5May
プロの釣りを、間近で体験できるフィッシングガイド。
しかし教えてもらえない、ガイドに釣られるなど不満も噴出!?
貴重な一日を味わうための、“ガイドの種類”を考えます。
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フィッシング・ガイドの評判
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenDです。
GWの釣りを愉しむために、フィッシングガイドを利用する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
かくいう私も、これまで何度かガイドさんにお世話になってきました。
そしてガイドを選ぶ際、やっぱり気になるのがユーザーの評判。
しかし色々な話を見聞きしていくうちに、良い悪いの評価にだいぶバラツキがある事に気付きました。
というわけで今回は、フィッシング・ガイドの種類について書いてみたいと思います。
本人が釣るのは駄目ガイド?
まずガイドの評判を測る尺度として、一番よく出てくるのは「よく釣るか否か」という点ではないかと思います。
もちろん魚を釣りに行っているわけですから、これはごく自然な評価基準でしょう。
しかしたくさん釣れさえすれば良いと言うわけではなく、「ゲストが釣っているか否か」を気にする意見も少なくないようです。
お金を払って釣りに行っているお客さんに釣れずに、ガイド本人が魚を釣る。
これはサービス業としてどうなのか?海のジギングだったら船長は竿を出さないよ?・・・というわけです。
なるほどなぁと思う一方で、実際に自分がガイドを受けてみて感じたのは、「むしろ釣って見せて欲しい」と言う事でした。
フィッシングガイドを依頼するのは、決して安くはありません。
その一日に数万円を費やしてまでなぜ利用したいかと言うと、私の場合は「釣り方を勉強したいから」という部分が大きなウェイトを占めています。
つまりポイント選択の判断基準やタイミングの図り方、そしてアプローチの技術をレクチャーして欲しいと考えているのです。
ですから極端に言ってしまえば、自分に釣れなくても全く構わないとすら思っています。
同じボート上で同じポイントを狙っているとして、ガイドさんには釣れるのに自分は全然釣れない・・・。
そんな状況の中で、「一体、プロの釣りは何が違うのか?」という理由の部分を教えてもらう事こそに、価値を感じているわけです。
逆に言えば、とっておきのシークレットポイントに連れて行ってもらって、秘密のチューンド・ルアーを手渡されて、何が何だか分からないけれど50UPがたくさん釣れまくった・・・という風なガイドを、私は受けたいと思いません。
あくまで私の場合はですが、たとえ釣れても釣れなくても、「なぜ」の理由をしっかりと伝えてくれる方のガイドを受けたいと考えています。
ガイド・フィッシングには2種類ある
というわけで整理しますと、ガイド・フィッシングに求める要素には2種類あるように思われます。
1つ目は「ゲストの釣果を最大化し、その日の釣りを楽しむ」ための“釣果型ガイド“。
そしてもう1つは、「釣りの技術や考え方を学ぶ」ための“レクチャーガイド“。
これは決して、どちらかが良い・悪いという話ではありません。
しかし我々ゲストがどちらの要素を求めるか?によって、良いガイドの基準が変わってくると思うのです。
つまり久しぶりに取れたGWの休みに、仲間と一緒に琵琶湖のビッグフィッシュを堪能したい!と願うなら、うんちくを聞かされた上にガイドが釣ってしまうレクチャーガイドではたまらない・・・と感じるでしょう。
一方で私のように、次からの自分の釣りに活きるコツを教えてほしい・・・と考えるタイプだと、「はい、ここ釣れるよー、水深○×メートル、南の方向に向かってこのルアーをキャストして下さーい」と言ったソルトの遊漁船的なノリの釣果型ガイドでは、ちょっと興醒めしてしまうというのが本音です。
ですからガイドの方々には、“釣果型ガイド”と”レクチャーガイド”のどちらを提供するのか(あるいは両方なのか)といった、ガイドのタイプを明示してもらえたら良いのでは?と思う次第です。
そして一方で依頼する我々としても、「こういうテーマの釣りを勉強したいのですが、教えてもらえますか?」といったように、希望するガイド内容に対応してもらえるかを確認すると良いのかな?と感じます。
というわけで、多くの方が自分の希望するガイド・フィッシングを楽しまれる事を願っております。。。
※ぜひ
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コメント
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初めまして、いつも為になる記事を有難うございます。私は3月に初めて琵琶湖ガイドを利用しました。私が選んだガイドさんは釣果型であり、その中で様々な理論、メソッドを教えてくれました。私が選んだ基準には、現役トーナメンターであるかも考慮しました!KenD様がおっしゃるようにテーマを伝えることは、とても大事だと思いますし自分が全くしない釣りを生で見ることはとても勉強になりました。あとガイドさんには、大変失礼と思いますが・・・風俗嬢選びに似てるかもです(笑)人気嬢だが予約が取れないとか、かわいいけどサービスがいまいちとか、新人だけど愛想がいいとか(すみませんあくまで個人の感想です)ガイドを頼む方も、絶対60UP釣ってやるとか、高いお金払うんで元をとってやるとかあまり気負わずに楽しみながら学ぶぐらいのスタンスがちょうどいいと思います!突然失礼しました。
いつもありがとうございます!
なかなか大胆な例えかと思いますが(笑)、楽しみながら学ぶスタンス、私も激しく同意です(^^♪
こんばんは。もうお加減よろしいのですね。この趣味を続けるには健康が大事なので(むろんお金と時間もですが・・・。)ご自愛ください。さて、なかなか興味深い話ですが、コレたぶん「レクチャー型」はあまり多くなく、ましてや両方できる方はわずかではないかと思います。10年来琵琶湖ガイドでお世話になっている方から話を聞いたり私が実際に経験したのでそう思います。たとえばしんどい時に引き出しの少ないガイドは釣ってるガイド艇の跡をつけたり或いは引き出しを増やそうとやっていた場所をチェックしてきたりすることがままあります。酷いと流す先に入ってきたり、航行中に良いサイズを釣ったのを見つけると白々しく近くを流しながら引き返してきたりしますよ。この時期(GW)の琵琶湖は普段以上に湖上も湖岸も無法地帯化するのでガイドの「腕」が問われる時期と思います。長期休みなのでいつも以上にレベルがピンキリのお客さん(ベイトを使ったことが無い方とか本当にピンキリらしいですよ。)にいかに釣ってもらって(楽しんで)帰ってもらうか。こんな事を考えてガイドをされている方もいるので釣果報告を見るときの指標にしてみてはいかがでしょうか。ちなみに私は聞きまくってます(笑)。
ありがとうございます、大変ご心配おかけしましたが、おかげ様ですっかり良くなりました(^^♪
そうなんですよ~、ガイドさんも色々なのですが、「レクチャー型」の方って実はかなり少ないのではというのが私自身も感じたところです。
いつも楽しく拝見させていただいています。
私も最近何人かガイドを利用しています
自然相手なので、毎日出てるガイドでも
勿論釣れない時があるのも理解できます。
ただガイドがボコボコに釣ってゲストが全く釣れないのは2流だと思う。
ブログ見てるとよくあります。
釣りが美味いだけでは1流のガイドとはいえません。いかにゲストにレクチャーしたテクニックで釣ってもらうか。
ハードベイト主体のガイドにとくによくあります。たくさんいるプロガイドから選ぶのって難しいですね。料金も決して安くはないので。
1流のガイドは一握りだと思うし、常に予約で埋まってます。
いつもありがとうございます!
よく考えていくと、ガイド業って凄く難しいだろうな~と思います(;^ω^)
ゲストの技量もまちまちな中で、釣らせる努力と工夫をしているガイドさんたちに脱帽です。
はじめまして。いつも楽しく拝見させてもらってます。
自分も何度もガイドを受けていますし、これからも受ける予定です。
今回のガイド業に関して、個人的に求めるものはKenDさんとまったく同じでレクチャー型になります。
自分もボーダーでほぼ毎週琵琶湖にでており、魚を釣るだけならいつでも釣れるので、ガイド日当日の釣果よりも今後の自分自身のスキルアップにつながる内容をもとめています。
なので、前もってガイドさんに「今回はこの釣りを教えてほしい」と伝えてからガイドを受けるようにしています。(一応、その時の旬な釣り方で、真冬にビックベイトなどといゆう無茶なお題ではありません)
当然、その希望する釣り方がその日の状況にあっていないこともあるので、釣果的には下がることもありますが、勉強になることが多く個人的には満足しています。
その他、上記のレクチャー型・釣果型以外で個人的に重要視している部分がコミニュケーションになります。
1日同じボートというう狭い空間で、無愛想ではたまったものではありません。よいしょしろとまでは言いませんが、楽しく世間話ができるぐらいの話術は必要と思います。(過去に黙々と釣りだけをするガイドさんもいました。)
雑誌やネット動画にでているガイドさんは皆さんハイレベルなので、どのガイドを受けても釣りの技術的には十分に満足できるので、個人的には最後のコミニュケーション能力の高いガイドさんにお願いすることが多いですね。
最後に、ガイドに何を求めるかはひとそれぞれで、他人のガイドの評価を参考にするのは難しい部分ではあると思います。
コメントありがとうございます!
確かにコミュニケーション能力は大切ですよね・・・。
深読みすれば、事前にゲストの要望を汲む能力もまたコミュニケーション能力の一部とも言える・・・かもしれないと感じました(^^♪