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:[D] ゾディアス166ML-Gで知る、本格グラスロッドの味

重い、ダルい、低感度の三重苦を背負うグラスロッド。
しかしグラスのしなやかさは、決して低弾性カーボンには出せない
本格的グラスの扉を開ける、手の届く名竿を紹介します。

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絶滅危惧種の”グラスロッド”

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて、昨年のバサーオールスタークラシックを「巻いて勝った」北大祐プロ
その劇的な勝利を皮切りに(?)、今年はグラスロッドが再注目されてきているように感じます。

(siteBより)

もちろん古くからの巻き物師に言わせれば、グラスのメリットなど「いまさら?」という感じかもしれません。
しかし重いダルい低感度といったグラスロッドはなかなか市場に受け入れられず、今ではほとんどラインナップから消滅・・・。
ですからそもそもグラスを使った事が無い、というアングラーも少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

いやいや、グラスと名の付くモデルはそれなりにあるよ?と思われるかもしれません。
しかし現在市場にあるのは、ほとんどがカーボンとのハイブリッドである「グラスコンポジット」
100%ピュアグラスのラインナップと言うのは、今やほとんど無いのではないでしょうか。

 

なんちゃってグラス

ただし気を付けておきたいのは、ピュアグラスは良くてコンポジットは駄目・・・という事では決してないという事。
むしろコンポジットは、グラスの持つデメリットを解消しようとする試みの中で生まれてきたロッドなわけです。
ですから使い所によっては、非常に快適な使用感を提供してくれると思います。

ここで注目したいのは、「コンポジットには物凄く幅がある」と言う事。
以前ちょっとマニアックに話題にしましたが、

(1)グラスロッドがベースで、バット等のみカーボンで補強してあるタイプ
本格的グラスコンポジット
(2)カーボンシートに、ちょこっとグラスが混ぜてあるタイプ
なんちゃってコンポジット
(3)カーボンロッドがベースで、ティップだけグラスが継いであるタイプ
ティップだけコンポジット

・・・等々、様々な手法が用いられているのです。

そしてここでも注意しておきたいのは、どれが良いという優劣の問題では無いということです。
例えば私は初代エクスプライド170M-CR173MH-CRを溺愛していますが、これは(2)の「なんちゃってコンポジット」。
しかしグラスが少なく軽さとしゃっきり感が適度に残るテイストは、琵琶湖でウィードを切りながらのリトリーブに最適だと感じているのです。

 

本格的コンポジットの名竿

けれどもこうした”なんちゃってコンポジット”が、「グラスなのにこんなに軽くてシャープ!」と高評価を受けやすい一方で、“本格的コンポジット”は辛い評価を受けやすくなりがち
そんな隠れた名竿の一本が、例えばゾディアス166ML-Gではないかと思います。

この竿は1本もののピュアグラスをベースに、ハイパワーXで補強をした位でほとんどカーボンを使っていない「ほぼグラス」の本格的コンポジット・ロッドだそうです。
しかしその製法ゆえ、重い、ダルい、低感度といったグラスのデメリットはそのまま・・・。
控え目に言っても、シリーズの中で非常に人気の無い番手なのではないかと思います。

(よく曲がるんですよねコレ・・・)

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しかし本格的なグラスにしか出せない2大メリット、「乗せやすさ」「バラシにくさ」は、なんちゃってコンポジットの比ではありません。
特にショートバイトを絡めとるという点では、埋められない差が付くのではないでしょうか。
レジットデザインが試行錯誤の末、最終的にはピュアグラスをリリースするに至ったというのは非常に象徴的なエピソードの様に思えます。

「低弾性カーボンロッドでも結構乗るよ」という意見もあるかと思います。
もちろんラインなど他のタックルセッティング巻きスピード、ひいては時期によるバスのバイトの仕方などによってそれが最適解になる事も少なくないでしょう。
しかし一般に低弾性と呼ばれるカーボンの反発力が24t程度である一方で、グラスは同じ基準で表すと8t程しかないのだそうです。
この数字だけ取ってみても、グラスのショートバイトを絡めとる能力の高さは、カーボンの比では無い事が良く分かるのではないでしょうか。

私自身は琵琶湖釣行が多いために、これまではエクスプライド170M-CRをメインに使用してきました。
しかし先日出掛けた長良川には濃いウィードも無いため、ゾディアス166ML-Gをチョイス・・・。
薄掛かりの危ないバイトでも、竿のおかげできっちりとランディング出来たように思います。

(ちなみにルアーはワイルドハンチ。このようにちょっと小さ目の10g前後のルアーにベストマッチだと思います)

というわけで重い・ダルい・低感度といったグラスの3重苦がそのまま残っているゾディアス166ML-G。
しかし「ほぼピュアグラス」に近い仕上がりだからこそ、グラスにしか出せないしなやかさがきちんと表現されている稀有な一本だと考えています。
実売価格も1万円台前半と格安ですので、馴染みの無い方にも「本格グラスロッド入門」を果たして頂けるのではないでしょうか。
決してシマノの回し者ではありませんが、手軽に入手できるうちに1本持っておかないと損なのではと思うほど、破格のコストパフォーマンスの名竿だとと思います。
(ちなみに合わせるリールは16メタMGLが良いと思います。もう少し自重が重いとベストかなという気はしますが・・・)

 
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    • oba7
    • 2017年 4月 26日

    私もこのロッドを愛用しています♪

    ノリが良くてバラさないのもさることながら、カーボンだとキャスト時にクルクル回転しちゃうロングA等の大き目のミノーがまっすぐかっ飛んでいってくれます!!

    ピュアグラス+ハイパワーXの相性はかなりいいですよね(^_^)

    • そうなんですよー、グラスのネガを上手くやわらげている感じがして、正直言ってピュアグラスより個人的には好きなのです(^^♪

    • ひばらん
    • 2017年 4月 26日

    まずは復活おめでとうございます。

    ゾディアス166ML-G、私も購入しました。ワイルドハンチにジャストですか!
    タイニークランクやりたくて導入しましたがやらかしちゃいましたかね。タイニープラグへの適性いかがでしょうか?
    当初はエクスプライド1610ML-CRを考えてましたが
    レングスの面とカーボンの含有量とか考えて投げやすそうなんでゾディアスにしました。
    まあお財布にも優しいし、味があるロッドもっていてもいいかもですね。

    • GOD@
    • 2017年 4月 27日

    そんなにいいのですね!私も巻物にすごくハマって、永遠クランク攻めてた時があり、グラスがほしくなったのですが簡単に手に入れれるのがその時はブラックレーベルのFMシリーズだけでした。小遣いお父さんにはそれが限界で、重いけどグラスを味わいたいし、さらにクランキングが楽しくなるかもと思い購入して、ずっと使ってます。今までMLクラスの竿で巻いてウィードを切ってたのですが、ずっと巻いてると重くて両腕じゃないと疲れてウィード切れないのですが、大森さんに憧れもありずっと使ってますwやっぱりクランクはグラスのほうがいいと、思います断然

    • クランキングにおけるグラスの優位性は、他の竿では決してカバーできない面がありますよね(^^)!

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