アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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[D] 魚探界の革命児 – ド肝を抜く”ガーミン”の超性能

魚探の世界に殴り込みをかけて来たGPS界の巨人、“GARMIN”
その性能は、ハミンやロランスを脅かす驚くべきものだった!?
“ガーミン”は何が凄いのか、その詳細に迫ります。

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第3の刺客、”GARMIN”

皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
LOWRANCEか?それともHumminbirdか?最新魚探の選び方に、苦戦している今日この頃。

今回はさらに悩みを深める(?)、第3の刺客、GARMINについて書いてみたいと思います。

(本記事の写真はGARMIN公式HPよりお借りしています)

 

魚探界の革命児

さてこのガーミン、魚群探知機のメーカーとしては聞きなれない方も多いのではないでしょうか。
元々はカーナビなどのGPS機器を取り扱う会社との事。
今では時計から健康器具に至るまで様々な製品をリリースし、北米ではかなりのシェアを誇っているのだそうです。

そしてその1つとして、GPS魚探の世界にも殴り込みをかけて来た・・・と言う事のようです。
が!その性能たるや、既存の魚探メーカーを脅かす衝撃のテクノロジーに満ちているとの情報をキャッチしました。
というわけで具体的に、GARMINの何が凄いのか?を見ていきたいと思います。

 

桁違いの出力

さてまず第一に、ガーミン魚探の凄さはその桁違いの出力にあるようです。
次世代技術としてCHIRP(チャープ)回路の搭載がトレンドになっていますが、その技術力はガーミンが頭一つ抜けているとの事。
具体的にはフルCHIRP回路と言って、通常魚探のみならずダウンビュー/サイドビューもCHIRP化されているのだそうです。

(ボトムハウスさんHPより。超丁寧に詳しく解説されていますので必見!)

ボトムハウスさんHPはこちら

民生品最強の発振回路に対応し、最大で何と3000mを超える深海まで探査出来るとの事(!)。
組み合わせる振動子にもよりますが、一般的な物でもダウンビューで水深150~300m通常魚探(50~200KHZ)で水深350~600m、そしてサイドビューでは最大300~450mの幅でスキャンが可能なのだそうです。
水深の深い海で使うなら、もはやこれ一択では?というくらいの出力ですね。

でも、バスで使うならそんな深い所やらないし・・・と思ったのですが、これは「探査速度」にも影響するらしいです。
つまり船を早く走らせてもスキャン可能と言う事で、何とLOWRANCEの2倍の速度を許容するとの事!
上に挙げたサイドスキャンの探査幅と合わせると、ロランス比で3.4倍ハミンバード比で何と33倍もの探査効率があるとアナウンスされています。

【同じサイドスキャンを比較すると】

同じサイドスキャンを比較すると、単純に探査幅がHUMINBIRDの90mからAQUAMAP300mになったということは3.3倍の探査効率です。
 さらにAQUAMAPは1秒間に10回座標データ更新するDGPS回路搭載しています。
対するHONDEX HUMMINBIRDは1秒に1回のGPSデータ更新です。

 そのため秒速1mで航行しないと1mの解像度があるデータが取れなかったものが、

AQUAMAPは秒速10mで走っても1mの解像度があるデータが取れます

【LOWRANCEのストラクチャースキャンと比べて】
2倍の速度で1.7倍の探査範囲
2x1.7=3.4倍の探査効率です
POINT-1を追加すると秒速10mでも1mの解像度のデータが取れます。

1倍の速度で1.7倍の探査範囲
1x1.7=1.7倍の探査効率です

【HUMINBIRDのサイドイメージと比べて】
10倍の速度で3.3倍の探査範囲

10x3.3=33倍の探査効率です

【通常魚探HONDEXとACUAMAP サイドビューを水深10mで比較】
水深10mで 通常の魚探200khzの場合 幅2mの探査範囲でしかありませんが ACUAMAP サイドビューは左右合わせて300mの幅で探査することとの比較になります

その差150倍

10倍の速度で150倍の探査範囲
AQUAMAPは
水深10mで10x150=1500倍の探査効率です

(ボトムハウスさんHPより)

というわけで、出力的にはロランスやHUMMINBIRDを大きく上回るGARMIN魚探。
ちょっとハミンのデータが古めかな?と思わない事も無いですが、CHIRP技術で頭一つ抜けている、と言う事はどうやら間違いなさそうです。

 

そもそもCHIRPって何の役に立つの?

しかしそもそも、CHIRPとは何なのでしょうか?
実釣上、一体何の役に立つのでしょうか?
その答えの一端が、やはりボトムハウスさんのHPで紹介されていました。
映りにくい事で有名なタチウオイカなどの魚を、しっかりと映し出す事が出来るのだそうです。

ボトムハウスさんHPより)

私はオフショアのジギングもやるので実感しているのですが、タチウオやイカって本当に魚探に映りにくいです。
もちろん大群になれば映るのですが、上の画像のように単体(?)に近い僅かな反応をとらえる事は自分の魚探(HDS-5)では不可能です。
しかも周波数を細かく微調整して周りの船との混線を防止する事も出来るそうで、太刀魚の船団戦には圧倒的な威力を発揮するのではないでしょうか。

 
だーかーらぁ、バスフィッシングでそれだけの性能が必要なわけ?という声が聞こえてきそうですが・・・
「そもそもCHIRPって何が良いの?」かというと、それはおそらく“分解能”が高いという事なのではないかと思います。

通常、映りにくい物や細かい部分を魚探に映し出そうとすると、周波数感度を上げていく事になります。
すると映るには映るのだけれど、ノイズも多くなってしまって何が何だか分からない・・・と言う事になりがち。
しかしCHIRP回路であれば、これまでよりも少ないノイズで、細かい部分の描写が可能になるというのです。
(お馴染みredeppersさんの解説はコチラ↓)

CHIRP(チャープ)ソナーってなに?

でもイカとかタチウオとか分かっても仕方がないし???と思われるかもしれません。
個人的にこの技術に大いに期待している点は、「ストラクチャーと魚の分離」が出来るのでは?という点にあります。

私は当時好感度がウリだったHDS-5(ロランス)のGen2を使っているのですが、好感度過ぎてストラクチャーと魚がごっちゃに映ってしまいます。
つまり「立ち木にサスペンドしている魚」や「ウィードの隙間に潜っている魚」が全部ひとかたまりに映ってしまい、魚なのか障害物なのか分からなくなってしまうのです。
この両者をきちんと分離して、「ウィードの間に魚が潜っている」「立ち木のトップに魚が浮いている」等がしっかり判別できるようになれば、これはかなり強力な武器になるのではないでしょうか。

(ボトムハウスさんHPより)

もちろんロランスやハミンも最新機ではCHIRP回路を搭載しているわけですが、ショップの方曰く「一世代は性能が違う」との事。
というわけで、綺麗な画像が幅広く、しかも高速走行しても映るというGARMIN魚探・・・。
実際に自分が見比べたわけではありませんが、否が応でも期待が膨らんでいるところです。

・・・というわけでまだまだあるGARMIN魚探の凄さ、今後また少しづつ更新していきたいと思いますのでお付き合いください。
(そして実際使っているよ!と言う方がいらっしゃれば、ぜひインプレッションをお寄せ頂ければ幸いです!!)

 

 
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    • ロッソ
    • 2016年 12月 22日

    魚探シリーズ興味深く拝見しています。
    私も現ローランスユーザで、来シーズンに向けて魚探増設を検討しているので参考になります。
    当初はローランスを買う予定だったのですが、他2社の方が技術的に進んでいる気がして迷っています。
    ただ他社にすると今までに作ったマップをどうするかが悩ましいですよね。
    機能の充実を取るかマップを取るか、もうしばらく悩む日が続きそうです。

    • コメントありがとうございます!私と全く一緒の状況ですね!
      調べて行って感じるのは、ハミン・ガーミンの方がハードウェアの性能的には一歩進んでいる印象です。
      ご指摘の通りマップが非常に悩ましいのですが、クイックドロー等はLOWRANCEで作るより作業効率が格段に良いらしいので、いっそ・・・という気持ちになりかけています。
      この辺り、また次回記事にしてみたいと思いますのでよろしくお願いします。

    • 正洋
    • 2017年 3月 23日

    ガ―ミンのエコマップ。共有したければアクアマップかgpsmap そして、極めつけのクイックドロー機能 全てが桁違いです

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