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:[D] 隠れた名作トレブルフック、”カマキリ84S”は万能か!?

ショートシャンクに○×ベンドと、市場にあふれる多くのフック。
しかし意外にも、“ド真ん中”を行くスタンダードがなかなか無い!?
これさえあればとりあえずOK!な、隠れた名作トレブルを紹介します。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

RCカマキリの弱点

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて当サイトでは、これまで様々なフックについてレポートして参りましたが・・・。
ここ最近、メイントレブルフックに昇格しそうな新たな逸品を発見してしまいました。
それがイチカワフィッシングからリリースされている、カマキリトレブル84Sです。

イチカワといえば”釣りの神様”リック・クランお墨付きの、「カマキリトレブル」が一番有名でしょう。
私がこのメーカーのフックを使い出したのも、まさにこのモデルからでした。
それまでガマカツのワイヤーが一番好きだったのですが、硬さとしなやかさのバランスに優れるイチカワのワイヤーの魅力にこの時気付かされたのです。

しかし私のメイン・トレブルフックは、それ以後もずっとガマカツでした。
トレブルSP-MRB-Mショートシャンク
なぜならカマキリのワイヤーは良かったものの、太さ(重さ)と形状が気に入っていなかったからです。

(サスペンドジャークベイトにつけたりすると、沈んじゃったりするんですよね。。。)

 

ありそうで無かった”ド真ん中”のデザイン

しかしそんなある日、ラインナップにカマキリトレブル84Sというモデルがしれっと追加されていたことに気付きます。
RCカマキリシリーズにはショートシャンクや中軸のライトモデルなど、派生商品が出ていたのは知っていたのですが・・・。
この84Sというフックは、既存のカマキリシリーズとは全く異なる形状が採用されていたのです。

(RCカマキリは、この外向きのポイントが苦手なんですよね。。。)

それがいったいどんなデザインだったのかというと、中軸・ミドルシャンクラウンドベンド
簡単に一言で言ってしまえば、これ以上不可能なくらい完全に普通のトレブルフックだったのです。
前衛的なフックデザインで市場に切り込んできたイチカワの新作としては、あまりにも地味で逆に驚かされました。

さて、では具体的にカマキリ84Sの#8を他のトレブルと比べてみましょう。
比較対象は、私がメイントレブルにしているトレブルSP-M,RB-Mショートシャンク(SS),そしてノーマルのRB-Mです。
(いずれもガマカツ)
まずはシャンクに注目してみますと、RB-Mだけが突出して長く、他はほぼ横並びである事が見て取れます。

▼シャンクの長さ
RB-M > RB-M SS = SP-M = 84S

次にゲイプを比べてみると、84Sだけ明らかに幅が狭い事が分かります。
RB-M SSとSP-Mはほぼ同じで、RB-Mがわずかに狭いデザインとなっています。

▼ゲイプの幅
RB-M SS = SP-M ≧ RB-M > 84S

という事でまとめてみますと、

・トレブルRB-M → ロングシャンク・ナローゲイプ
・トレブルRB-M SS → ショートシャンク・ワイドゲイプ
・トレブルSP-M → ショートシャンク・ワイドゲイプ
・カマキリ84S → ミドルシャンク・ミドルゲイプ

と表現することが出来るのではないかと思います。
(ロングとかショートとかは厳密な基準が無いので個人的な感覚になってしまいますが汗)

ちなみにカマキリ84Sもシャンクの長さはSP-M等と一緒だったのに、なぜミドルシャンクなの?と思われるかもしれません。
なぜかと言うとゲイプも狭いので、シャンクとゲイプの”としてはミドルくらいになるという考え方です。
つまりフック全体のデザインとして、カマキリ84Sはガマカツより0.5番手くらい小さめに作られているという感じです。
いずれにせよカマキリ84Sは「中軸・ミドルシャンク・ミドルゲイプ」という、ありそうでなかったド真ん中のトレブルフックだと思うのです。

(各フック#8の参考自重です。。。)

※とはいえガマカツ、イチカワ以外なら存在するのですが、私はこの2社のワイヤーが気に入っておりまして・・・。
ワームは素材が大切!・・・では無いですが、形状よりもまず硬さ折れにくさ・安定性などワイヤーの品質を考えると、この2社のフックは突出しているように感じます。
(ただしこれには個人的な好みもあって、オーナー等の柔らかめのワイヤーを好む方もいらっしゃいます)

 

オールマイティな新定番

では一体カマキリ84Sの何が良いかと言うと、「どこにも弱点が無い」事ではないかと思います。
例えばRB-Mピアストレブルなどのロングシャンクは、エントリーアングルが鋭角なので貫通力に優れるというメリットがあります。
しかしフックの慣性が大きく、ルアーの動きに悪影響を与えやすいのであまり好きでないクランカーも少なくないでしょう。

(ロングディスタンスでアプローチする時や、動きの大きなルアーだと割と良いと思うのですが・・・)

ですから私もそうですが、トレブルSP-MRB-M SSなどのショートシャンク系フックを好むプラッガーは多いと思います。
これだとルアーが良く泳ぐようになりますし、ショートバイトに対する初期掛かりもだいぶ良くなると感じるからです。
しかしその一方で、やはり貫通力では劣るというデメリットは避けられませんでした。

このようにショートシャンク・ロングシャンク共に、一長一短があるのはどうしても仕方のないところです。
そんな中でカマキリ84Sを使ってみた感想は、とにかくもう「ちょうど良い」
貫通力、初期掛かり、ルアーアクション・・・どれをとっても大きな不満の出ない、絶妙に適度なバランスが取れていると感じたのです。

(一目見るだけで”中間的”ですよねwww)

もちろんこれは他のフックが要らなくなるという意味ではなく、状況やルアーに応じて(特にショートシャンクは)使い分けが必要だと考えています。
しかしまず一番最初に、とりあえずこれをつけておけば間違いない・・・.
そんなオールマイティなド定番フックという立ち位置に躍り出るポテンシャルを、カマキリ84Sは秘めていると思うのです。

 

無念のラインナップ

そんなわけで万能トレブル”カマキリ84Sは、新たなメインフックに昇格!・・・と言いたいところなのですが・・・。
実はこのフック、なぜか#12,#10,#8,#6の4番手しかサイズ展開が無いという不思議なラインナップになっています(泣)。

(©ichikawa fishing

これ以上は同じくラウンドベンドのカマキリ84Xを使ってね!という事かもしれませんが、こちらは中太軸(RCカマキリと同じくらいのMH軸)で自重が重いんですよね・・・。
これはこれで良いフックだと思うのですが(また改めて書くかもしれません)、やはり基本となる中軸フックは絶対に必要ではないでしょうか。
というわけでイチカワさん、とりあえず#4,#5,#7あたりはぜひぜひ追加して下さい!!

(北さんプロデュースのワンエイトも、標準装備は84Xでしたね・・・)

というわけで、どんなルアー・状況にもオールマイティで非常に使いやすいカマキリトレブル84S
トレブルフック選びに迷ったら、とりあえずこれをつけておけば間違いない!というスタンダードフックと言えるでしょう。
入り数が多く価格も手頃で、むしろこちらを同社のメイン・トレブルとして推したら良いのでは!?と思う位の隠れた銘品と感じました。

(©ichikawa fishing)

斬新なフックデザインで市場に切り込んできたイチカワフィッシングが、ここに来てこんな(マーケティング的に)地味~なモデルを出すとは正直意外でしたが・・・。
この手のスタンダード・フックをしっかりラインナップするあたり、逆にメーカーとしての「ホンモノ」感を感じてしまった次第です。
たぶん売れ筋にはなっていない(苦笑)と思うので、廃盤を防ぐためにもぜひ皆さん購入してみて下さいwww
(入手しにくいと思いますので、通販↓で探されるのがお勧めです。結構安い!)

 

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    • ニゴイ3号
    • 2019年 10月 08日

    関係のないコメントで申し訳ないんですが、バンタムのマイクロキャストスプールの浅溝、入手しました。入れ替えたんですが、回転時にやはり音はなるものなんでしょうか?シャリシャリなるんですけど、なにかおかしいんですかね…初めて純正以外のパーツを使ったのでイマイチわからないんですよね。

    • おお、入手されましたか!
      私もたまに鳴る個体があると感じていまして、メーカーさんに相談してみると良いかもしれません(^^♪

        • ニゴイ3号
        • 2019年 10月 11日

        そうしてみます!レスポンスが良すぎて水面叩きまくりの予感しかしないです…
        今週末は台風のことしか考えられませんが、釣りいけるようになりましたらまた報告したいと思います!とりあえず頑張って生き抜きます!

        • 最初はあまりのフィーリングの違いに驚くかもしれませんが、慣れると病みつきになると思いますよ(^^♪
          ともあれご無事で・・・!!

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