27Oct
多くの専用アイテムがあるパンチショットリグ。
一体どれを使えばよいのか?迷って逆に手を出しにくいかもしれません。
そこで今回は、汎用品を使った簡単な作り方をシェアします。
●パンチショットリグの作り方
前回、「垂直フォール」に強いパンチショットの特徴を書いてきました。
「ふわっとフリーフォール」を演出できるテキサスとの使い分けで、釣果UPは間違いなし・・・?
関連記事:【今さら聞けないパンチショットリグのまとめ①-テキサスとの使い分け編】
しかし市場には様々な商品があり、どうやってリギングするべきか悩ましい所です。
というわけで今回は、簡単にできるパンチショットリグの作り方を書いてみます。
●アイショットリグの注意点
まずは以前ご紹介した、ZAPPUのアイショットを使用する方法です。
パイルドライバーとの組み合わせで、たぶん最も簡単にシンカー交換の出来るパンチショットが出来上がります。
関連記事:【シンカー交換1秒!トラブルフリーのアイショットで、本格パンチショットデビュー】
しかし使用する中で、1つ気になる点が出てきました。
フックのアイに直接ラインを結ぶため、ラインアイ部分の可動性がありません。
するとフォール方向に(緑の矢印)に対してライン(赤)が平行にならないので、特にカナダ藻ドームなどを撃つ時にラインが抵抗になってしまうのです。
アイに溶接リングが付いたリングドパイルドライバーを用いれば、アイ部分の可動性があるので問題が解決します。
というわけで、アイショットを使うのであればリングドパイルドライバーを合わせるのがお勧めです。
(もしくは、フリーノットで結ぶのもアリかもしれません)
関連記事:【テキサスよりもカバーに入る、ラバージグの裏技!? – ベイトフィネスジグハイパーの利点とは】
シンカーの交換が簡単な点が最大のメリットですが、フックもシンカーも専用品が必要なのが玉に傷です。
そこで、次に普通の汎用部品だけを使った方法を紹介します。
●標準セッティング
次に、オフセットフックを使用した、最も一般的なセッティングについて。
(琵琶湖ガイドの平村プロのブログを参考にさせて頂きました・・・)
用意する物は4つ。
①オフセットフック
②棒型シンカー
③スプリットリング(♯2~3くらい)
④スイベル(3~4番くらい)
全て汎用品で作成する事が出来るため、安価で手軽なのが特徴です。
スプリットリングやスイベルは、極力小さくした方がウィードやカバーへの引っ掛かりが少なく快適だと思います。
琵琶湖のドーム撃ちの場合は、タックルがヘビーなので#3のスプリットリングを使用しています。
【※訂正】
出来れば強度の高い#3スプリットリングを使いたいのですが、ほとんどのフックにおいてはアイに収まらなくなってしまう事が分かりました。
ですので、一般的には#2を使うのがお勧めです。
また、シンカーは引っかかりにくくスリ抜けやすい棒状がスタンダードのようです。
ただ、貫通力だけ考えるなら涙型(ナス型オモリのような形)の方が良いように思います。
感度を求めるなら丸型でしょうが、ウィードエリアでは引っかかり過ぎて使い辛い気がします。
●近距離戦セッティング
上記のセッティングでほとんど万能だとは思うのですが、近距離戦でのスッポ抜けをさらに減らす工夫をしてみました。
TOP50プロで琵琶湖ガイドの武田栄喜プロのブログで紹介されていた、「パンチショット SD」。
各パーツを溶接リングで直に接続したリグのようですが、注目したのはフックの部分。
そう、ストレートフックが使用されているのです!
フリッピング・ピッチングなどの近距離アプローチでは、ストレートフックの方がフッキング率が高い(スッポ抜けが少ない)ように感じます。
という事は・・・やはり近距離戦となるカナダ藻ドーム撃ちでは、このメリットが活きるはず!
溶接リングなどは個人で作るのが難しいため、とりあえずスプリットリングで作ってみたセッティングが、コレです!
ちなみに、フックはデコイのフリッピンストレート。
これでワームのズレも少なく快適です。
フィナのFPPストレートより、ちょっと安いので愛用しています(笑)。
掛けているバスの数がまだまだなのですが、個人的にはフッキング時のすっぽ抜けが少なくなった気がしています。
今のところ、自分としてはカナダ藻ドーム撃ちに最適のセッティングかなと思っています。
▼専用アイテムが無くてもOK。気軽にトライしてみては?
各社から色々専用アイテムが出ている、パンチショットリグ。
色々選択肢があり過ぎて?逆に迷う方もいるかもしれません。
しかし今回紹介したように、普通の汎用部品でも充分リギングが可能です。
まずは気軽にトライしてみると、テキサスには無いメリットを感じられるのではないでしょうか。
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