アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

ヤングアングラー応援プロジェクト、始動！
HOT常連の7名の力を結集し、マンツーマンで徹底ガイド。
イージーな楽しみだけでは無い、釣りの真実を体験して頂きました・・・。

HOTヤングアングラー応援プロジェクト

国内最大級ソルト・トーナメント「浜名湖オープントーナメント（HOT）」。
誰もが参加できるオープン・トーナメントで、私もここで様々な事を学ばせてもらってきました。

2015.10.08

そして始まる長い旅 – トーナメントが教えてくれた事

一般のアングラーにとって、トーナメントは関係無い。 遠い異世界の話だと、以前の私は考えていました。 しかしそれを経験する事で、開けてきた新しい世界・・・。 もっと深く、釣りを愉しみ尽すための提案です。 ●トーナメントが教えてくれ...

しかしそんなHOTも、最近は若手のアングラーが減少傾向。
そこで20～30代を対象に、HOTの表彰台の常連がマンツーマンでレクチャーするという、「HOTヤングアングラー応援プロジェクト」が開催されました。
そして大変恐縮ながら、私も案内側の一人として参加させて頂きました・・・。

浜名湖の真実

当日は、時折雨がパラつく梅雨らしいコンディション。
バス釣りだったら「いかにも釣れそう」な状況ですが、ソルトは少し違います。
予想以上の激タフコンディションに翻弄されながらも、各艇何とか魚を絞り出します。

私としては、正直もっと釣れるだろうと思っていましたので、予想外の厳しさにヤラれました（汗）。
トップでキビレが出てくれたものの、同船者の方には釣って頂く事が出来ず・・・（スミマセン）。
ガイドフィッシングの難しさを痛感した1日となりました。

ところで参加者の方としても、上位ランカーならもっと簡単に釣れるのでは？と考えていたのではないかと想像します。
実は数年前、私がプレスとしてエキスパートアングラーに乗せてもらった時には、「上級者でもこんなに苦戦するのか」と意外な衝撃を受けた覚えがあります。

ブログの釣果報告やyoutubeの動画などを見ていると、釣る人はいつもホイホイ簡単に釣っているように見えます。
しかしそれは、「釣れた時しか情報に上がらない」というバイアスがかかるためだと思います。
簡単に釣れる日もあれば、滅茶苦茶難しい時もあるのが釣り。
そんな時は、どんなアングラーでも苦戦するというのが本当のところだと思います。

そしてそんな状況の中で、ポイントを探り、タイミングを考え、精密なアプローチを続けていく事で何とか難しい魚を絞り出しているというのが、偽らざる本当の姿なのだと思います。
まぁ、（たくさん釣れる時もありますので）本来はもっと楽しくバンバン釣って頂きたかったのが本音ですが（苦笑）、浜名湖の難しさという真実の部分を知り、今後の釣りに生かして頂けたら幸いです。

そしてHOT第2戦へ

実釣後は皆で勉強会。
釣れたポイントやタイミングの情報を持ち寄って、皆で今日の浜名湖を解剖していきます。
すると、1人では決して分からなかった今日の傾向が見えてきます。

こうしてフランクに互いを高め合える雰囲気こそが、HOTの持つ最大の魅力だと感じています。
来たる第2戦のカギとなるであろう重要情報が飛び交いまくっていましたので、詳細をＵＰする事は憚られますがw・・・重要なポイントを軽く書いておきますと、

「流れの偏り」
「キーとなるベイトの存在」
「風と流れの優先順位」

と言った事が挙げられるかと思います。

今日の釣果には表れない、核心となるポイントを掴んでいた方もチラホラいらっしゃった様子(笑)。
それが2週間後の本番にどういった結果として現れるのか！？
個人的には楽しみで仕方がありません。
（釣れないと言いつつ、本番はキッチリ釣ってくる人が何人かいるはず・・・w）

というわけで参加者の皆様、ありがとうございました！

 
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