6Dec
霧のディレイスタートで幕を開けた、12月のタフトーナメント。
しかし驚愕の優勝ウェイトは、予想を遥かに上回る11kgオーバー!?
ブッチ切りの圧勝劇を演出した、“トレジャートラップ”を再考します。
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霧のタフ・トーナメント
皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
先日は琵琶湖で行われているトーナメントシリーズ、BATNET(バットネット)第3戦に参加してきました。
(今回の写真は、BATNET公式FBよりお借りしております)
とは言っても、2人組のペアトーナメント形式で争われる「カテゴリー1」のノンボーター枠での出場。
皆に「師匠」と仰がれる大ベテランY選手に乗せて頂き、素晴らしいエリアで3尾・3620gを釣らせてもらいました。
(ちなみに2本がショットオーバー3、1本がワンテン+1でした)
しかし立ち込める霧の朝、ただでさえ短い競技時間はディレイスタートによりさらに短縮・・・。
さらに12月とは思えない陽気の中、秋なのか?冬なのか?ぼやけるパターンに難渋するコンディションに。
名だたるベテラン選手の面々でさえ、ローウェイトに苦しめられるタフな1戦となりました。
(ちなみにこのトーナメント、ビックリするようなトップ選手の方々が参加されております・・・)
驚愕の11kgオーバー
そんな冬のタフコンディションの中、5280gでカテゴリー1を制したは北の凄腕ガイド近松選手でした!
私も以前釣行にお付き合いさせて頂きましたが、一体何回優勝するのか・・・というくらいの表彰台の常連。
雄大な北湖を駆け回り、時にストロングに、時に繊細に攻め抜くスタイルは圧巻の一言でした。
しかし衝撃的だったのは、1人制の「カテゴリー2」優勝の田原選手でした。
ローウェイト戦の予想を完全に吹き飛ばす、ブッチギリの11kgオーバー(11540g)で圧勝!!
目測で55クラス4本+40クラス1本という、驚愕のスーパーウェイト。
7010gで2位の小島選手を4kg以上引き離すという、まさに異次元の優勝劇でした。
冬のトーナメントとは思えないスコアに、「今の琵琶湖って釣れてるの???」と思われるかもしれません。
しかし同じ時間を戦っていた者として1つだけハッキリ言えるのは、全くイージーな状況とはかけ離れていたという事です。
基本的にはもう、延々と続くノーバイト地獄。
けれどもしっかり「その日」をとらえたアングラーにだけは、至福のビッグバイトラッシュが訪れる・・・。
難しくも攻略のし甲斐がある、今の琵琶湖をよく表す一戦だったように感じました。
“トレジャートラップ”の破壊力
そしてその爆釣劇を演出した立役者は、“トレジャートラップ“。
かつて一世を風靡した、アラバマ系リグでした。
田原選手はトーナメントのルールに合わせ、これを1フック仕様にチューニングして使用。
全てのビッグフィッシュをこれのみで揃えたというのですから、その破壊力には驚かざるを得ません。
アラバマリグというと、その漁具的なイメージに抵抗のあるアングラーも少なくないのではないかと思います。
何を隠そう私もその一人だったのですが・・・今回、シングルフック仕様のトレジャートラップを目の当たりにして考え方が変わり始めています。
センターのワーム1つだけをセットするならば、これはブレードの多い変則スピナーベイトと言えるのではないだろうか・・・と。
聞けばヒウオをメインベイトとする、「群れ」に反応する個体に劇的な効果があるとの事。
一度トライして挫折したアラバマ系ですが、トレジャートラップはコンパクトでロッドも選ばないそうなので、再び挑戦してみようかと思う今日この頃です。
いずれにせよ、多くの発見と学びを得られた今シーズン最後のトーナメント。
これからも真剣勝負の場から、たくさんの事を勉強していきたいと考えています。
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コメント
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2017年 4月 12日
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2017年 6月 20日
THタックルのシャンデリーとほぼ同じことですよね?
コメントありがとうございます!
シャンデリー初めて知りました、ぜひ探してみたいと思います(^^♪