22Jan
釣り用として標準化しつつある、“タングステン”製ウェイト。
しかしその種類によって、実は全然別物だった!?
鉛シンカーとの違いを、もう一度おさらいし直します。。。
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タングステンウェイトは2種類ある
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
今やシンカーの素材として、標準的となった“タングステン”ですが・・・。
釣り用としては、“樹脂タングステン“と“焼結タングステン“の2種類がある事をご存知でしょうか?
(ジグヘッド等に用いられているのは、多くは樹脂タングステンです。。。)
実は私、数年前までこの2つの違いをあまり意識していませんでした(汗)。
単純に「鉛より比重が高いので同じ重さでも小さくできる」と思い込んでいたのですが・・・。
色々調べているうちに、その具体的な数値を知って驚きました。
樹脂タングステンというのは粉末状のタングステンをナイロンで成型したもので、釣り用では比重13前後(配合比率によって変わる)
純度の高い鉛であれば比重は11程度で、樹脂タングステンと大差ない。
焼結金属タングステン製のシンカーは比重が18以上で圧倒的に高い
高比重を謳う樹脂タングステンのジグ等のヘッドが、そんなに小さくないような気が以前からしていたのですが・・・。
確かに11と13では、どうりでそこまで大差ないはずだと納得しました。
ですから他の方々も指摘されているように、ECOという以外のメリットはあまり無さそうに思います。
焼結タングステンのメリット
ではかなり比重の高い焼結タングステンならメリットがあるのか?というと、これはかなりあると感じています。
特に1/2ozより上くらいのヘビーウェイトになると、シンカーやヘッドがかなり巨大になってしまいますので・・・。
鉛だとカバーの抜けが極端に悪くなり、スタックしてしまいがちだと感じています。
ですからパンチングで使うような1oz以上のシンカーは、コンパクトな焼結タングステン一択だと考えています。
またジグ系のヘッドにおいても、“フットボールヘッドTG(リューギ)”でその効果を実感できました。
同ウェイトでも明らかにフォールが速く、スピードが必要な秋以降に活躍してくれたのです。
それでいてヘッドがコンパクトなので、根掛かりも少なくテンポよく撃っていけるというわけです。
(これ本当に優秀な製品だと思うのですが、最近全然売って無くて・・・汗)
というわけで、似ているようで全然違う“樹脂タングステン”と“焼結タングステン”。
鉛とともに使い分けて、釣果UPに繋げていければなぁと考えています。
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コメント
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鉛と樹脂タングステンが大差ないと仰いますが、比重が2も違うのはものすごい差だと思うのですけどね。
コメントありがとうございます!
確かに比重の2は大きな違いと言えるかもしれませんね・・・(;^ω^)
元々の素材の比重の差が頭にあったので、意外と違わないなと感じてしまったのですが。