1Dec
汗と努力と涙(?)の結晶、マイ魚探データ。
しかし必死で集めた情報が、もはや使えなくなってしまう!?
最新魚探を巡る、恐怖の落とし穴をシェアします。。。
身売りされたドクターデプス
皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
今日はロランスユーザーの皆様に、非常に残念なお知らせです・・・。
私も6年前からLOWRANCEのHDSシリーズを使い続けています。
そしてロランス魚探で水中の等深線データを作製できる「ドクターデプス」というソフトを利用してきました。
これでマイ湖底地形図が出来る・・・と、冬の間に地道に探査を続けてきたのです。
(「Netbook To Chartplotter Project」より)
しかし数年前、Dr.depthは突然ハミンバード社に買収されてしまいアップデートが止まります。
その後はリーフマスターという後継ソフトが発売されているのですが・・・つい最近、衝撃の事実を知りました。
何とドクターデプスで作成したデータを、リーフマスターで引き継ぐことが出来ないと言うのです。
(リーフマスター公式サイトより)
あなたのデータは死んでいる!?
一体それはどういう事なのか?
ドクターデプスで扱うDRDという独自形式(拡張子は.drd)は、リーフマスターでは認識する事が出来ないのだそうです。
結果として、これまで作成した湖底図を元にデータを追加したりすることは不可能との事・・・。
つまり何年もかけて収集してきたデータは、「お前はもう、死んでいる」状態だというのです(泣)。
正確に言えば、魚探で作成する大元のログデータ(拡張子.slgもしくは.sl2)さえ残っていれば、もう一度リーフマスターで再構築できるのだそうです。
しかし私、その元データを保存してありません・・・(T_T)
調べた範囲では、もはやどうする事も出来なさそうな感じ。
もし解決法をご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えて下さい・・・。
いっそ乗り換えるか!?
ところでこれまで、魚探はフロントに1台のみで運用してきました。
理由は単純にコスト面(苦笑)なのですが・・・不便さに耐えかねて、シーズン末に2台目の追加を考えていました。
もちろんロランスを使い続けてきたので同メーカーを追加・・・とばかり思っていたのですが、ここに来てちょっと気持ちが揺れています。
もしリーフマスターを利用して一から作り直すくらいだったら、もっと効率の良い方法があるのではないか?と思ったのです。
それが・・・GARMIN(ガーミン)の「Quickdraw(クイックドロー)」機能です。
この機能、何とリーフマスターなどの外部ソフトを使わずに「魚探本体のみで」等深線図が作成できるとの事。
しかもさらに凄いことには、「現場でリアルタイムに作れる」のだそうです。
(船が通った左右30mくらいの範囲に、どんどんと等深線が出来ていくのだとか・・・)
そして同様の「AutoChartLive(オートチャートライブ)」という機能は、ハミンバード製魚探にも搭載されているとの事。
ハイテク魚探と言えばLowranceだよなぁ・・・なんて思っていましたが、もはや時代は光の速さでどんどん変わってしまっているようです。
(「Redpeppers」さんより)
しかしHumminbirdのHelixは、前後の魚探でその等深線図を共有出来ないなどの注意点もあるとか・・・。
なかなかに一筋縄ではいかない最新魚探の世界、現在情報を収集中です。
既にLOWRANCEのHDSを持っているわけなので、コストパフォーマンス抜群のElite7Tiを追加する選択肢も含めて、色々と検討していきたいと思います。
(ちなみにHDSとElite-7Tiでは、ウェイポイントを共有できない?という話も聞いております)
(トータルスキャン搭載で、コストパフォーマンス抜群なのですが・・・)
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コメント
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2016年 12月 07日
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2016年 12月 13日
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2017年 1月 17日
初めまして 通りすがりの者です。
おっしゃるようにslg 又は slg2 ファイルが無ければリーフにて湖底図を再構築することは出来ないと思います。
又 全てのメーカーで程度の差こそあれ同じだと思いますが 振動子が認識するボトムは必ずしも正確では無い、と言うことです。
私は HDS Gen3 & Point-1 でこれまで南湖の湖底図をリーフで作ってきていますが 釣行後 100% 自宅で取得してきた
ソナーログのボトムの修正作業と水位調整を行ってからリーフに入力しています。
かつて 何もせずに作ったものと比べて その差はあり過ぎました。クイックドロー系では誤ったボトムラインのまま
水位調整もされないままの可能性を持って 現実とは異なった湖底図が出来てしまうので、正確さを求めるのであれば
面倒でしょうが調整作業は重要です。 と言ってもそれ程大変では無いと思われますが、この辺りは主観の問題でしょうか?
ご参考にして下さい。
PS 来年 待望の エリートTi 12インチが出ます。
まだ他にも色々ありますが 書ききれないのが惜しいです。
詳しい情報ありがとうございます!
そうなのですか・・・琵琶湖であれば水位差があるとしてもせいぜい数10cm程度だから大したことないだろうと思っていましたが、水位調整は大切なのですね(;^ω^)、参考になりました。
具体的にはその日の水位(たとえば-40cmとか)を±0cmに補正する感じなのでしょうか?
エリートTiを一番に考えてきたのですが、HDSとのリンクが不十分(ウェイポイントを打っても共有されない)との情報もあり、二の足を踏んでいる状態です。
エリートTi はHDSとポイントやウェイポイントの共有が出来ないとのことですが
7Tiなら NMEA2000ポートがあるので NMEAネットワークを組めば、問題なく共有できるはずですし
Point-1 等の外部アンテナ&ヘディングデータももらえます。
イーサネットポートが無いので イーサネットワーク経由の共有が出来ないだけです。
NMEAネットワークは初めて組むときに必要なパーツがイーサネットよりもいる事、NMEA用に12V電源がいる事ぐらいを注意して下さい。と言っても魚探共有で充分ですが。
自分でやれますよ
リーフの水位調整は10cm単位なので 正確さを求めるのであれば行うだけで 気にされなくても良いと思います。
ちなみに-40cm の時に取ったログなら +40cmとしてログ全体の水位を±0cmに揃えてやることになります。
それから南湖の湖底図なら一から作らなくても 個人が作ったものが売られてますので それをHDSに入れてやれば 金額はかかりますが一発で終了です!
ただ 何人かの方が出品されてますが 水位調整と、 これが一番重要ですがボトムラインの調整がきちんとされたログで出力されたものかどうか、が確認できると良いですね。
PS. ローランスの情報は日本の代理店発表のものは・・・
すみません 何度も
ローランスでもクイックドロー系の機能は近々追加されるようです(私のネタ元は全て海外です)
ただそれがソフトウェアのアップデートで追加されるのか ハードの追加で行われるかはまだ不明です。
KenD さん こんにちは
ドクデプ問題について 何か解決策は見つかりましたか?
私的な考えでよければ参考にして下さい。
ドクデプはlcmファイルで出力されてますが リーフマスターもat5と並んで lcm出力出来ます。
そこで これまでのマップと統合は出来ませんが 今後 撮りためていくログをlcm出力して増やして行けば良いのでは無いのでしょうか?
幸い HDSは複数のlcmファイルの表示に対応しているので 同時に表示されるはずです。
スーパーショアラインlcm、ドクデプlcm、リーフlcmの3つのファイルになると思います。
よく自作ショアライン、自作マップは表示できない! とのアナウンスが聞かれますが 全く問題なく動作&表示しますよ。
注意としては今後のファイル形式の主流は at5 なので もし仮にリーフマスター導入されたならゆくゆくはat5マップでの
作成をお考えになられても良いのかもしれませんね。その際は別途ショアラインが必要です。従来のlcmショアラインとの同時表示も可能ですが、使い物にならないスーパーショアラインの等深線も同時に表示されてしまうので美しくありません。
長文ですみませんでした。もし何かご不明な点があれば遠慮なくどうぞ。
またまた詳細なアドバイスをありがとうございました!
.drdデータをドクターデプスでテキストファイルに出力してからリーフマスターに入れる・・・という方法がありそうだというアドバイスを頂きましたので、試してみたいと思っている所です。
(http://reefmaster.com.au/index.php/forum/support/576-from-drdepth-to-reefmaster)
そして確かに、複数lcmの表示が可能でしたね!
わたしもスーパーショアラインの等深線が表示されてしまうのが嫌で最近使わないでいましたが、確かに以前は自作マップと共存させていたのを思い出しました。
まずはデータの変換にトライしてみたいと思いますので、今後ともなにとぞご教授ください!