25Jan
現地価格なら買い得な、最新海外製魚探。
しかしGARMINだけは、何と日本モデルの方が安い!?
異常な価格の裏にある、ガーミンの野望を予想します。。。
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半額で買える!?禁断の並行輸入
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
長期連載となった魚探シリーズ、各種機能を色々と検討してきました。
そして現時点での性能面は、どうやらガーミンが一歩リードしているようです。
しかし気になるのはその値段。
いくら良くても、高過ぎて手が出ないのでは意味がありません。
特に海外製品は、日本国内版にする際の手間で大幅に価格が上がってしまいます。
というわけで、リスクを覚悟でハミンバードの並行輸入モデルを検討しました。
この方法ですと、送料などのコストを含めても国内正規版の半額程度で購入できる計算になります。
ですので新しいHelix G2Nシリーズが買えるようになれば、この手を使って入手しようと考えていたのです。
(ちなみに2016年までのG2シリーズに比べ、ネットワークに対応するなど決定的な進歩を遂げているようです。以下参照)
ガーミン国内モデルの異常な安さ
上の方法ですと、ネットワーク可能な「HELIX 7 G2 CHIRP SI GPS Networkable」が現地価格で約800ドル。
為替レートを1ドル=115円として、送料・関税込みでざっくり10万円+α程度で購入できる計算になります。
国内モデルだと旧モデルでも20万近くするので、ほぼ半額で買えるのは間違いなさそうです。
(タックルウェアハウスHPより。この”Networkable”って、つまりG2Nモデルって事ですよね???)
しかしここでふとある事に気づきます。
Helix7のライバルとなるガーミンの7インチスタンダードモデル“ECHOMAP CHIRP 75SV“は、国内正規モデルが何と11万円程度で販売されているのです。
ガーミンは振動子が別(+数万円程度)とは言え、温度等の単位や日本語対応、そしてサポートのある正規版がこの価格と言うのは衝撃的。
元々そんなに安い魚探なのか?と現地価格を調べてみると・・・何と衝撃の999.99ドル!!
これって下手したら、日本国内モデルより高いでは無いですか・・・!?
(GARMIN HPより。でもこれ、振動子込みの価格かもしれませんが・・・)
つまりここから分かるのは、「GARMINが安い」わけでは決してないという事。
ガーミンの「日本国内モデル」が異常にお買い得な設定になっているということなのではないでしょうか。
ガーミンの野望
米国モデルを日本語化などする過程で、一定のコストが掛かるのは当然です。
それにも関わらず、本国版と大差ない値段をつけてきたガーミン・・・。
この戦略的な価格設定に、「日本市場を獲る」という強い野望を感じるのは果たして私だけでしょうか。
その辺りの裏事情には詳しくないのですが、どうやらガーミンは日本法人を設置しているようです。
しかもその“GARMIN JAPAN”は、販売代理店だった「株式会社いいよねっと」を買収したとの事。
つまり自社の現地法人にて、管理・販売・マーケティング・サポートを一元管理する体制を整える腹積もりでしょう。
魚探事業については“G-FISHING”さんという別会社が輸入代理店になっているようですが、いずれにせよガーミン本社の息のかかった下部組織であろうと思われます。
そうなるとジムクォーツさんが正規輸入総代理店になっているLOWRANCEや、岡田商事さんの扱うHumminbirdとは、日本国内でのバックアップ体制の規模が圧倒的に違う事が想像できます。
(注:ただし会社が大きいから良いとは限りませんが・・・)
しかもここ数年で、一気にGARMIN正規代理店が増えた印象があります。
それも各地方にバランス良く、ご丁寧にディーラーのタイプ分けまでされています。
と言う事は当然、そこにはガーミン本社の戦略的な働きかけがあったと考えるのが自然でしょう。
豊富な企業体力を背景に、日本での魚探シェアを本気で獲りに来たガーミン。
今はまだマイナーかもしれませんが、10年後のトップシェアを予感させる怒涛の勢いを感じます。
というわけで結論として、私はガーミン魚探をチョイスする事に決めました!
次回はいよいよ、ガーミン内での機種選定に進んでいきたいと思います・・・。
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