25Jun
お気に入りのレインウェアが浸水してきた!
「もう寿命かな?」と諦める前に、チェックすべきポイントをご紹介します。
上手くいけば完全復活しますので、ぜひ試してみて下さい。
※ちなみにDeeeP STREAMでは、レインギアに執念を燃やしております(笑)。
まだご覧になっていない記事があれば、下記リンクから覗いてみて下さい。
・レインウェアの選び方
【耐水圧?透湿性?「○×テックス」より大事なレインウェア選びの最重要ポイント】
・オススメのレインカフス
【あなたのレインウェアが浸水する理由 – 雨対策のキーアイテム】
・レインウェアの水弾きを復活させる方法
【ついに成功!ReviveXで中古レインウェアが新品の水弾きに!】
●チェックポイント1:ピンホール
二重袖でレインカフスもしっかりしているのに、片方の手首周りだけが濡れてきた・・・。
そんなシチュエーションでチェックして頂きたいポイントが、「ピンホール」の有無です。
少し分かりにくいですが、上の画像中央あたりに小さなピンホールがあります。
おそらくフックによる穴と思われますが、よく見ないと分からないくらい。
しかし、こんな僅かな穴でもしっかりと浸水してきてしまいます(泣)。
●GORE-TEXパーマネントリペアシートで完全復活
というわけで活躍するのが、モンベルの「ゴアテックス パーマネントリペアシート」です。
このシートをピンホールの周囲をカバーするようにやや大きめに切り、160℃の中温・ドライで20秒ほどアイロン掛けします。
剥がれにくくするコツは、「シートの四隅を丸く切ること」、そして「シートの端までしっかりと熱着すること」。
説明書には書いてありませんが、「接着面をエタノールなどで脱脂してから良く乾かす」事もポイントかなと思っています。
(完成図。)
●チェックポイント2:シームテープの剥がれ
次にチェックして頂きたいポイントは、シームテープの剥がれです。
ゴアテックスなどは防水性の生地ですが、縫い目からは浸水してしまうので必ずシームテープが貼られているはずです。
しかしこのシームテープ、物にもよりますがだんだんと剥がれてきてしまいます。
上の写真は極端な例ですが、ここまで剥がれたらもうずぶ濡れ確定。
少し剥がれているかな?程度でも、縫い目まで到達してしまっていれば確実に浸水してきます。
場所的には、圧が掛かりやすいからか?膝やお尻周りに発生しやすい気がします。
対処法は、上と同じようにアイロンで再接着するだけです。
しかし接着面にゴミが付いていると上手く貼りつかない事もあります。
その場合は、新しくパーマネントリペアシートでカバーしてあげると良いと思います。
▼生地自体は意外と丈夫。上手に長く使いましょう
というわけで、レインウェアが浸水した場合の2つのチェックポイントについて書いてきました。
「浸水してきたから、もう寿命」と考えがちかと思いますが、ゴアテックスなどの防水生地は、意外と丈夫だと感じています。
特に一部分のみの浸水の場合は、上記の原因を強く疑ってみて欲しいと思います。
※尚、全体からのじわじわとした浸水は、撥水性の低下による内部からの結露の可能性があります。撥水剤の使用がお勧めです。
関連記事:【梅雨真っ盛り!レインウェアが撥水しなければいけない理由とは?】
レインウェアは高価な消耗品ですので、上手に復活させて長く使いましょう。
それでは皆さん、良い釣りを・・・。
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コメント
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2016年 6月 09日
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