11Mar
異常な高騰を続ける、世界のガソリン価格。
少しでも節約するために、レギュラーを使う事は出来るのか?
バスボート用エンジンと、オクタン価について調べます。。。
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船外機とオクタン価
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
どこぞの大統領のせいで、原油価格が暴騰している昨今。
たくさんのガソリンを炊くボーターアングラーには、死活的な状況になってきています。
値段爆上がり😰 pic.twitter.com/LJhpAT5M85
— KIMKEN®(Kenta Kimura) (@kentakimura5727) March 9, 2022
何とか対策を考えた時、「レギュラーガソリンで済ませられないか?」という発想がまず浮かぶと思います。
というのもSHO(ヤマハ)等のバスボート専用エンジンは、メーカーでハイオクが指定されているからです。
(ただしスズキのDFやホンダのBFシリーズ等はレギュラーOKとされています)
(©YAMAHA)
ところが前回アメリカに行った時、現地のアングラーの多くが普通にレギュラーを給油していました。
あれ、いいの?・・・と思って現地のHPを確認してみると、確かに87(レギュラー)ないし89(プラス)オクタンの記載が。
日本のレギュラーガソリンは大体91オクタン以上らしいので、もしかしてイケるのでは?と思えてきます。
(©MERCURY)
(©YAMAHA.com)
しかし落とし穴が一つありまして、それは日米で「オクタン価の測定方法が違う」という事。
およそ7~10ほどアメリカの方が低く表示されるらしいので、つまり日本のレギュラー(91オクタン)はアメリカの基準で言うと81~84オクタン程度になるというわけです。
ですので残念ながら、やはりハイパフォーマンスなバスボート用エンジンには日本のレギュラーを入れない方が良さそうです。
■日米のガソリンのオクタン価
●日本(リサーチ法-RON)
・レギュラー オクタン価約91
・ハイオク オクタン価約100
●アメリカ(モータ法-MON)
・レギュラー オクタン価約87
・プラス オクタン価約89
・プレミアム オクタン価約92
(日本基準に合わせると+7~10くらい)
※ただし上記のproXSの記載は、リサーチ法とモータ法の平均値(R+M)/2となっています。
だとすると日本のレギュラーガソリンは、(R+M)/2でオクタン価86~87程度。
ギリギリではありますが、メーカーの推奨値を下回ってしまっています。
というわけで残念ながら、proXSやVMAX等に日本のレギュラーガソリンを入れるのはやめておいた方が良さそうです。
キツい時代ですが、出来るだけ燃費走行を心がけるしかないようです。。。
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