アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] 名作DEEP-X200と、”あえて当てない”中層クランキングの威力

クランクの食わせどころは、カバーに当ててのリアクションバイト。
しかしあえて当てない“中層クランキン”が爆発する事も!?
名作DEEP-X200が輝いた、ある戦いの一日を振り返ります。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

試合本番でクランク炸裂!!

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenDです。
艇王2017で盛り上がった琵琶湖ですが、私もその一昨日のトーナメントで湖上の人となっておりました。

大爆釣の試合の中、結果は2日トータル13kg程度で「ただの人」となったわけですが・・・。
55クラス複数本含め、釣りそのものとしては色々と面白い発見がありました。
特にとっさの判断で獲った、クランクでのビッグフィッシュたちは印象に残るものでした。

と言う事で今回は、アフター時期のクランキンゲームと、色褪せぬ名作DEEP-X200について書いてみたいと思います。

 

風が巻けと呼んでいる

さて今回の試合は5月中旬と言う事で、南湖は全体にポストスポーンの個体が多い状態だったと考えています。
艇王でロクマル捕獲の活躍を見せたフリーリグのように、時期的にスローダウンゲームが主体となるシチュエーション。

そんなわけでネコリグやダウンショットといった、普段やらないフィネスゲームをメインにやり切るつもりで臨んだのです。

初日は朝イチにベイトフィネスジグで55クラスを1本獲ったのですが、その後はバイトが途絶えます。
そんな中、南フラットをダウンショットで探っている最中に風が吹き始めます。
「今日はフィネス」と念じながらも、どう聞いても風が巻けと呼んでいる・・・。
そして意志の弱い私は、ついついブリッツMAX-DRを手に取ったのです(笑)。

しかし今年はまだまだウィードが少なく、特にしっかりしたカナダモなどはなかなか見られません。
コシの弱いセンニンモ系のウィードを相手に、やり辛さを感じながらタッチ&リトリーブを繰り返していました。
(いわゆる「ライザークランキング」などと呼ばれるもので、ウィードに当てて浮かせてを繰り返すテクニックです)

ところが一本目は、意外なところから返事が返ってきました。
最大潜行深度4mのブリッツマックスDRが、ボトムのウィードに到達するかなり手前でのヒット。
30㎝クラスの個体でしたが、「もしかして、魚は浮いているのか?」と考えるキッカケになりました。

それに加えて、魚探には中層にボール状のベイトの群れが・・・。
今年は鮎が記録的不良と言うニュースが流れていましたが、もしかして稚鮎をアフター回復系の魚が追い回しているのではないか?と考えたのです。

 

中層クランキングとDEEP-X200

そこで私が迷わず手に取ったクランクは、メガバスの名作DEEP-X200でした。
最大潜行レンジは3m強程度。
この時の4mフラットで使うと、ウィードに触れる事無くほぼ完全な中層クランキングとなりました。

琵琶湖でクランクと言うと、「ウィードに当てなくて釣れるの???」と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし個人的な経験では、当てると釣れない“事も少なくないと感じています。
それは結局バスが捕食しているレンジの関係で、ウィードトップよりもかなり上がプロダクティブ・ゾーンになる事があるからではないかと考えています。

そしてDEEP-X200は、シャッドと呼んでも良いくらいアクションがタイトなクランクです。
しかも少しスイムバランスを崩しやすく中層のただ巻きでもバイトのきっかけを作りやすいタイプ。
個人的にクリアウォーターベイトが小さい時の、食わせの最終兵器的な位置付けの3mダイバーなのです。

マッドペッパーマグナムに近い感じの立ち位置ですね・・・)

しかしアクションが弱いためにウィードへのスタックが分かりにくく、琵琶湖のウィードクランキングでは出番が激減していました。
ですから近年はあまり使っていなかったのですが、「中層クランキング」、そして「スモールベイト(稚アユ)」という二つのキーワードが、これしかないと思わせてくれたのです。
そしてチェンジ直後の中層タダ巻きで、いきなりの56.5cmがヒット!!

これはキテる!・・・とキャストを続けると、またまた55クラスがガツン!
完璧にハマってる!と調子に乗りかけるも、何とこの1尾を痛恨のジャンプバラシ・・・(泣)。
掴みかけた流れを、完全に断ち切る悔し過ぎるミスでした。

しかしその後も、ラストフィッシュとなる45cmクラスをキャッチ。
苦しんだ一日の最後に掴みかけた、パターンめいた釣れっぷりは個人的にかなりアツい経験となりました。

というわけで、あえてウィードに当てない「中層クランキング
琵琶湖ではDEEP-X300が定番ですが、タフな状況を打破する不朽の名作“DEEP-X200”の威力も、よろしければぜひ体感してみて頂きたいと思います。
(また古いルアーばかり使って・・・と言われそうですがw、名作はいつまでも死なないと信じています!!)

▼タックルDATA
ROD:初代エクスプライド170M-CR(シマノ)
REEL:15カルカッタコンクエスト101HG(シマノ)
LINE:フロロマイスター14lb-70m(クレハ)
LURE:DEEP-X200(メガバス)

(引き抵抗が結構重いので、コンクエストだと楽できますね・・・)

※なおDEEP-X200Tというタングステンウェイト採用モデルもあり、そちらはやや潜行角がキツく、かつ数十センチくらい深く潜ります
今回はレンジ調整と水平スイム姿勢を重視してノーマルを選びましたが、そちらも良いと思います。

 

 
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