3Jun
本当に悩み深い、ボートシーバス&クロダイ用ロッド選び。
これまで色々なロッドを試し、失敗し、その過程で様々な事を学んできました。
そんな間違いだらけのロッド選びの(恥ずかしい)過程を、少し振り返ってみたいと思います。
●KenDのボートシーバスロッド歴
まずは自分がどういうロッドを使ってきたかと言いますと、
最初はまず、バス用ロッドの流用から始めました。
ソフトティップ+ハードバットのパワーフィネス用ロッドで、高弾性・高感度、さらに超軽量!
ノーシンカーを野池のカバーに放り込んで引きずり出すのに、大好きな1本でした。
PEも快適に使えるガイドセッティングのため、ソルトにも良いだろう・・・と投入したものの、もうとにかくバイトが乗りません。
そして鬼のようにシーバスがバレまくる・・・。
PEシステムでのシーバスゲームのバレやすさが、バスの比では無い事を思い知らされた1本でした。
・アルジェントボートシーバスGSOAS-69M(オリムピック)
ヴィゴーレで痛い目に遭い、やはりボートシーバスは専用ロッドが必要だ・・・と考え購入しました。
低~中弾性のもちっとした感じのブランクスで、テーパーもレギュラー気味。
能書き通り普通にシイラも釣れるという、驚異的なトルクの1本でした。
(でもメーターオーバーはさすがに厳しめだと思います)
当時はレンジバイブ70やローリングベイトなど、重めのルアーがメインのためチョイスしたのですが・・・さすがにブランク設定が強過ぎました。
浜名湖シーバスは40~50cmがレギュラーサイズ、60cmでナイスサイズ、70cmならランカーといった感じですので、1kg程度の小型は、やはり問答無用でバレまくりました。
その後、浜名湖では7~14gクラスの小型プラグがメインと知ったこともあり(遅っw)、やがてオフショア専用になりました。
(ただ、オフショアの小型青物やシイラをライトラインで狙うには、今でもとても良い1本だと思います)
・アルジェントボートシーバスGSOAS-62ML(オリムピック)
そろそろ「どんだけオリムピック好きなんだよ!」とツッコミが入りそうですが、3本目はライトめにふった62MLをチョイス。
62という短さも手伝って。7g程度のスモールプラグが非常に扱いやすかったです。
この時、ショートロッドの操作性の良さを強く実感しました。
69Mと同じくボヨンとした低~中弾性カーボンブランクスの竿だったのですが、短さとややファーストめのテーパーが災いしてか、これでもまだバレやすかったです。
この頃から浜名湖オープントーナメントにも出始め、5g位のタイニープラグ(ビーフリーズ65やスーパースレッジなど)も使うようになったこともあり、もっと柔らかい竿の必要性を感じました。
関連記事:【釣りがある日突然上手くなる!?浜名湖オープントーナメントのススメ】
・アディクトS64LG(ダイコー)
ひたすらバレやすいシーバスに業を煮やし、究極のしなやかさを求め、ついにグラスに行き着きます。
ピュアグラスのショートスピニングロッドという、ほぼ絶滅危惧種的なレアロッド。
詳しくは下記のレビュー記事を見て頂きたいのですが、ノリの良さと掛けてからの暴れにくさは、まさに異次元でした。
関連記事:【アディクトS64LG(浜名湖ボートシーバス用)レビュー】
この時、「柔らかいロッドだと、魚が暴れにくい」という重要なポイントに気が付くことになります。
しかしフッキングパワーが弱く、フックを貫通させられないバレが防げなかった事。(特にクロダイ系)
そしてランディング時のリフティングパワー不足に若干の物足りなさを感じていました。
またグラスなので当然ですが、トウィッチなど操作系の釣りにはやはり不向きでした。
・OROCHI XX F3-611XXS(メガバス)
一貫してショートで柔らかい方向に向かってきた私のロッド選びが、ここで大きな転機を迎えます。
詳細は下記リンクをご覧頂きたいのですが、低弾性ロングロッドというセレクトが、意外とバレに強い事に気付いたのです。
(アルジェント69Mに近いようにも思われますが、さすがにそれよりは柔らかいです)
関連記事:【「シーバスを掛けてバラさない」 秘策はバス用ライトリグロッド!?】
5g級プラグには少し硬い感じがしましたが、トルクがあってフッキングも決まるロッドの楽さを知りました。
そしてこれをヒントに、今期2015シーズンをともに戦う事になる1本へと巡り合う事になっていったのです。
続く・・・
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2016年 3月 04日
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