アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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[D] D-Billシャッドはクランクでした

クランキンシャッド界に切り込んだ、ジャッカルの回答“Dビルシャッド”
しかしそのアクションはクランクそのもの!?
ライバルを圧するであろう、そのアドバンテージをシェアします。

D-Billシャッドデビュー!

皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
さて、今年新たなクランキンシャッド、“ディービルシャッド”がデビューしました。

d-billshad_main1(ジャッカルHPより)

D-BILL SHAD 55MR/SR スペック

サイズ:55mm
ウェイト:5.8g/5.5g
重心:重心移動
サウンド:ラトルあり
潜行深度:1.5m/1.0m
フックサイズ:トレブルRB-M #8
スプリットリング:たぶん#2

フローシャッドが開拓した、“フローティング・クランキンシャッド”というニュージャンル。
この世界に切り込んだ、天下のジャッカルの回答は一体どのようなものなのか・・・?
今回はその実釣レビューをお届けしたいと思います。

 

#8フックがもたらすアドバンテージ

まずこのDビルシャッド、第一印象としてはとにかく使いやすいです。
飛距離も出るし、根掛かりも極めて少ない
これまでフローシャッドとソウルシャッドを使い分けてきましたが、この2点で言えばD-billシャッドがトップだと思います。

IMG_20160429_101245

特にポイントとなるのは、#8フックを装備しているのに」根掛かりにくいという点です。
それに比べ、フローシャッドの標準フックは#10
そして浜名湖の凶悪な牡蠣殻エリアで使う場合、根掛かり軽減のためソウルシャッドのフックサイズも#10に落として使っています。

しかし浜名湖のキビレ&クロダイの強烈なアゴとファイトをに対抗するには、正直#10はかなり不安
フッキング率針折れのリスクを考えると、フックサイズは出来るだけ上げたいところです。
その意味で#8で根がからないというD-Billシャッドには、これだけでもかなりのアドバンテージがあると言って間違いないでしょう。

IMG_20160429_100811

ちなみに潜行深度は浅めに設定されているので、浜名湖で使うにはMRだけで十分かもしれない・・・と感じています。

 

シャッドでは無い!?

しかしこのディービルシャッド、泳がせてまず感じたのは、
「これってもう、クランクなんじゃないの!?」
・・・という事でした。

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そもそもシャッドとクランクは何が違うのか?というのは難しいテーマです。
しかし一応の基本としては、

・シャッド=タフコンディションに有効な、フィネスなタイトアクション
・クランク=波動がキッチリと出る、強いワイドウォブルアクション

・・・という一応の区分けはある気がします。

しかし近年“クランキンシャッド”の登場で、その分類が曖昧になってきているように感じます。
上述のフローシャッドのアクションは、まさに「シャッド以上クランク未満」といったイメージ。
スーパースレッジなど旧来のシャッドに比べると、大幅にアクションが大きくなってきていると思うのです。
(ちなみにソウルシャッドもかなりアクションが強いです)

そしてD-Billシャッドのアクションは、フローシャッドよりさらに強烈
ここまで来ると、自分の感覚としては完全にクランクの領域に感じられます。
実は「スクエアビルのマイクロクランク」と言うのが、このルアーの本質なのではと感じた次第です。

(↑詳細な解説がされていますので、クリックしてみて下さい!)

このアクションの質の違いが、釣果にどう影響してくるのか?
それについては、もっと実釣を重ねる必要がありそうです。
しかし一般にシャッドに求められる「タフコンディションへの強さ」を発揮するかについては、少し懐疑的に感じています。

ただ、私としてはそもそもこのジャンルを浜名湖のボトムノック用くらいにしか使っていません。
そしてこの用途に限るのであれば、最強のニューカマーと言っても過言では無いように思います。
浜名湖オープントーナメントのウィニングルアーとなる日も、そう遠くは無い事でしょう。

IMG_20160426_072529

というわけで“マイクロクランク”として使うなら、非常に優秀なDビルシャッド。
ボトムノックマニアの方(笑)には、必ず試しておいて頂きたいNEWルアーです。

 

 
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    • わああああ
    • 2016年 8月 02日

    スクエアというよりコフィンリップに近いですね?

    • コメントありがとうございました。
      確かに、コフィンリップの方がより近いですね(^^♪

    • ひでたろう
    • 2019年 6月 17日

    いつも参考にさせて頂いています。
    ちなみに普通の丸っこいクランクベイトではなくシャッド形状をチニングに使用する理由はなんでしょうか?

    • いつもありがとうございます!
      最初はラウンドを試してみたのですが、フッキング率がかなり悪く・・・(;^ω^)
      シャッド形状だとだいぶフックアップするようになりましたので、以後はシャッドがメインになりました♪

        • ひでたろう
        • 2019年 6月 18日

        それは不思議ですね。
        丸いクランクベイトだとフッキング率が落ちるという話は初めて聞きました。
        ウォブリング幅が大きいなどアクションの質の違いもフッキング率に関係しているのかもしれませんね。

        丸いクランクと細長いシャッドでは形状による性能差もあると思うんですが、飛距離、潜りやすさ、飛行姿勢の安定、ピッチの速さ、アクションの違いなどどう思われますか?

        従来のシャッドではなく、ディービルシャッドやフローシャッドなどクランキングシャッドの場合です。
        いまいちクランクベイトとの使い分けが分からないんです…

        • クランキンシャッドはアクションの強さ等が、従来のフィネス系シャッドとラウンドクランクの中間というイメージでいます(^^♪

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