12Nov
・・・①の続きです。
●短いトーナメント
さて、迎えた本番当日。
まずは作戦通り、庄内湖中部の杭周りに到着しますが・・・ここでまさかの腹痛(泣)。
一週間前くらいから風邪気味だったり睡眠不足だったりで嫌な予感はしていたのですが、まさかこの最悪のタイミングで来るとは・・・orz
七転八倒しながら、やっとの事でマリーナまでとんぼ返り。
冷たい雨に打たれながら、ああ、こんな事で自分の2014シーズンは終わるのか・・・と、このまま海の底で貝になりたい気分でした(苦笑)。
そんなこんなで、リスタートしたのが8:00。
ただでさえ最終戦は12:00までと短いのに、もう4時間弱しか時間が無い・・・。
しかし意外にも、メンタルずたずたというよりは、駄目過ぎて逆に気分が開き直って来ましたw
自分のトーナメントは、8時からだったことにしよう、と(笑)。
というわけで気持ち的に吹っ切れ、もう迷うことなく庄内湖一本でやり切ろうと、心が決まりました。
●クリアアップ
当初の予定通り、まずは庄内湖中部の乱杭エリアをレンジバイブ55TGで探っていきますが・・・プラの時よりさらにクリアアップしたような感じで、喰わせきれません。
やや水深があってベイトの映る杭周りを広く探っていったのですが、結局2回ほどチェイスがあったのみでした。
●恵みの雨?
そしてキーパーを1尾も獲れないまま、キッカー場へ。
10時前後くらいだったと思うのですが、本降りの雨の影響か?予想よりもかなり強い濁りと流速。
これはもしや・・・と期待して、ストラクチャー裏のヨレにディプシードゥ1を通して行くと、ドスンとヒット。
これが60UPの2kgフィッシュ。
(写真はトレブルSP-MH#6ですが、本番では#7を装着しました)
それから側のブッシュにキャストし、枝に絡めながらクリアさせていきますが、無念のスタック。
しかし、根がかりかよ・・・と思っていたら急に動き出し、あっと思った時にはもう、無念のフックアウト(泣)。
逃がした魚の常で、まぁまぁの重量感だったように思います(苦笑)。
ちゃんとフッキングしていなかったので当然の結果なのですが、自分の下手さ加減に思わず叫んでしまい・・・近くにいたクロダイ釣りの方、大変お騒がせしました(汗)。
その後は河口部での反応が途絶えたため、やや下流の杭周りに濁りが入った部分を集中的に狙って、メタルエッジ16g(小さい方)で同サイズの60UP、2kgフィッシュを追加。
この1尾で、やはり濁りの入ったエリアがキーだ!と信じ込み、ひたすらキャストし続けましたが・・・無情にも時だけが流れ、リミットメイクできないまま2尾、4230gでのウェイインとなりました。
●表彰台5人中、4人が庄内湖エリアを使用
そして迎えた表彰式。
表浜名湖は不発、キビレも不調、奥浜名湖のサイズも伸びない・・・という相当に厳しいコンディションのおかげで、望外の4位表彰台に上がる事が出来ました。
しかし驚いたのはそのエリアで、何と表彰台に上がった5人中、4人が庄内湖エリアを釣っていたとの事でした。
(優勝の黒田選手だけは、それこそスペシャルな場所でキッカーを獲ったそうですが)
やはり何といっても、一番大切なのは場所、という事なのでしょうか。
しかし個人的に一番ショックだったのは、優勝の黒田選手と3位の小野田選手が、クリアな中部の杭周りでも釣って来たという話を聞いた事でした。
クリアなエリアでは食わせられないと決めてかかった、自分の短慮が災いしたようです。
あるいは、アプローチや食わせ方の実力の差が出たとも言えるのかもしれませんが・・・。
というわけで悔しさも残りますが、自分のやりたい釣りはやり切った、という感じで、清々しい気分で今年のトーナメントを締めくくる事が出来ました。
懇親会でも多くの方に声を掛けて頂き、釣り好きの輪が広がった事を本当に嬉しく思っています。
浜名湖で釣り始めた2~3年前の自分を考えれば、上出来過ぎるくらいの結果ではありました。
でも折角ここまで来たのであれば、あと3つ上を目指して、来年も頑張りたいと思います。
それでは皆様、これからもよろしくお願いします!
(ここまで長文を読んで下さって、ありがとうございました。)
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コメント
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当日はお疲れ様でした。思わぬハプニングがあったんですね(笑)
入賞おめでとうございます! 浜名湖でお会いした時には宜しくです!!
>サムヤンさん
懇親会では、色々と教えて頂きありがとうございました。
間抜けなハプニングで散々でした(苦笑)が、諦めなくて良かったです。
これからも浜名湖で頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。