アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[最新版] サスペンドプラグの浮力調整法

面倒で悩ましい、サスペンドプラグのチューニング法。
糸オモリや板オモリを利用した、伝統的な方法を始めとして・・・。
便利な新アイテムを利用した、調整のアップデート情報をシェアします。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

基本はフック+スプリットリング

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
前回の記事では、サスペンドプラグの”浮き加減”について書きましたが・・・。
今回はさらに具体的に、板オモリ等を使った調整法をアップデートしてみたいと思います。

(色々な厚さの製品が売られていますので、足したいウェイトに応じて選ぶと良いかと)

さて前回書いた通り、プラグの浮き具合と言うのは水温によって微妙に変わってしまいます。
ですから自宅のお風呂場で調整しても、フィールドではその通りに行かないのが普通。
つまり狙いの浮力を実現するために、現場調整が簡単にできることが大切だと考えています。

というわけでサスペンド調整の基本は、出来る限りフックスプリットリングで完結させるのが良いと思います。
国産インジェクションプラグは精度が高いので、サスペンドモデルなら大抵この範囲で調整できるでしょう。
逆に浮力が弱過ぎて、リングを#1くらいに落とさないといけなかったりして困る事はありますが・・・。

(この場合、奥の手としてフックをPEで繋ぐという手もあります。面倒ですが)

ちなみに普通のフックとリングの組み合わせだけでは、重さが足りなくて浮き過ぎてしまうこともあるでしょう。
そういう場合はフックアイに、1つ余分にリングをつけるというやり方もあります。
フロント側のベリーアイに付ければ、前後バランスも変わりにくいのでお勧めです。

 

それでも足りなければ板オモリ

しかし元々スローフローティングのモデルをサスペンドにする時など、フックとリングだけでは足りない場合もあります。
その場合は板オモリを腹側に貼って、少し重さを足してやると良いでしょう。
なおこの場合も若干スローフローティング気味に調整して、現場でリング等で微調整が出来るようにすると良いと思います。

ちなみに板オモリを貼る場合は、角を落として丸くしておくと剝がれにくくなります。
また貼る場所に関しては、ベリーアイ周辺に集中させるとバランスが変わりにくいです。
もちろんルアーにもよりますが、基本的に動きや姿勢に影響を与えたくない時は第一選択かと思います。

(これだと少し前かがみになります)

逆に前傾姿勢を強くして急速潜行させたいとか、あえてバランスを変える目的でも使えます。
例えばリップの下面に貼り付けると、少量のウェイトでもかなり大きく変化を付けられます。
あと剥がれるのを防止したければ、エッジに瞬間接着剤を一周垂らしてアルテコで固めると良いでしょう。

(ただし剥がしにくくなるので調整は出来なくなりますが・・・)

 

大きくウェイトを足す場合は糸オモリ

ところが完全なフローティングプラグをサスペンドにするとなると、大量の板オモリの貼り場に困る事があります。
例えばフラップスラップのようなフラットサイドクランクの場合、かなり前後の広範囲に貼らないと浮いてしまいます。
こうなるとかなりバランスが変わってしまいますので、泳ぎや姿勢への影響も小さくないと思います。

そこでこのように大きくウェイトを足す場合は、フロントフックの軸に糸オモリを巻くようにしています。
これはエドウィン・エバースが’16クラシックを制した際のセッティングがヒントなのですが、これだと確かに前後バランスを崩しにくいと思います。

(エバースは板オモリを巻いているように見えますが)

ちなみに1g弱くらいまでの調整なら1mm径、1.5gくらい足したければ1.5mm径を選ぶと良いでしょう。
瞬間接着剤で固めればほつれてくることも無いので、見た目とは裏腹にトラブルフリーな使用感です。

 

革新的アイテム”NLWアウターウェイト”

というわけでリングや板オモリ、糸オモリで基本的な調整は完了するわけですが・・・。
最近、これらの存在価値を脅かすアイディア商品の存在に気が付きました。
それがニシネオリジナルアウターウェイトで、これをリングに掛けるだけで調整が出来てしまうのです。

(©studiosora

具体的にはフックと一緒にベリーアイに共掛けして、必要な重さまでウェイトをカットしていくというやり方。
1個で約1.4gありますので、よほどの事がない限り十分な調整幅だと思います。
糸オモリだとフック交換のたびに巻き直す必要がありますが、そんな手間すら要らなくなるファイナル・ウェポンではないでしょうか。

(©studioSORA フッキングの妨げになるかもと心配したのですが、そういう事もありませんでした)

難点は割と売っている場所が限られることと、一袋に3個しか入っていないことくらいではないかなと・・・。
自身がサスペンド調整に悩み抜いた末に生まれた、まさに現場が生んだアイディア商品だなぁと感じ入りました。
というわけで大容量パックの発売を期待しつつ、強力にお勧めしておきたいと思います。

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