アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[USチャレンジ.18] 暗い海を見つめながら

全ての準備を整えて、いよいよ臨むバスマスターOPEN
しかしシーズンインを前にして、思いもよらない異変が?
暗い海を見つめながら、手探りで可能性を探します。。。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

暗雲

皆さんこんにちは、海の見える街(妻の実家)に帰省中のKenD(けんでぃ)です。
2021年も押し迫って来た本日、灯台の立つ岬で暗い海を見つめながら・・・。
本年最後の投稿として、来季のUSチャレンジについてご報告したいと思います。

さて‘BASSMASTERセントラルオープンに出るため、色々と準備を進めてきたわけですが・・・。
いざ’22シーズンにエントリーする段になって、大きな問題が浮上してきました。
何と来季の出場希望者が殺到し、ウェイティング(キャンセル待ちの状態)となってしまったのです。

実は昨年~今年度にかけては、コロナの影響でトーナメントの参加者数が減少していました。
ですからエントリーすればほぼ出場できたそうなのですが、今年の後半くらいからアメリカの景気が急回復
空前のアウトドアブームの盛り上がりもあって、来季の希望者が急増したという事のようです。

(©B.A.S.S.)

以前からウェイティング自体はよくあったわけですが、今回は確認できているだけで百数十人(おそらく200人規模?)以上がウェイティング状態とのこと。
エリートプロ前年度の成績上位者スポンサー推薦枠などいくつかの優先権があるのですが、当然ながら私は何も持たない一人の外国人に過ぎません。
色々な方々に相談させて頂いたのですが、客観的に考えて出場はかなり困難と言わざるを得ないようです。

しかし家まで売ってここまでこぎ着けた手前、到底「運が悪い」で諦め切れるものではありません。
MLFへの転向も考えましたが、今年はそちらのエントリーも簡単では無さそうという情報もあり・・・。
ギリギリまで奇跡を信じて、OPENへのウェイティング待ちを続けることにしました。
最悪初戦に出られなくても、出場希望者が減る第2,3戦からでも出場しようと考えたのです。

(©B.A.S.S.初戦の成績が悪かった場合、年間ポイントを諦めて2戦以降を欠場する参加者が一定数いるらしい)

率直に言って、シーズンを通して出てみたかったというのが偽らざる本音です。
けれども人生と言うのは、いくら自分が頑張って準備をしようとも、どうにもならない事がしばしば起こるものだと思います。
だから理想と現実をすり合わせて、実現可能なカタチを柔軟に探っていかなくてはならない・・・と自分に言い聞かせています。

というわけで不本意ながらも、当初の予定とはトーナメントへの取り組み方を変えて行かないといけなさそうです。
状況は刻一刻と変わっていくことでしょうから、常にその時に合わせた選択肢を探し続ける必要があることでしょう。
ですから来季スケジュールは大きく変わる可能性がありますが、ボーターとして米国メジャー戦に挑戦するという夢は絶対に諦めることなく、出来る限りの可能性を模索していきたいと思います。

夜明けの来ない夜は無い、と信じて・・・。

それでは、2022年が良い年になるよう願っております。
皆様、どうぞ良いお年を。

2021年12月31日 KenD(けんでぃ)

 

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