25Feb
ミドストを始めてみたいけれど、色々あり過ぎて分からない!
フラッシングミドスト?名古屋釣法?一体何がどう違う?
混乱しやすいミドストを、タイプ別に整理します。。。
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実はミドストは幅広い
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さてセントラルオープン等の特集でだいぶ時間が空いてしまいましたが・・・。
今回は最近取り組んでいるミドストの、特集2回目を書いてみたいと思います。
ミドストについてはド初心者な私ですので、色々と自分が勉強した足跡をシェアしていきたいと思っているのですが・・・。
調べれば調べるほど、ミドストというテクニックには膨大な種類がある事が判明してきました(汗)。
というわけで今回はまずワームやフックの選び方に行く前に、ミドストの体系についてまとめてみたいと思います。
(私も色々と見聞きしながらの状態ですので、補足や間違い等ありましたら指摘いただけると嬉しいです)
(でも本当、冬でも釣れる強烈なテクニックだと実感しております。。。)
「何を」使うか
さてまず一つ目は、どんなリグをミドストさせるかという「ルアー&リグ」が非常に多彩です。
おそらく最も一般的なのはジグヘッドリグではないかと思いますが、実は下記のように、ほとんどありとあらゆるリグでミドストが可能なようです。
・ジグヘッドリグ
・ネコリグ
・ダウンショットリグ(「ヒュンヒュン」がこれに当たる?)
・パンチショットリグ
・ウェイテッドリグ(流行りの「スタスト」等)
・スモラバ
・ラバージグ(ジグスト)
・ジグヘッドワッキー
こうしてみるとミドストとは、ワーム系のソフトルアーを中層で泳がせるテクニック全般を指すのだという事が出来るでしょう。
そして各リグにはそれぞれのメリット・デメリットがあるようですが、一つづつ書き始めると恐ろしい分量になるので今回は省略したいと思います。
(あ、でもグリマーっていうプラグもありましたね・・・汗)
「どこを」泳がせるか
そして次に、どの層を泳がせるかという「レンジ」の区別が出てきます。
ミッドストローリングなんだから中層に決まってるでしょ!?と突っ込まれそうですが、類似のテクニックに「ボトスト(ボトムストローリング)」や「サーフェスストローリング」といったものも存在します。
これはそれぞれ底付近、そして表層付近を泳がせるという意味でミドストと区別されているようですが、本質的には同じテクニックだと思います。
(色々名前がついているので混乱してしまいがちですが・・・。)
つまり早い話が、スピナーベイトを引く時に表層を引く(ガーグリング)か、普通に中層を巻いてくるか、あるいはボトムすれすれをスローローリングしてくるか、といったレンジコントロールの違いだけという事ではないでしょうか。
「どう」アクションさせるか
そして最後にアクションのさせ方ですが、これにも様々なバリエーションがあるようです。
例えばジグヘッドリグのミドストで有名な「フラッシングミドスト」ですが・・・。
これは規則的にラインをティップで弾くことで、ワームに一定の連続した「ロール」アクションを与えるようです。
そしてロールした際のフラッシングでバスを下のレンジのバスにアピールすることから、こう呼ばれるのだと思われます。
(弱い水押しで、視覚で訴えるジャークベイト的な動きと例えられるでしょうか)
(実際に動画で見て頂くと分かりやすいかと・・・)
では、ミドストとはロールアクションで魚を誘うテクニックなのか?と言えばそうとは限りません。
例えばデスアダーをロールさせて使う場合はジグヘッドを縦刺しにしますが、これをあえて横刺しにするのもアリなのだとか・・・。
これだとロールではなくテールを「上下」にパタパタと振る動きが出るわけで、ある意味縦方向の「ウォブル」と表現することも出来ると思います。
(これは普通の縦刺し。パタパタと横倒しになるようにロールします)
クロー系ワームを組み合わせたジグストでも同様の動きとなり、フラッシングミドストとは一転してかなり水押しの強いアクションになると言えるでしょう。
これなどはある意味で、波動の強いクランクベイトのような動きと表現することも出来るのではないでしょうか。
(ネコリグやジグヘッドワッキーを、ローピッチで大きなロッドストロークでぐねぐね動かすのもやや似た種類の動きかなと思います)
またスモラバやストレートワームなどを、細かく「シェイキング」して震わせながら引いてくるというテクニックも存在するようです。
これはリグの違いというより与えているアクションの違いで、物がジグヘッドだろうとネコリグだろうと、ロッドワーク次第でこうした動きにすることも出来ると思われます。
イメージとしてはワームを枝に吊るしてぷるぷるシェイクするのを、横に泳がせながらやる・・・といった感じでしょうか。
そしてここまでは比較的ロッドアクションをダイレクトにワームに伝える方法でしたが、ラインを張らずに「ラインスラックの緩急」だけで泳がせてくるテクニックもあるとの事です。
それでワームがちゃんとアクションするのか?と思われるかもしれませんが、逆にほとんど動かさずにふわふわと漂わせるのが非常に効くこともあるのだとか。
これなどはある意味で、i字形ルアーのアクションに近いと表現できるのではないかと思います。
(定番なのはスタッド5インチらしいですが、こういうのが“名古屋釣法”にあたるのでしょうかね?)
「ミドスト」という小宇宙
というわけであまりの色々な種類や流派に、書きながら頭が混乱しそうになってますが・・・(苦笑)。
ミドストはある時はジャークベイトになり、ある時はクランクになり、またある時はi字形ルアーになり・・・という風に、膨大なバリエーションのあるテクニックだという事をまず理解しておくことが重要だと思います。
なぜならこの前提を知っておかないと、「ミドストに適したワームは?」のような問いに対する答えがバラバラになってしまうからです。
(フラッシングミドスト用のワームと、名古屋釣法向きのワームでは全然違ってくるでしょうから。。。)
というわけで長々と書いてしまいましたが、話を進めていく上でどうしても外せないのでここで一度まとめさせて頂きました。
次回こそは具体的な話を、まずは「ジグヘッドリグ」の「フラッシングミドスト」について書いていきたいと思います。
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コメント
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2019年 3月 02日
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2019年 3月 11日
『ワームもシェイクしたらよく釣れる。だからクランクもただ巻くだけじゃなくシェイク(ロッドワーク)する』
と、僕がその実力を絶対的に信頼しているとあるバスプロが言った言葉があります。
ミドストも個人的には
ただ中層を巻いてくるよりかはシェイクしてアクション加えた方が釣れる
ぐらいの認識です(少なくともフラッシングミドスト系統は)
細かく考えすぎるとそれこそ小宇宙ですからね。
フラッシングミドストはもちろんジグスト、スタスト、ミノスト、ボトスト等
昨今ミドストの派生型と言われるほぼ全ての釣りがそうだと考えてます。
この辺に関しては異論がある人多いかもしれませんが
まとめて言うとミドストってこうだよねってことです。
ただ、元祖ミドストは考え方が違い……
というか全く逆で
『動かさない為にシェイクする』んです。
意外とそのキーワードが記事の中で出てきてるので
もうすでに見えているのかもしれませんがね……
もともとは名古屋釣法の派生?として生まれたミドストですから
元祖ミドストは名古屋釣法の考え方が強く出ています。
『ワームは動かさない時の方が一番釣れる』
上記と全く逆の意見を言うバスプロもいます。
そしてこれは名古屋釣法にも流れている考え方です。
かなり良いところまできてるみたいですので
あとは自分なりの確固たる答えが導き出せたら
ミドスト免許皆伝ですね↑
いつも詳しくありがとうございます!
『動かさない為にシェイクする』・・・それが極意なんですね!!
少しづつ輪郭が見え始めて来た気がするので、もっと修行を積んでいきたいと思います(^^♪