アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[保存版] 時を超える名作ミドルサイズ・巻きミノー5選

巻き物のローテーションにおいて、重要な一手となる”巻きミノー”。
アベレージの小さい場所でも使いやすいのが、110mmクラスのミドルサイズ。
フィールドも時代も選ばない、時を超える名作たちを紹介します。。。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

おすすめミドルサイズ・巻きミノー5選

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
古くて新しいベーシック・メソッド、“巻きミノー”
前回は大きくてもフィネスな、お勧めの130mmクラスビッグミノー達を紹介いたしました。

この手のミノーに関して、「さすがにちょっと大き過ぎない?」とよく言われるのですが・・・。
長くてもボディが細いですし、アクションも小さいので40cm以下の魚でも普通に釣れると感じています。
逆にこれを少しサイズダウンしたからと言って、アピールが弱くなるだけであまり釣れる魚が増えないような気がするのです。

(もちろん小さいモノしか喰わない場面もあるのですが、その時はもういっそ小型ワームのミドストとかにシフトした方が良い気がします。。。)

というわけで巻きミノーに関しては、最近はもう130mmクラスしか使わなくなっているのですが・・・。
とはいえフィールドのタイプによっては、30cmクラスを確実に獲りたいという場合もあるかと思います。
と言うわけで今回は少しだけサイズダウンした、ミドルサイズ・巻きミノーについて書いてみたいと思います。

※なお説明中で使用している「有効ターゲットレンジ」という表現は、ルアーが最も長い時間泳いでいる水深を表しています。
ですので例えば最大潜行深度が1.5m(5ft)であれば、有効レンジは1.2m(4ft)前後(0.9~1.5mくらい)という具合。
またこの数値は足元を固定(オカッパリorスポットロック)した上でフルキャストし、フロロ14lb程度でティップ下向きでアクションした際のライブスコープ上の計測値になります。

フローティング:リップライザー110

さてまずフローティングモデルの一押しは、”リップライザー110(imakatsu)。
ハイピッチ・ハイレスポンスなウォブンロールアクションが小気味良い、クランキングミノーの傑作だと思います。
固定重心ですがウェイトがテール寄りのため、飛距離も抜群に優れる秀逸なミノーです。

個人的にはウキウキパターン専用で、リッピングで潜らせてからステイで水面まで浮かせます。
ポイントは止めると頭上がりで浮上する点で、これはフラップスラップにも共通する「釣れるアクション」だと感じています。
単にリッピングで頭が下がったところから上がるという一動作が加わるからかもしれませんが、いずれにせよステイ時のアクションが素晴らしく効くように感じました。
難点は横アイ用の#5フックが入手困難な事で、もし良い選択肢があれば教えて欲しいです。。。

1.2m(4ft)前後:フェイス

次に有効ターゲットレンジ1.2m(4ft)前後の攻略に愛用しているのが、フェイス(エバーグリーン)”
こちらはルドラに近い感じの、ロール主体のマイルドなアクション設定になっています。
ちなみにロングリップですが浮き姿勢が水平なので、意外とレンジは浅くMAX1.5mくらいかと思います。

(こちらもウォブルは弱く、フラッシングが強いタイプかと)

ちなみにスローフローティング表記ですが、意外としっかり浮いてくれます。
スプリットリング#3トレブル21#4×3を背負っても、若干浮くくらいの絶妙な浮力設定。
飛距離もしっかり出る、110mmクラス巻きミノーのベンチマーク的名作ではないでしょうか。

1.8m(6ft)前後:エリー115SD

そして1.8m(6ft)前後をカバーするのは、エリー115SD(ニシネルアーワークス)”
これもまたハイピッチなロールアクションで、弱い動きと強いフラッシングでクリアウォーターに強いタイプ。
ただこの手のミノーは動き出しの鈍いヌルヌル系が少なくないのですが、これはレスポンスも非常に鋭く優秀です。
またファストリトリーブでもよっぽどアクションが破綻せず、スピードへの対応力が高いのも魅力です。

(もちろんジャークしても良いのですが、個人的には巻いてこそ威力を発揮する気が・・・)

それから浮力設定はスローフローティングなのですが、簡単にサスペンド調整が出来るアウターウェイト付き。
これならフックやスプリットリングの自由度が広がるので、チューニングには本当にありがたい存在です。
ですので基本フックサイズは#5ながら、場合によっては#4も背負えるのが魅力です。

2.4m(8ft)前後:ノヴェル120HF

そしてさらに深い2.4m(8ft)前後にアプローチする場合なのですが、正直このレンジであまりピンとくるルアーが無く・・・。
強いて1つ挙げるのであれば、ノヴェル120HF(ラッキークラフト)かなと思います。
サイズ的にやや大きくアクションも少し強めなのですが、良く釣れるのは確かではないでしょうか。

とはいえこのルアーは非常に意欲作で、ハイフロートのミドルダイバーという他に無いコンセプトのクランキングミノーとなっています。
しかし個人的にはこのメソッドが上手く習得できておらず、普通のポンプリトリーブにしか使っていないため・・・。
結局は板オモリを貼って、スローフローティングにして使ってしまっている次第です。

(もちろんそれでも釣れるのですが、せっかくのハイフロートが活かせてません汗)

3.3m(11ft)前後:キッカーイーター

そして最後は3.3m(11ft)前後を攻略するための、キッカーイーター(エバーグリーン)”
非常~に古くからあるルアーですが、今でも代わるものの無い一線級の実力を秘めていると思います。
サイズがやや小さ目でロングキャストしにくいなどの欠点もありますが、ロールに特化したアクションはまさにクリアウォーター・キラーと言えるでしょう。

(今でも中古屋で良い色を見つけると、すぐにリアクションバイトしちゃいますwww)

というわけで魚が小さいフィールドにお勧めの、ミドルサイズ巻きミノー5本を紹介してみました。
比較的古いルアーが多いですが、今でも一線級の釣獲力を持つ名作ぞろいだと思います。
クランクやバイブレーションとローテーションさせながら、巻き物の引き出しの1つに加えて頂けると良いのではないでしょうか。

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