22Sep
みなさんこんにちは、ディープストリームのKen-D(けんでぃ)です。
さて9月22日am7:00(日本時間9/22 21:00)から、いよいよ’22BASSMASTERセントラルオープン第2戦、レッドリバー・ラウンドが始まります。
そしてこの試合にて、ようやくボーターとしてアメリカのバストーナメントに出場できる事になります。
ここレッドリバーでコアングラーとして、バスマスター戦を経験してから4年。
絶対にボーターとして戻って来ようと決意してから、多くの時間が流れました。
その間たくさんの日本人選手が渡米し、活躍するのをまぶしく見守るのは、嬉しい反面複雑な気持ちもあったのが正直なところです。
ただ、メーカーサポートも何もないただの一般アングラーとしては、すぐに米国トーナメント参戦を開始するのは不可能でした。
目標を現実にするために、浜松の家を売ったり、琵琶湖畔に移住したり、仕事を変化させたりと、数々の紆余曲折を経て・・・。
今ようやくここまでたどり着けたのだと思うと、感無量と言う他ありません。
とはいえプラクティスに明け暮れる怒涛の毎日は、そんな感慨を抱かせてくれる暇もありませんでした。
いまだ35℃を超えるような灼熱の太陽の下、永遠に続くジャングルの中でバスを探し求める日々。
フィールドと必死に向かい合う作業のさなかでは、時にここがアメリカである事を忘れてしまうくらいでした。
そんな練習生活もついに終わりを告げ、消耗品を調達しにバスプロショップスに立ち寄った試合前夜。
川辺のショッピングモールになっているこの一画で、ストリートミュージシャンや街ゆく恋人たち、アメリカらしい極彩色のネオンを眺めていた時・・・。
南部特有の湿気を帯びた生ぬるい風を頬に感じながら、今さらにして「自分は、なんて遠いところまで来たのだろう」と、あらためて気付いたのでした。
ただ、少しだけバス釣りが好きなだけの、普通の田舎の少年だったはずなのに。
本物のエリートプロを始め、本場アメリカの猛者が集うこの試合に今、無謀にも挑戦しようとしている・・・。
この気持ちを例えて言うなら、夢中になって木登りをした末に、ふと下を見てその高さに震撼するようなものかもしれません。
とはいえ下を見ている場合では無くて、後はもう先だけ見て突き進むしかありません。
レッドリバーはバスが小さい上に、地元ガイドによれば毎日5本のキーパーを揃えるだけで上位に行けると言われるほど釣れないフィールドなのですが・・・。
何とか最後の最後になって、ナイスサイズの入るスポットを発見。
もしやと思って同じ条件のエリアを回ったところ、行く先々で3~4lbのキッカーを確認できました。
たぶん、これは1つのパターンなのだろうと思います。
(広大なフィールドでの魚探しと言う、バスフィッシングの醍醐味は味わえました!)
ただ、プラの釣果が本番のリザルトに直結しない事を理解しているぐらいには、私もトーナメントをやってきました。
それは”その瞬間”の答えだったのかもしれませんが、明日も同じと言う保証はどこにもありません。
過去にとらわれることなく、その日その時の魚を一匹一匹大切に獲っていこうと思います。
(本番は200艇・400人以上のプレッシャーで、フィールドは大きく変わってしまうでしょうし)
ちなみにフライト順が遅いため、帰着は日本時間の9/23 am6:30の予定となっています。
そこからウェイインとなりますので、よろしければBASSMASTERのHP等チェックして頂けたら嬉しいです。
それではこの場に立てるありがたさを噛みしめながら、安全第一で頑張って来たいと思います!
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コメント
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とうとうですね。
思い切りやって下さい!
応援してますね!
はい、ついにここまで来ました!
思い切り頑張ってきます(^^♪