アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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[D] 知っておきたいチャターの基本と、厳選3モデルの使い分け

知らないと効果が激減しかねない、チャターベイトの基本。
使い分けのポイントは、アクションの「強さ」にあった?
これさえあればOK!な、厳選した3モデルの特徴をまとめます。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

アクションの「強さ」で使い分けるチャターベイト

皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
巻き物の秋・・・と言う事でお届けしている、チャターベイト特集

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市場には様々なチャターベイトが売られていますが、一体どれが良いのか分からない!・・・と言う方も少なくないのではないかと思います。
個人的に色々使ってみて感じたのは、チャターはクランクのように「アクションの強さ(波動)にだいぶ違いがある」という事でした。
つまりイヴォークのようにワイドウォブルのモデルもあれば、バルサB1のようなタイトアクションのチャターも存在する・・・と言う具合です。

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そうであれば、クランクのように“アクションの強さ”という切り口で使い分けるのが一番の基本ではないかと今は考えています。
と言うわけで今回は、私が8種類の市販チャターベイトを使ってみた中で、特におススメの3モデルを紹介いたします。

 

オールマイティーな”ブレイクブレード”

まずは強過ぎず弱過ぎず・・・最も中間的でオールマイティーなアクションのモデルとして、私が好んで使っているのがブレイクブレード“(ジャッカル)です。

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このチャターを使い込んでみて良いなと感じるのは、まず立ち上がりの早さです。
極薄ブレードを採用している効果か?巻き始めのレスポンスがとても良い。
これは着水直後のアクションでバイトを獲るために有効ですし、ウィードやストラクチャーを抜けた後の泳ぎ出しで差が出るように感じています。

また直進性が高く千鳥りにくいため、やや高速でリトリーブする事が可能。
バイブレーション代わりに早巻しても、水面から飛び出したりしにくいので重宝しています。
(ただし、トレーラーのセッティングにもよります)

ちなみに片岡選手のTOP50優勝を祈念してリリースされたスペシャルチューンドモデル、“ウィニングスペック”アクションがよりタイトで、さらに高速巻きも可能
しかし後述するように、タイト系アクションが必要な状況では”ブレードジグ”を使う事が多くなったため、最近ではノーマルしか使っていません。

kataokasousi

またV字のワイヤーガードもそれなりに機能するため、ゴミを拾いにくいのもちょっとしたメリット。
というわけで総合力が非常に高く、まず第一に使う私にとってのメインチャターベイトとなっています。
一番初めに使う入門用チャターベイトとしては、これの3/8ozを強くお勧めします。

 

 

“ブレードジグ”はシャッドである?

しかし水質がクリアアップした時、ブレイクブレードのアクションでは強過ぎるなと感じる事があります。
そんなシャッドを投入したくなるようなシチュエーションで強さを発揮してくれるのがブレードジグ“(O.S.P)
色々なチャターを使ってみましたが、クリアウォーターでのバイト数の多さはずば抜けていると感じました。

bladejigbraid(「シャロー道」さんの記事より)

水中で動かしてみると良く分かるのですが、このチャターは明らかにアクションがタイトで細かい
自分にとってはスーパースレッジ的なイメージで、非常にプレッシャーに強い印象です。
「シャロー道」さんの記事でも“船団の中でもビッグバスが釣れてしまう”と書かれていますが、まさにそんなイメージを持っています。

このタフコンディションへの強さには別の理由もあると考えていて、それが「フラッシングの無さ」
透明な樹脂ブレードを採用しているため、金属ブレードのようなギラギラした光を発しません
これがピーカンのハイライト時や、クリアウォーターなど強いフラッシングを嫌うバスに有効なのだろうと考えています。
(スピナーベイトでも、そうした状況ではガンメタなどフラッシングを抑えたカラーが強いですよね)

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そして最後に忘れてはならないのが、「レンジの深さ」
このブレードジグは、他のチャターに比べて同ウェイト・同スピードでも深いレンジを泳いでくると思います。
4mフラットに生えた薄いウィードの上を通してくる・・・といったディープでの使用法なら、ブレードジグ5/8ozの独壇場と言っても過言ではないのではないでしょうか。

 

ストロング・チャターと言えば”アディ”

そして最後に、ドロ濁りの中で一際輝きを放つストロング・チャターがアディ“(10TEN FEER UNDER)です。
一回一回のウォブルが、明確にロッドティップに伝わるようなワイドで強烈なアクション
泥濁りの入ったパラ葦エリアを通す時などに、非常に重宝するチャターベイトだと感じています。

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そんな状況なら、ワイドウォブルのスクエアビルクランクで良いのでは?と以前は考えていました。
確かにそれも有効なのですが、アシなどの濃さによっては引っかかり過ぎる事もしばしば。
そこをストレスフリーでスルスル引いてこられる所に、やはりチャターが持つアドバンテージがあると感じました。
(ただし、フッキングはクランクの方が良いと思います)

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では、同じエリアでスピナーベイトなら良いのでは?と思われるかもしれません。
それなら確かに引っ掛かりづらい上、濁りの中でも強いフラッシングでアピールできます。
しかし、ここがさすがにイヨケンさんプロデュースだよなぁ・・・と唸らせられる部分なのですが、アディにはカラード・ブレードがラインナップされているのです。
つまり金属ブレードの上から塗装で色をのせてあるわけなのですが、これはズバリ「光らせないため」ではないかと私は推測しています。

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プリスポーン期などバスがナーバスになるシチュエーションで、「強い光りを嫌う」という現象はしばしば起こるように感じています。
そうした時のマッディウォーターでは、あえてフラッシングを抑える代わりに、強めの波動で気づかせるというのが効果的。
そんな考えから、以前は強波動のデスアダーグラブツインテールのスイミングジグを使っていましたが、アディの登場で1軍の座を退いてしまった感じです。

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と言うわけで、強さのアディ繊細さのブレードジグ、そしてオールマイティなブレイクブレード
アクションの強さの「質」で使い分けて、バスの反応の違いを感じると、獲れる魚が増えるのではないかと思います。

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逆に言えば、マッディウォーターでブレードジグを使ったり、クリアアップしたオープンウォーターでアディを投げるなど使い所を間違えると、本来の性能を発揮できないのではないでしょうか。
(マッディだけど狙いどころが絞れていて、プリのナーバスな魚に食わせるためにあえてブレードジグを入れる・・・とかはあるかもしれませんが、一般的に言って)

というわけで基本を抑えた上で、ぜひ使い比べて楽しんで頂きたいジャンルです。

 
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