28Nov
FLWを買収し、盤石の体制を整えたかに見えたMLF。
しかしファーストシーズンで、スター選手がまさかの離脱!?
暗雲立ち込めるバスプロツアー、エリートの逆襲が始まります!!
※トップ画像はBASSMATER.comより
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B.パラニューク&G.スウィンドル、まさかのエリート復帰!!
皆さんおはようございます、DeeeP STREAMのKenD(けんでぃ)です。
今朝はBlack Fridayセールに沸くアメリカから、さらなる激アツ情報が飛び込んできました。
何とブランドン・パラニュークとジェラルド・スウィンドルの両選手が、来シーズンBassmasterエリートに復帰するというのです!!
Former Bassmaster Elite anglers, @GeraldSwindle and @BrandonPalaniuk will be back on the Elite Series in 2020. They have qualified via the Legends Exemption.#Bassmaster #BASSElitehttps://t.co/83BRdaIWQ9
— Bassmaster (@bassmaster) November 27, 2019
エリートの主力選手をごっそりと引き抜き、今年から鳴り物入りでスタートした新シリーズ“バスプロツアー(BPT)”。
未来型のトーナメントとして大きな期待を受け、先日はFLWの買収まで高らかにアナウンスされました。
破竹の勢いで、一時はB.A.S.S.を一気に追い越すトップツアーになるかと思われましたが・・・。
早くもファーストシーズン終了後に離脱選手を出すという、暗雲立ち込める展開となりました。
疑問なのはなぜこうした動きになっているかという点ですが、一説にはBPTの人気が期待したほど上がっていないのだそうです。
1lb以上の魚を無制限に全てカウントする方式には、「常に魚が釣れている映像を視聴者に見せられる」という利点があるらしいのですが・・・。
逆にビッグフィッシュでのスコアメイクを見たいコアなトーナメントファンからは、数釣り合戦になっていると不評を買っていると複数の情報筋から聞いています。
今年1年両方のトーナメントをフォローしてきましたが、個人的には「今のBPTフォーマットは面白くない」というのが率直な感想でした。
これは価値観の問題なので絶対の正解は無いと思うのですが、5尾で19kg釣るよりも、25cmのバス(大体1lbと仮定)を50尾釣った方が勝つというのは正直どうなのだろうと思ってしまいます。
日本国内では賛同して下さる声が比較的多いと感じているのですが、やはり多くのアメリカ人アングラーもそう考えているのだろうなと思った次第です。
(手前味噌な話でホント恐縮ですが、やっぱりビッグバスに感動したいじゃないですかw)
ですからバスプロツアーは、比較的ライトなアングラー(と言っては失礼かもしれませんが)には好評なのかもしれませんが。。。
自分自身もローカルトーナメントに出てしまうような、バスフィッシングに大量のお金を使うコア・アングラーの支持を失ってしまったようなのです。
そしてこれを憂慮したスポンサー企業が、少なからず今季限りでMLFから離れてしまうという事情が舞台裏にあるのだそうです。
(ロングテール狙いというか、お客さんの数より質という事でしょうかね。。。)
「あれ、BPTって3年契約じゃなかったの?」と思われるかもしれませんが、どうも違約金を払えば契約を解消できる模様。
そしてパラニュークとスウィンドルはどちらもエリートでAOYを獲っているので、レジェンド枠で復帰が叶ったのだそうです。
そんなのアリかよといった予想外過ぎる展開ですが(笑)、何としてもスター選手を取り戻したいB.A.S.S.の本気度が窺えると言えるでしょう。
というわけで激しいストーブリーグという形で、新たな全面戦争に突入したB.A.S.S.とMLF。
一体どちらが次の時代の覇権を握るのか、予断を許さない緊迫した情勢となってきました。
ともあれ我々日本のファンとしては、伊藤巧選手や宮崎友輔選手が、パラニュークやスウィンドル達と夢の競演を果たす試合を楽しみに待ちたいと思います。
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