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:[速報] B.A.S.S. vs MLF – 加熱する米国バストーナメント戦線の”異変”

“バスプロツアー”を主宰するMLFが、何とFLWを買収
風雲急を告げる衝撃ニュースは、戦国時代の幕開けか!?
激動のトーナメントシーン、2強が正面からぶつかり合います!!

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MLF、FLWを買収!!

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて昨日、衝撃のニュースが海の向こうから飛び込んできました。
“バスプロツアー(BPT)”を主宰するトーナメント団体メジャーリーグフィッシング(MLF)」が、何とFLWを電撃買収したというのです!!

(©MLF)

Major League Fishing To Acquire Fishing League Worldwide

FLWは90年代に誕生した新興のバストーナメント団体で、老舗のB.A.S.S.と覇を競い合ってきました。
ウォルマートなどの大型スポンサーを抱え、2000年代には賞金100万ドル(約1億1000万円)を打ち出すなど栄華を極めたものです。
日本の深江真一選手が参戦初年度でAOYを獲得したり、並木敏成選手が挑戦した事でも知られているのではないでしょうか。

(©FLW)

FLWが優勝賞金100万ドルのトーナメント開催を発表

しかし紆余曲折を経てメインスポンサーを失ってからは、FLWは苦難の道を歩み続ける事になります。
有力な選手が次々とB.A.S.S.に流出し、事実上の2部リーグ化しているとの指摘もありました。
(つまりBASSMASTERエリートがトップシリーズなら、2軍のような存在という意味)
それが正鵠を射ているかどうかは別として、往時の勢いを失っている事は誰の目にも明らかだったと思います。

そんな「B.A.S.S.一強時代」のさなかに、新たな大型ツアーバスプロツアーが立ち上がるという歴史的な事件が発生します。
この野心的な一大クーデターは、有力選手を根こそぎ移籍させるという一応の成功をみましたが・・・。
バスマスター・オープンのような下部リーグを持たないMLFが、今後どのようにしてトーナメントのエコシステムを構築していくのかが注目されていたのです。

 
(©MLF 下部リーグが無ければ、新規のBPT昇格選手を選抜することが出来ませんからね・・・)

これについては諸説飛び交っていましたが、もしかしたらFLWがMLFに吸収されてしまうかも?なんて憶測を私も以前書いておりました。
すでにCOSTAシリーズという下部リーグ(バスマスターOPENと同様の試合)が整備されているFLWを買収すれば、労せずして全米に手を拡げる事が出来るからです。
しかしまさか本当に実現してしまうとは・・・米国バストーナメントシーンのダイナミックさには、ただただ驚かされるばかりです。

(©FLW 今季はノーザン、セントラル、ウエスタン、サウスイースタン、サウスウエスタンの5地区で開催されていた模様。ウエスタンがあるのは日本人には朗報?)

これによってトップシリーズであるFLWツアーが、来期からBPTに近いルールに改められることがアナウンスされました。
名前もFLWプロサーキットと改称され、2021年の年間ランキング上位12名にはバスプロツアー(BPT)への昇格権が付与されるとの情報もあります。
という事は2021年以降のトップトーナメントはBPTに一本化され、FLWはMLFに吸収されていくという予想も十分成り立つのではないでしょうか。

 

B.A.S.S. 対 MLFの全面戦争

今回のFLW買収劇によって、米国バストーナメントシーンはB.A.S.S.MLF2強による全面戦争の様相を帯びてきました。
多くの日本人選手がアメリカに挑戦している昨今、その行く末がどうなるかは私たちとしても非常に気になるところですが・・・。
2019シーズンも終わりに差し掛かった今、実は当初予想されていたようなMLFの快進撃は続かないのではないか?という気がしてきています。

(©MLF)

KVDエドウィン・エバース、アーロン・マーテンス、スキート・リースといったスーパースターたちはもとより、ジョーダン・リー、ブランドン・パラニューク、ジェイコブ・ウィーラーといった若手のホープまでほとんど全員移籍を果たしたBPT。
当初は選手の空洞化によりBASSMASTERエリートは死に体になるのでは?という憶測も流れていたかと思いますが・・・。
予想よりもバスプロツアーの人気は沸騰せず、逆にエリートの集客は心配されたほど減少していないというのです。

(©Bassmaster アメリカ在住の複数のアングラーより情報を聞いています)

原因はいくつかあるとは思うのですが、個人的には今シーズンの開幕戦が最も象徴的だったように思います。
バスプロツアーでは1lbフィッシュの殴り合いが展開され、トップは予選・決勝共に30尾前後という乱打戦になりました。
もちろんその中にビッグフィッシュ「も」混ぜないと勝てないわけですが、見たことも無い数釣り合戦を前に呆然とした方も少なくないのではないでしょうか。

(©MLR イッシュ・モンローはナイスなビッグフィッシュ釣ってたんですけどね・・・)

一方で同じフロリダで開催されたエリートでは、“釣りの神様”リック・クラン最年長優勝記録を更新する歴史的勝利をおさめます。
中でも象徴的だったのは、優勝を決定づけた10lbオーバーのモンスターフィッシュ!!
ゲーターテイル、スピナーベイト、1ozバイブレーション・・・「これこそがバスフィッシングだ!」と快哉を叫んだアングラーは多かったことでしょう。
今季“Big Bass. Big Stage. Big Dreams.”をスローガンに掲げるB.A.S.S.を、見事なほどに体現する優勝劇だったと思います。

(©Bassmaster)

誤解の無いように言っておきますと、BPTが採用した数々の斬新なレギュレーションは非常に評価できるものだと考えています。
特に魚をキープしないウェイ&リリース方式など、未来的なフォーマットと言って差し支えないと思うのですが・・・。
ノーリミット制がもたらす大量ウェイインは、数釣り合戦の印象をぬぐい切れないというのが率直な感想だったのです。

(©MLF)

これはもはや価値観の世界になってしまうので、正しいとか間違っているといった問題ではなくなってしまうのですが・・・。
正直言って個人的には、10匹の1lbフィッシュ(≒450g,30cmくらいのバス)より、1尾の10lbオーバー(≒4500g,ロクマルover)に心が震えます。
もちろんそうしたビッグフィッシュを、しかもたくさん釣ったらさらに凄いという数釣りの要素も確かにあるわけですが・・・。
そうして長年かけて数と型のバランスを取っていった結果、今の5尾リミットという所に落ち着いたのではないでしょうか。

尊敬する大森選手深江選手が出場しているBPTは、もちろん確かに魅力的なトーナメントです。
しかし私が古い感覚から抜けきれないせいなのかもしれませんが、1lbフィッシュの乱打戦を見るのは正直ちょっと辛い・・・。
最初は見ているうちに慣れるかなと思ったのですが、やはりオーソドックスな5尾リミットの方に魅力を感じてしまう次第です。
その意味でBPTも5尾リミットにするか、あるいはキーパーサイズ(スコアラブルサイズ)を2lbくらいに上げるといった改革をして頂けないかと切に願っています。

(©MLF)

MLFが思ったよりも盛り上がらず、そしてB.A.S.S.が健闘しているのは多くのアメリカ人アングラーも同じように感じているからかもしれません。
来シーズンは待望の伊藤巧選手もエリートに昇格する事ですし、ぜひ宮崎友輔選手と共に応援していきたいところ。
そんなわけで個人的には、2020シーズンはエリートをメインにウォッチしていくことになるかなと感じています。
いずれにせよますます過熱する米国バストーナメントシーンから、来年も目が離せそうにありません。

(©BASSMASTER)

 

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  1. 2019年 10月 28日

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