8Oct
パターン崩壊、ノーフィッシュで折り返したトーナメント。
変化の秋に翻弄されながらも、風を頼りに探した「その時」のポイント。
予想外の爆発と、意外なヒットルアーをシェアします。
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予想外の爆発
皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
毎週土曜はソルトの日・・・と言う事で、今回は浜名湖オープントーナメント第3戦のレポート・後半編をお届けしたいと思います。
さて、「変化の秋」を体現するような激変に翻弄され、A/Bプランともに崩壊。
ノーフィッシュのまま、トーナメントタイムは残り半分を切りました。
ここで吹き始めた南風をきっかけに、風の当たる猪鼻湖の水中岬へと入ったのです。
このポイントはメジャー中のメジャーポイントですので、プラでも何回もチェックを入れていました。
6mフラットから一気に1m台までかけ上がる水中岬なのですが、ベイトが溜まっていたのは岬周りの4mレンジ。
いまいちブレイクにしっかりと絡まず、数・型共にさほどの爆発力を感じていませんでした。
しかし、僅かながらも吹いた風に押し上げられたのか?
この時入ったタイミングでは、ベイトが明らかに上ずり、ボール状の群れがブレイクに絡んでいたのです。
「これは、いけるのでは・・・?」
そう言うか言わないかのうちに、バックシートの大畠選手にヒット!
そこからは3投1匹くらいのペースで、40クラスからMAX60オーバーまでが入れ食い状態。
バラシ等ありつつも、2人で20本以上を釣って入れ替えを繰り返す事となったのです。
しかし予想外のヒット量産、そして初めての2名乗船に、イケス内の魚が弱ってしまいます。
魚のケアに時間をとられているうちに、プチ祭りのタイミングは終了。
そして手早いランガンも封じられ、残り一箇所に立ち寄ったのみで試合終了となってしまいました。
しかしこの1ポイントのみの魚で、大畠選手は堂々の5,250gをウェイイン。
なんとHOT初出場での、5位表彰台を決めてくれました。
そして私はキッカーサイズが1本入ったのですが、4,930gで7位。
例年であれば5位以内は堅いかな?と思ったのですが、予想外のハイウェイト戦で表彰台を逃す事に。
2人揃って表彰台に上がる目標を逃してしまったのは、少し悔やまれるところです。
ゲストアングラーならではの発見
そしてヒットルアーについてですが、私は全ての魚をスパロー14gと20gで釣る事になりました。
(写真は実際に使ったものです。カラーは赤金と“nada”だっけな?)
スパローを投入した理由は、ズバリ「濁り」でした。
トーナメント前は雨が降り続き、当日はポイント全体に濁りが蔓延した状態。
その水質の中で、強い波動とフラッシングを持つメタルバイブ系がプラから好調を維持していました。
(濁りの中では、やはり通常のバイブレーションよりメタルバイブが強いように感じます)
そして大畠選手も、同じくメタルバイブレーション(DRESS/ドレパンエボリューション)でキャッチ。
そして普段東京湾でよく使っているという、サルディナ107F(マングローブスタジオ)とスピアヘッド・リュウキ80S(DUO)でナイスフィッシュを獲って入れ替え。
浜名湖ではなじみの薄い、どちらかと言うと大型のルアーが表彰台をキメるキッカーをヒットさせる事となりました。
これはゲストアングラーが参加してくれたからこその発見で、今後浜名湖でのレギュラーサイズ・ルアーの可能性を感じさせられた出来事でした。
「その時を釣る」スタイルへの一歩
そんなわけで5位と7位で終了した、初めてのペア出場となったHOT第3戦。
驚きのハイウェイト戦のためにダブル表彰台は逃しましたが、苦手な時期に手応えのあった1戦だったと思います。
特に事前に用意したパターンが崩壊した上で、変化した状況に合わせて釣る事ができたのは幸いでした。
もちろん運の要素も小さくなかったと思いますが、「その時を釣る」スタイルへ、一歩を踏み出せたような気がしています。
ちなみにこのポイント、メジャー中のメジャーポイントなだけに、実は朝イチに他選手がチェックしていたのだそうです。
しかしその時は、ものの見事にノーバイトだったとの事・・・同じ日、同じポイントでも天国と地獄の差がつく「タイミング」の怖さ。
何度も泣かされてきたこの要素に、今回ばかりは味方してもらえたのは幸運でした。
そんなわけでレコードウェイト更新に、初の交流戦もあって盛り上がった2016浜名湖オープントーナメント第3戦。
一緒に競って下さった選手の方々、そしてこの舞台を用意して下さった関係者の皆様に、心から感謝したいと思います。
今年も、残るは最終戦1戦のみ・・・ドラマチックなシーズンのクライマックスに期待して、次戦もよろしくお願いいたします!
(そして次の最終戦には、驚きのニュースがあります・・・乞うご期待!)
※ちなみに、今回の大会ではちょっと新しいタックルセッティングもキーになっていたように思います。
これに関しては、また次回の記事で取り上げてみたいと思います。
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