アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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[D] スイムジグなのに実はテキサス!?「Jクラスター」に秘められた4つのメリット

スタッガー5とのコンビで、最高の釣果を出してくれた”Jクラスター”。
その性能の本質は、「ラバーの付いたスイミングテキサス」!?
ジョイント式スイムジグにしかない、多くのメリットを考えます。

スタッガー5とのゴールデンコンビ

皆さんこんにちは、KenDです。
昨日は私に最もたくさんのバスを釣らせてくれたシャッドテールワーム、“スタッガーオリジナル5inch”について書きました。

今回はそれに組み合わせるお勧めのスイムジグ、“J-クラスター”(バレーヒル邪道)についてお話してみたいと思います。

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ジョイント系スイムジグのメリット

さてこのJクラスター、ジグのヘッド部分とフックがスプリットリングで繋がっている、「ジョイント式」スイムジグです。
(そして、ジョイント式の元祖・・・なのかな???)

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私はこのジョイント式ジグが大好きなのですが、理由は4つほどあります。

まず1つ目は・・・スナッグレス性が高い事。

オフセットフック(ないしはスクリュー型フック)を採用するジョイント式ジグは、実は「ジグ」というより「ラバーの付いたスイミングテキサス」だと思います。
ですからブラシガード付のジグよりも、すり抜けが良くスナッグレス性が高いと感じています。

それからオフセットフックのテキサスと同じなので、フッキング時の貫通力が高いというのが2つ目のメリットです。
(逆にスッポ抜けは多くなります。この辺りのジグとテキサスのフッキングの違いについては、あらためて書いてみたいと思います)

そして3つ目は、ロールが豊かになる事。

ヘッドとのジョイント部分に可動性がある為だと思うのですが、泳がせてみると同じトレーラーでもロールが大きくなります。
これは常にメリットになるとは限りませんが、よりクリアウォーターに強くなるようなイメージです。
スタッガー5で使っている限りでは、割と釣果に繋がっているので悪くないアクションになっているのだろうと思います(笑)。

2016.05.12

ちなみに昨日の記事で、「何故かアンモナイトシャッドで結果が出ていない」と書きましたが、原因はJクラスターとの組み合わせにあるのかもしれないと思っています。
アンモナイトシャッドは元からロールが非常に強いのですが、このコンビだともうロールしかしないのではないかくらいのアクションになりますw
それがちょっとやり過ぎになっているのかも知れず、やはり「PDチョッパー」と組み合わせないと”神のアクション”にならないのかもしれません。。。

189_main1

 

最後のメリットは、フックが交換できる事。

これがバカに出来ないメリットで、まず常にフレッシュな新品フックを使う事が出来ます。
普通の一体式ジグだと本体が高いので、ちょっぴり針先が甘くなっても目をつぶって使いがち・・・
(後はちょっと研いだりとか。ワームの塩で錆びたりしやすいんですよね・・・・)

しかしどうやっても新品フックの鋭さには敵わないわけで、その点フックだけなら遠慮なく交換する事が出来ます。
結果として、ヘッドが半永久的に使えるという、滅茶苦茶コストパフォーマンスの良い事になっています。

それから、好きなフックが選べるのも嬉しい点です。
トレーラーの頭が裂けやすいからスクリューロック式のフックにしてみようとか、遠くで掛けるので細軸にするなど自由自在。
夏場、ショートキャストでウィードパッチを狙う際のストレートフック・セッティングは結構好きだったりします。
(具体的なフックセレクトについては次回書いてみたいと思います)

IMG_20160523_142235(純正はツイストロックが付いています)

あとは、「ワームにフックをセットするのが簡単」というのも個人的には見逃せないメリットです。
こんな事を書くと「この人大丈夫!?」とドン引きされそうですが、実は私、ガード付ジグに上手くワームが刺せません(爆)。
一発で真っ直ぐさせなくて、修正を繰り返すうちにワームがどんどんグチャグチャに・・・。

その点、フックが分離できるジョイント式ならフックセットは簡単に出来ます。
この手のスイミングメソッドにおいて「ワームが曲がっている」というのは致命的だと思うので、地味ですが重要な利点と感じています。

 

「乗り上げ」アクションでシャローに有利

・・・と、ここまでは「ジョイント式ジグ」の一般的なメリットですので、最後になりましたがJクラスターの特徴を。

一言で簡単に書くと、非常にウィードをかわしやすいスイムジグだと感じています。
上にも書いたように「テキサス式」という事もあり、かなり濃いエリアでもウィードを拾わずに帰ってきてくれます
半分ヘッドに埋め込まれたラインアイと、ヘッドの底面がフラットになっていること、そしてオフセットフックの影響で、「引っ掛からずに、ウィードに乗り上げてかわしてくる」という印象です。

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ただし最終的にはウィードをクリアしてくれるのですが、あえて一度軽く引っ掛かりが出るようなヘッド形状に工夫されていると思います。
このあたりはスイミングマスターと共通する、「適度なスタック感」を演出してあるのではないでしょうか。

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ですからバレッジスイマーやスイミングショットのように、「ウィードをすり抜ける」タイプとは違うと思います。
これらはウィードに突っ込んでかき分けるようにクリアしてくるので、レンジキープしたまま深い所を引いてこられる気がします。

バレッジスイマー

一方でJクラスターは「ウィードに乗り上げる」ようにかわしてくるため、その度にレンジが上がるようなイメージです。
ですのでグラスの濃くなるハイシーズン(5月以降)に、ミドル~シャローレンジのウィードの「上」を通すためのスイムジグ、というのが自分の中での位置付けです。
(1/2ozより軽いものしか設定が無いのも、そのためではないかと思います。。。)

こうした点から、早春・あるいは晩秋のディープ狙いにはスイミングマスターの5/8ozを多用しています。
しかしウィードトップ2.5m以浅のエリアでは、個人的にはJ-クラスターが最高と感じています。
見た目に抵抗のある方も少なくないかもしれませんが、メリット一杯のジョイント式スイムジグは試してみないと損だと思っています。。。

それでは次回は、最後にフックセッティングとチューニングについて書いてみたいと思います。

※続編アップしました!

 
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