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琵琶湖用トップ&ジャークベイトロッド再考③ 高弾性なのに低弾性!?

・・・②からの続き。

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長々と書いてきましたので、ここで自分の考える琵琶湖用トップ&ジャークベイトロッドの条件についてまとめてみたいと思います。

①1日中ハードジャークしても疲れにくい、「シャープな振り抜き感の軽さ」
→高弾性・軽量ブランクス、マイクロガイドセッティング、ショートロッド(6.3ft前後)・・・etc

②抵抗の大きい大型ジャークベイトをキビキビと動かせる、「張りのある強いティップセクション」

③ヘビーウィードエリアでビッグバスにも潜られない、「MHクラス以上のトルク(リフティングパワー)」
→低弾性、極太バット、アラミドヴェールなどの補強・・・etc

④ペンシルベイトなどを無用に動かし過ぎず、かつ手首への衝撃をやわらげる「ブランクのしなやかさ」
→低弾性ブランクス、スロー~レギュラーテーパー

・・・こうしてみると、特に①と③・④が明らかに矛盾しているのが分かります。
そんなに夢のようなロッドは無いですよねぇ・・・。

しかしそう思っていたところ、浜名湖の大先生S氏に、「リベリオンはいいよ」とのお勧めを頂きます。
リベリオン?不覚にも知らないロッドだったので調べてみたところ、テムジン・クロスファイアシリーズのバーサタイルロッド、という位置付けのロッドのようでした。

つまり一般的にはかなりメジャーな竿なのだろうと思うのですが、これまで自分がノーマークだったのには理由があります。
それは昔々、憧れだった今江プロのロッド、「テムジン・ガゼル」を一生懸命バイトして購入し、初日でポッキリ折った痛い思い出・・・。
あの時は、本気で5分くらい爬虫類のように固まっていたような記憶があります。

その時から、今江プロのロッド=高弾性・低レジンのキンキンのレーシングスペック=自分のようなアマチュアには使いこなせない、という鉄の方程式が確立されてしまったのです。

ですから中古屋でリベリオンを振ってみた時は衝撃を受けました。
柔らかい!今まで触って来た66Mクラスの竿の中では、随一のしなやかさと言ってもいいくらいでした。
残念ながらティップが柔らか過ぎて大型ジャークベイトには向かなそうでしたが、イマカツ大先生のロッドもアリかもしれない・・・と、自分の意識を改革してくれたロッドでした。

それからは手あたり次第にクロスファイアやカレイドを触りまくり、ついにこれだ!と見つけた1本が、これ。

20140512_120811

TKLC-66MX・カレイド「スーパーコブラ」

カレイドシリーズの売りである4軸補強が先端まで入り(ロッドによっては先端部分だけ補強がされていないモデルもある)、ティップまでビシッ!とした張りが漲っています。
オールダブルフットガイドのセッティングながら、振り抜きは極めてシャープ。
この辺りは高弾性のヴィゴーレとかなり感覚が似ています。

ところがロッドエンドを肘にぶつけるようにして振ってみると、少しボヨヨョーンとして、中弾性くらいかな?といった振幅の大きいダルなしなり方をします。
一体何なんだこのロッドは!?

クワトロクロス理論なんちゃらだのは上手く理解出来なかった自分ですが、このロッドは確かに何かが違う!と確信し、意を決してオークションで購入しました。
(定価が無茶苦茶高いロッドなのですが、2014年現在では中古価格もこなれてきたようです・・・。流通量が多く買いやすいのでありがたかったです)

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そして5月14日の実釣を迎えます。
朝イチ、下物、ウィードパッチ・・・キャストするのはワンテン。

まずは狙い通り、ティップがルアーの負荷に負けること無く、きっちりとキレのあるジャークが出来ることを確認します。
しかしそれでいて、弾性の低さとレギュラーテーパーが効いているのか、竿全体でジャークの衝撃をきれいに吸収し、手首への負担が明確に軽減されているのを実感します。
感覚的には、テクニカルアクション63MHやヴィゴーレGVIC-67MHはもちろん、66Mよりさらにマイルドな感じです。

まるで高級なサスペンションの外車に乗っているみたい!?とか一人で悦に浸っていると・・・いきなりの55㎝プリスポーナー、3kgクラス!

1926513521_77

水面直下まで成長してきたフサモの密林のド真ん中で、いきなりロッドが半月状態。
これはロッドが柔らか過ぎたか???と冷や汗をかくも、曲がり切ったところでバスが止まり、さらに追加の突っ込みにも、低弾性グラスのように(といったら言い過ぎでしょうか?)しなやかに追従していきます。

そしてブランクの戻りとともにバスをゆっくりと浮かし・・・と繰り返す事数回・・・無事にネットインすることが出来ました。この感覚は何なんだろう?と後から考えてみたのですが、弾性的に初期反発が弱く、かつレギュラーテーパーであることにより、「突っ張らずに、大きく曲がり込む」事によって、長いストロークでしなやかにバスの突進を吸収しているのかなと。
で、一呼吸遅れて、思い切り曲がり込んだブランクが戻ろうとする強い復元力で、じわりとバスを浮かせてくる・・・そういう事なのではないでしょうか。

ウリの4軸が効いているのか、その辺りの技術的な事は良く分かりません。
(66Mクラスとしてはかなりブランクが太いので、単にその影響のような気もします・・・)
しかし、これまで使ってきたMHクラスのロッドに勝るとも劣らないトルクがある、ということだけは確かに言えるような気がします。

高弾性の軽快感と、低弾性のトルクが共棲する不思議なブランクス。
というわけで、ついに自分の理想のロッドに辿り着けたのかも?しれません。
まだ1回しか使っていないので何とも言えませんが、これからバンバン使い込んでインプレを更新していきたいと思っています。琵琶湖用トップ&ジャークベイトロッドに迷っている方は、一度手に取ってみる価値があるのではないでしょうか。

それにしても、ここまで読んで下さった皆様・・・長々とした駄文にずーっとお付き合い下さり、ありがとうございました。
それではどうか良い釣りを!

 

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    • 塚本
    • 2015年 2月 20日

    自分もジャークベイト好きなので大変参考になりました!

    • KenD
    • 2015年 4月 05日

    >塚本さん
    せっかくコメント頂いたのに気付かず、返信遅くなり大変失礼しました。
    ジャークベイト楽しいですよね!
    自分は全てのルアーの中でいちばん好きなジャンルです。
    ロッド選びがなかなか難しいと思いますので、少しでも参考になったのであれば幸いです。

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