アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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シマノ・13メタニウム インプレッション②

◆注:この記事はリニューアルされました。お手数ですが下記リンクより最新記事をお楽しみください。

「生粋のジャパニーズ・ベイト」13メタニウム純情物語 – ②

・・・に引き続き、ディープでマニアックな長文になりますがご容赦ください・・・。

●14lb-100mの控えめなラインキャパシティと豊富な替えスプール

ラインキャパシティは14lb(3.5号)-100mと、一昔前のベイトリールに比べ控えめになっています。
これはベイトフィネスの普及によって、スプールに巻いたライン量が多く、重いと軽量ルアーを投げにくい・・・という知見が一般化したことで、ラインキャパを絞るトレンドにある事が関係していると思います。

これだと16lbで85m、20lbで70m巻けるとの事ですので、まず必要十分なラインキャパシティが確保されていると言って良いのではないでしょうか。

オカッパリ遠投命の方には、16lb-100mが巻ける深溝スプール(SVS込み12.6g)がオプションでラインナップされていますし、ベイトフィネスで使いたい場合は浅溝シャロースプール(同9.7g)もありますので、この辺りのアフターパーツの多さも魅力的です。

ちなみにノーマルスプールはSVS込みで12.6gあり、12.1gだった05メタニウムよりも若干重くなっています。
不思議に思って調べてみたところ、どうやら新開発のSVS∞のユニット重量が重いらしく、スプール単体では10.3gと、13メタニウムの方が若干軽いようです。
(05メタニウムのスプール単体重量は11gくらい

●SVSインフィニティは微調整可で使いやすい

その新ブレーキシステム、「SVS∞」。
重い点はネガ要素ですが、外部ダイヤルで微調整できるため、咄嗟の調節も簡単で便利になりました。
とは言ってもダイヤルで出来るのはあくまで微調整だけなので、従来通りのブレーキブロックのON/OFF調節は必要です。

しかしこの新ブレーキブロック、個体差かもしれませんが操作が硬くて非常にやり辛い・・・。
しかもハッチが着脱式なので、ブレーキ調節時にサイドプレートを落としそうになります。
これは他のモデルの様に脱落防止機構を備えて欲しかったのが本音です。

ブレーキの異音がうるさいという声も散見されるようですが、説明書通りにオイルを差すだけで、特に不具合は感じませんでした。
(ただし、オイル量によってブレーキの利き具合が変化する点には注意が必要です。)


また、SVSをONにするブレーキブロックの数だけでなく、その位置の組み合わせでもブレーキ力が変わるような気がします。
(例えばブレーキブロックを2個ONにするとしても、対角線上にある2個をONにするか、隣り合った2個をONにするかで若干の違いが出る・・・ような気が)
●ハンドル長はXGモデルのみ96mmロングハンドルハンドル長はノーマルギヤ、ハイギヤともに84mm(シマノ風に表現すると42mm)ですが、XGのみ96mm(同48mm)のロングハンドルが設定されています。
このXG用ハンドル、部品のみ(133番)で取り寄せる事も出来るため、たった2500円でロングハンドル化する事ができお手軽です。

HGモデルも所持していますが、全てこの

XG用ロングハンドルに交換済みです。
社外品などで経験済みの方はご存知かと思いますが、ロングハンドル化は明らかに体感できるほど、巻上げ時の楽さが違うと思います。
(ただし、このハイギヤ + ロングハンドルのセッティングは好みが分かれるようですが・・・)
●ソルト使用時の防錆性能は向上(05メタニウム比)

自分が溺愛していた05メタニウムを手放した最大の理由、それは「ソルト使用時の錆」でした。
かなりマメにメンテナンスをしたつもりなのですが、キャスコンとピニオンを支持しているベアリング、そしてローラーベアリングが錆びるわ錆びるわ。

3回までは交換修理しましたが、ついに諦めました・・・。
(正直、シマノのAR-Bは全然錆に強くないと思います

そこで13メタニウムはどうだったのか?というと、「マメにメンテをすれば」とりあえず1シーズン使い込んでも錆は発生しませんでした。

で、どれくらいメンテをしたのか?というと、使用後は複数方向からシャワーで洗い流し、その後スプールとキャスコン(メカニカルブレーキノブ)を外して日陰干し。

20141013_175445

その後、スプール両端のベアリングとピニオンにオイル注油・・・というのを毎回やっていました。
基本メンテナンス通りなので簡単ではありますが、まぁ面倒と言えば面倒です。

ここまでやらなくても大丈夫なのかもしれませんが、ベイトリールの構造上、内部には必ず水が浸入するので、少なくとも乾燥だけはしっかり実施した方が良いように思います。

▼何にでも使いやすい、オールマイティーなMYベストリール

というわけで、巻くにも撃つにも、ロングキャストにもピッチングにも、軽量ルアーから重量ルアーまで、幅広く対応できるオールマイティーな1台だと思います。

飛距離最高のアンタレスや、ベイトフィネス専用のアルデバランBFSのような特化した性能はありませんが、その分幅広いシーンで使いやすく、個人的には、正直惚れ込みました。

自分の用途では、2014年現在でのベストベイトリールだと思っています。
あまりにも好き過ぎて買い増しし、ついに3台になってしまったくらいですので・・・(苦笑)。

以上、05メタニウムマニア改め、13メタニウムマニアなKEN:Dでした。。。

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