3Oct
ブレードの波動と、柔らかな視覚効果を両立したチャターベイト。
プラグとスイムジグのハイブリッドは、どんな状況で有効なのか?
“濁り”をキーにして、分かりづらい「チャターの出し所」を考えます。
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チャターは濁りに強いのか?
皆さんこんにちは、HOTの影響で溜まった仕事が終わらないKenD(けんでぃ)です(苦笑)。
秋のチャターベイト特集と言う事で、前回は「波動と視覚的食わせの融合」というその本質について書いてみました。
そしてチャターとは「ソフトなバイブレーション」である、と表現させて頂きました。
ところで雑誌などに書かれている特集を見ると、非常に面白い事に気が付きます。
それは、「チャターは濁りに強い」と書かれた記事と、「チャターはクリアに強い」と書かれた正反対の記事が存在しているのです。
と言うわけで、結局、チャターは濁りに強いのか弱いのか?
この観点から、チャターベイトの「出し所」について考えてみたいと思います。
何と比べた話なのか?
こうした話がややこしくなるまず第一の原因は、「何と比べた」時の話なのか?という問題があると思います。
例えば前回書いたように、ブレードによるバイブレーションがある以上、チャターベイトがスイムジグより波動が強い事に関しては異論がないでしょう。
そして波動が強いルアーはバスの視覚では無く側線(振動を感知する感覚器官)に訴えかけるので、より濁った水でもアピールしやすいと言えます。
つまり「スイムジグと比べた場合」、チャターベイトは濁りに強い、と言って差し支えないのではないかと思います。
では今度は対照的に、波動の強いルアーの代表ともいえるクランクベイトと比較してみましょう。
ハードなボディで水を押すプラグと比べれば、ソフトなチャターの波動はさすがにそこまで強くないと感じます。
ですから「クランクベイトと比べた場合」、チャターベイトはクリアウォーターに強いと言えるのではないでしょうか。
それぞれのチャターベイトによる違い
そしてさらに言えば、チャターベイトの種類によってもかなりアクションの質に幅があると感じます。
例えばブレードジグ(OSP)は、まるでシャッドのような細かいタイトアクションに設定されています。
このためシャッド同様、繊細な波動でクリアウォーターやプレッシャーに強い傾向にあると思います。
(「シャロー道」さんの人気記事より)
これとは真逆に、ワイドウォブルのクランクのような強いアクションを持つチャターも存在します。
そんなストロング・チャターのひとつが、アディ(10TEN FEET UNDER)だと思います。
ウォブルの一回一回がロッドティップにはっきり伝わるような、大振りなアクション。
開発者のイヨケンさんも、「濁ったシャローでカバーに絡めて引く」事に特化したパワー型チャターと表現しています。
というわけでクランクがタイトなバルサB1からワイドなウィグルワートまで様々なように、チャターもかなりアクションの幅があると言えるのではないでしょうか。
トレーラーによるアクションの変化
そして要素は、まだあります。
チャターベイトはトレーラーワームをセットして使うわけですが、その種類によってもかなり違いが出てきます。
組み合わせが複雑すぎて私も把握し切れていないのですが、「水噛みの強いワームほど、アクションが強くなる」という一般的な傾向はあると思います。
逆にデスアダーのようなピンテール系はアクションが弱くなり、クリアウォーターや早巻に向く気がします。
(トレーラーのセッティングは非常~に複雑なので、またあらためて書いてみたいと思います)
ちなみに余談ですが、トレーラーをセットせずに巻くと不安定になって無茶苦茶チドります。
と言うわけで、モデルやセットするトレーラーによって、かなりアクションの違いが大きいチャターベイト。
大まかにとらえるならば、その強さは「スイムジグ以上、クランク以下」と表現できるのではと思います。
しかし無限ともいえる複雑な組み合わせがある中で、どのように使い分けていけばよいのか?
次回は、私が使い分けているお勧めの3モデルを紹介してみたいと思います。
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コメント
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2016年 10月 07日
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