝説、デビッド・フリッツその人です!!

どうも電波が悪かったようで(?)、残念ながらその勇姿をLIVE映像で見ることは出来ませんでしたが・・・。
60歳を超えてもなお、エリートの最前線でトップウェイトを叩き出す姿には脱帽するしかありません。

しかも膝の調子が悪い(?)のか、キャスティングシートに座った状態でのファイトには正直ショックを受けました・・・。
その上魚探は旧式で、エレキも普通のフォルトレックスと来たら、もはや人知を超えた神通力で釣っているとしか思えない凄まじさ。
ハイテク全盛の現代バスフィッシングシーンに、一石を投じるような衝撃的な活躍だったのではないでしょうか。

(メインはヘビキャロだったっぽいですね。。。)

 

黒人選手2連勝の衝撃

しかし結果としては奮闘及ばず、3日目にウェイトを落として決勝進出はなりませんでした・・・。
替わって試合を制したのは、エリート参戦2年目の若きマーク・ダニエルズJrでした!!

多くの方にとっては「・・・誰???」という感じかもしれません(私も)が、この勝利には実は大きな意味があるそうです。
それは初優勝を果たしたダニエルズ選手が、エリート史上2人目の黒人選手だという事。
つまり先週の第6戦を制したイッシュ・モンロー選手に続き、初の黒人選手の2連勝という歴史的快挙を成し遂げたのです!!

我々日本人は普段あまり気にする機会が多くないと思いますが、米国バストーナメント界には厳然とした人種の壁が存在するそうです。
確かに私が参加したオープン戦でも出場選手はほぼ白人で、黒人の方は日本人より少ないくらいでした。
バスフィッシングは、「南部・白人層のたしなみ」として歴史を紡いできたのです。

しかしこの流れを切り替えてきたのは、実は他でもない日本人選手の活躍だったというのです。
’93年のケンタッキーレイク戦で、非白人選手として初めての優勝を果たしたのが田辺哲男プロ。
オール・白人の米国トーナメントに体当たりして、その高い壁を突き崩したというのはまさに偉業としか言いようがありません。

そして田辺プロが開いた突破口に、ご存知のように多くの日本人選手が続いていったわけです。
それは大森プロのクラシック制覇という快挙に結実し、バスフィッシングは南部白人だけのスポーツという殻を破っていった・・・。
その大きな時代の流れが、今回のメモリアルな勝利に繋がったのではないか言う事でした。

そんな記憶に残る結末で、タフな2連戦を終えた2018エリートシリーズ。
混戦のタイトル争いも、これでいよいよ終盤へと加速していきます。

(深江真一プロは、今回殊勲の18位フィニッシュ!)

日本人選手の暫定ランキングは大森プロ34位、深江プロ40位、そして清水プロ99位

次戦は7/26-29、夏のチェサピーク・ベイの熱戦に期待しましょう!!

 

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