アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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[D] ハードルアーで爆釣するために – ストロング・フィッシャーマンが”無視”する魚とは?

ハードベイトゲームで、ナイスフィッシュを手にするために。
ストロング・フィッシャーマンは、あえてタフな魚を無視している?
“Fish it easy”の名言が、私の釣りを180°変えてくれました・・・。

ハードルアーで釣るために

皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
さて、最近ディープ・ストリームに多く寄せられる質問があります。
それは、「どうやったらハードルアーで釣れるようになりますか?」といった内容です。

proppepper

しかし私はプロアングラーでも何でもなく、単にハードルアー好きな1人のアマチュアに過ぎません。
ブログでは好き勝手な事が書けるのでw、どうも最近「KenDはハイレベルなハードベイターらしい」と誤解されている方が少なくないようで・・・冷や汗をかきまくっている今日この頃です(苦笑)。

というわけで、申し訳ないのですがプロのような的確なアドバイスをする事は出来ません
しかし「同じアマチュアアングラーの立場に立って、役に立つ情報を発信する釣りサイトを目指す」のがDeeeP STREAMの目標。
ですので正解か否かは別として、私がこれまで学んできた内容について、少し書いてみたいと思います。

 

Fish it easy

最近ではめっきりライトリグをしなくなった私ですが、実は昔はそれなりにキャストしていました。
とはいえ、「釣れない時は、とりあえずスピニングにしてみる」と言う程度のなんちゃってライトリグ
結局「ボウズ逃れ」程度の釣果しか得られず、少なくともビッグフィッシュが連発するようなストロングなパターンに繋げられるような結果は得られていませんでした。

IMG_20160414_152814

何とかしてクランクやスピナーベイトといった「強いルアー」でランカーを獲りたいと思い、試行錯誤し始めたのが琵琶湖を始めて3年目の年。
フック、カラー、ラトル音・・・しかし工夫すればするほど、釣果が落ちていくドツボにはまっていきました。

しかしその頃、自分にとって転機となる1つの言葉に出会いました。
それは・・・“Fish it easy”
BASSMASTERエリート参戦中の、伊豫部健プロの動画のタイトルに使われていたフレーズです。

10296582_787025901321438_5121850398736625477_n(イヨケンさんのFacebookより)

これがイヨケンさんの言葉なのか、そして正しい意味がどうなのかは実は定かではありません(汗)。
しかしこの短い一言が、「細かい事を難しく考えるな。シンプルな釣りで、イージーに喰ってくる魚を探せ!というメッセージを送ってくれた気がして、体に電撃が走ったように感じた事を覚えています。

もちろん、その一言だけで全てが変わったわけではありません。
片っ端から目を通していった、ストロング・フィッシャーマンと呼ばれる憧れのプロたちの記事やDVD。
そうした知識を積み重ねていく中で、全てを端的に表す言葉として“Fish it easy”が機能してくれたように思います。

image-85(キムケンさんブログより。このDVD↓は、本当にバイブルです。。。)

 

 

ストロング・フィッシャーマンとフィネス・フィッシャーマンの違い

世の中にはストロング・フィッシャーマンと、フィネス・フィッシャーマンと呼ばれる2つの違ったスタイルがあります。
前者はハードルアーやでっかいジグで豪快な釣りをするタイプで、後者はライトリグで繊細な釣りをするタイプ・・・だと思っていました。

photo05TALEX HP より)

それもある意味間違いではないと思いますが、最近では本質を外した考え方のように感じています。
ストロング・フィッシャーマンと、フィネス・フィッシャーマンの間に横たわる根源的な違い
その核心は、「追っている魚」がそもそも違う、という所にあると今では考えています。

どういうことかと言うと、ストロング・フィッシャーマンが追っているのは、「喰う気満々の、強気な魚」
一方でフィネス・フィッシャーマンが食わせようとしているのは、「活性の高くない、タフで神経質な魚」
つまりは根本的に、釣ろうとしている魚の種類が違うのではないかと思うのです。

komori(JB/NBC officialsiteより)

ですからストロングなルアーで釣りたいと思った時、「なかなか釣れないあの魚に、どうやって口を使わせようか」と考える事自体が、実はすでに間違っているのではないでしょうか。
アクションやカラーに拘って、何とかして「タフな魚」を釣ろうとしていた過去の私。
そもそもストロング・フィッシャーマンが追うべきでない魚を相手にして、どんどん釣れないスパイラルにハマッていたのだと思います。

そうでは無く、とにかく目の前をルアーが通れば迷わずバイトしてくるような「やる気のある魚」を探すこと。
それこそが、ストロング・フィッシャーマンが採るべき基本姿勢だと今では考えています。

okumura(奥村和正プロのブログより)

もちろん前回書いたように、食い気があっても難しい「セレクティブな魚」というのは存在します。
しかしそれを獲るためのアプローチ法は、上級者の課題と割り切る事も必要ではないでしょうか。

何を置いてもまず第一に、イージーフィッシュを「探す」という意識に徹する事。
それがハードベイトゲームでナイスフィッシュを手にするために、私にお勧め出来るたった1つのポイントです。
シンプル過ぎて拍子抜けかもしれませんが、これこそがストロング・フィッシングの王道だと私は信じています。

 
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