24Apr
プラでは魚を触らない。パターンなどは探さない・・・。
「その時」のフィールド状況を見極め、アジャストしていく方法論。
憧れとしているトーナメント・スタイルについてお話ししたいと思います。
憧れのトーナメント・スタイル
みなさんこんにちは、KenDです。
今週末はアメリカのバスマスター・エリートシリーズの第三戦で盛り上がっていますね。
そんな今日は、私自身も浜名湖オープントーナメントの開幕戦に出場します。
この記事がUPされる時は、いよいよ試合が始まる頃かと思います・・・。
「なんちゃってトーナメンター」を楽しんでいる私ですが、いつも凄いなぁと感嘆させられているトーナメンターがいます。
今回は、そんな憧れのトーナメント・スタイルのお話をしてみたいと思います。
“一刀流”の福島
さて、そのプロとは福島健プロ・・・。
絞り込んだ1タックル勝負が印象的なので、勝手に”一刀流“の福島プロなどと呼ばせて頂いています(笑)。
先日行われたJBマスターズシリーズの第2戦三瀬谷ダムでは、多くの選手が0~1本と苦しむ中、唯一4尾のキーパーを確保。
3本釣った選手すら誰もいないというタフ過ぎるコンディションの中で、それでも「2日目のために(それ以上は釣らずに)温存しておいた」というのだから驚きです。
(JB/NBC NEWS より)
この福島選手、まずプラの時からして違います。
自分だったらプラで魚の反応を確かめたくなってしまうのですが、いつもプラでは魚を触らないのだそうです。
そして、「フィールドの雰囲気」だけをチェックしておくのだとか・・・。
前日のプラクティスでは、下流のB&Gスロープから会場までを水の色を中心にチェックして「今日釣ることよりも明日釣ること」を考え12時位には
プラクティスを終了しました。
そして大会当日中に魚を探していくのだそうです。
この日も10時くらいまでは魚を探しながら各所をチェック。
季節的に「プリスポーン」を意識し、バスが差してくる2~3mのフラットや
ブレイクなどを狙っていましたが、バイトはなく日が高くなり気温・水温が上がった
10時位にオーバーハングしたブッシュで1匹目のキーパーバスをキャッチしました。
そして反応してきた魚をヒントに状況を分析し、そこからは怒涛のラッシュ突入!
このバスが「ヒント」になりそれまでの考えを改めることに・・・「ポストスポーン」では?
それからはオーバーハングのブッシュやシェードの中層をボウワーム4.2の
ノーシンカーリグで狙い続け、12時過ぎには4匹目1500g位のキッカーを仕留め
このエリアでの釣りをストップ。
翌日の試合2日目を見越して、魚を温存しておくという余裕たっぷりの横綱相撲だったようです。
マスターズシリーズではポイント制となっているので、
ある程度のウエイトがあれば、2日目のために温存しておく必要があります。
しかしDay2は
大雨のためキャンセルとなってしまったため、1日目のみの成績でフィニッシュ。
3位表彰台獲得となりましたが、
本来であれば優勝候補の筆頭だったことは間違いないのではないでしょうか。
アジャスト力
この福島選手のスタイルを何と表現して良いのか分かりませんが、驚くのはともかくその「アジャスト力」。
現場でその時のフィールドを読み解いていく試合展開は、憧れ無しに見る事が出来ません。
アマチュアレベルの自分が真似をしようとしても途方も無さ過ぎますがw、一歩でもそんな領域に近付けたらなぁと思っている今日この頃です。
というわけで、上の記事でも書きましたが今年の浜名湖オープントーナメントは「アジャスト力」をテーマに頑張ってみたいと思います。
今回は半日プラ×2回のみという、自分としては異例の少ない練習で臨む事になる開幕戦。
いかにして「その日」を読み解けるか?精一杯頑張って来たいと思います!
(・・・と言いつつ、まさかの風邪で熱発中なのですがw)
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コメント
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2016年 4月 28日
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