20Nov
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HOT最終戦のウィニングルアーとなった、「スパロー20g」。
泳ぎは?スペックは?使い方は?
そして本番でキーとなったチューニングについてもご紹介します。
●HOT最終戦ウィニングルアー・「スパロー20g」
先日行われた、2015浜名湖オープントーナメント最終戦。
優勝のキッカーフィッシュとなる70UPを連れてきてくれたルアーは、「スパロー20g(nada.)」でした。
関連記事:【HOT最終戦本番!誤算の7キロとウィニングルアー (完全版)】
正直、使い込みレベルはまだまだなのですが・・・今回はこのスパローというメタルバイブについて書いてみたいと思います。
◆スパロー20g・スペック
シンキングメタルバイブ
サイズ:74mm
ウェイト:20g
サウンド:サイレント
純正フック:前後:ST-46♯8(?)
スプリットリング:♯3(?)
●水平スイムのリトリーブ系メタルバイブ
さてこのスパロー20g、一言で言うと「水平姿勢でスイミングする、リトリーブ用メタルバイブ」だと思います。
バスフィッシングでよくやるリフト&フォール用と言うよりは、バイブレーションのようにストレートリトリーブに向く気がします。
水平姿勢の何が良いかというと、自然なスイム姿勢や、フッキング率の高さがそのメリットになると思われます。
このあたりのメカニズムは以前記事にまとめましたので、よろしければ下記をご覧ください。
関連記事:【濁りで炸裂の強波動!メタルエッジはレンジバイブを超えるか!?】
●アクションはオールマイティ系
ここまで読んで、勘の鋭い方は気付かれた事と思います。
「それってメタルエッジと同じじゃないの?」
そうなのです・・・実はこのスパロー、メタルエッジと設計者が同じなのです。
それがこの人・・・浜名湖のレジェンド、黒田健史プロ。
関連記事:【浜名湖の生きる伝説!? THE LAST H.O.T of 黒田健史】
ですから基本性能はかなり似通っていると考えて良さそうです。
ただし違うのはアクションの「質」で、メタルエッジはかなりワイドなウォブルでぶんぶん水を掻き回す感じ。
前回も書きましたが、濁りやビッグフィッシュ狙いには凄く効果的だと感じています。
一方のスパローは、サイズこそメタルエッジより一回り大きいものの、少しアクションの大きさは控え目。
ややクリアめの水質だったり、型だけでなく数も釣りたい時に有利なような気がします。
とはいえカットバイブ55のような微振動系バイブレーションに比べれば、アクションはずっと大きめ。
その意味でタイトでもワイドでも無い、ド真ん中を突くオールマイティな動きと言える気がします。
関連記事:【「カットバイブ55」登場!ソルトバイブに世代交代の時は来るか!?】
●フロントスイベルのワンポイント・チューニング
それからメタルエッジに搭載されていた、フロントフックのアイがスイベルになって回転するシステムは搭載されていません。
このフロントスイベルシステム、メタルバイブのような重いルアーのバラシ軽減には、確かに効果があると感じています。
(なので壊れやすくても買ってしまうのです・・・orz)
そこで今回の試合前、スパローにちょっとしたチューニングを施しました。
フロントフックアイに#0番のボールベアリングスイベルをPE3号で結び、フロントフックを回転式にしてみたのです。
(フックはスプリットリングを介して取り付けています。ルアーとスイベルはPE直付け。)
これでメタルエッジ同様のバラシ軽減効果が期待できる・・・!というワケです。
実際に本番中はバラシ0でしたので、(母数が少ないですが)ある程度の効果は出ていると思われます。
▼実は使う気が無かった!?
しかしこのスパロー、実は本番で使う気はありませんでした。
良く言えば「万能」なのですが、悪く言えば「普通」だな・・・と感じていたのです。
だからビッグフィッシュを狙うならメタルエッジで良いし、数を釣るならレンジバイブで充分。
率直に言って、特に必要は感じないなと思っていました。
しかしトーナメントは分からないもの・・・。
結果として、スパローなくして今回の優勝はあり得ませんでした。
次回は試合本番、スパローを使わねばならなくなった理由と、その真価に迫ってみたいと思います・・・。
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