14May
世界的な傑作ルアー、visionワンテン。
しかしキング・オブ・ジャークベイトの、唯一の弱点は純正フック・・・。
名作のポテンシャルを引き出す、フックセレクトを考えます。
notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!
名作ワンテンの弱点
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenDです。
さて“ワンテン“といえば、「キング・オブ・ジャークベイト」の名を欲しいままにする名作。
私としても、数あるルアーの中で最も好きな傑作です。
最近、このワンテンの人気が静かに再燃している(?)ようです。
しかし使ってみると誰もが気になるのが、フックの弱さではないでしょうか。
「カツアゲフック」と呼ばれる純正トレブルは、良く刺さって軽いものの、あまりにもワイヤーが伸びやす過ぎると感じられるのです。
そんなわけで今回は、ちょくちょく寄せられる「ワンテンのお勧めフックセレクト」の質問にお答えしていきたいと思います。
(ちなみによく訊かれるロッドについてはWSC66MLを使っていますが、最近はワンテンスティックを試してみたくなっています)
スローフローティングをどうするか?
ところでノーマルのワンテンは、工場出荷状態で若干のスローフローティングに設計されています。
ただしサスペンド・チューンして使う方が多いと思いますので、ここではサスペンドの前提で話を進めさせて頂きます。
さて、この前提でフック交換を検討していくと悩ましい問題にぶつかります。
純正と同じ#6サイズを選択すると、多くのフックでシンキング状態になってしまうのです。
(つまり、それだけ純正フックが軽いという事ですね)
その問題を克服するフックセレクトの一例として、トレブルRB-M”ショートシャンク”#6という選択肢があります。
先日のkurochannelで紹介されていた方法で、確かにノーマルRB-Mの0.44gと比べて、0.42gと軽めなので調整がしやすいのです。
※ちなみに、参考までにがまかつフックの標準自重リストを載せておきます
トレブルSP-Mがマイセレクト
しかし私の場合は、また別のフックをセレクトしています。
それが“トレブルSP-M“の#6。
自重0.43gと軽めな上に、ゲイプ幅がRB-Mより広いのが特徴です。
以前も上の記事で書きましたが、ジャークベイトにおいては特に「初期掛かり性能」が重要だと考えています。
体当たりバイトや外掛かりなど、薄皮一枚のショートバイトが多発しやすいルアージャンル。
ですから極力ゲイプの広いフックを使用する事で、少しでもフックポイントが触れやすいようにしたいと思っているのです。
ただしこれには弱点もあって、その分貫通力が低めというアキレス腱があります。
それでも初期掛かり性能を優先していたのですが、今年フッ素コート仕様の”ナノスムースコート“モデルがリリースされました。
これまでに比べて貫通力が上がっているそうなので、SP-Mの泣き所をカバーしてくれるのではないかと期待している所です。
(でもガマカツさん、さすがにこれ高過ぎじゃないでしょうか・・・)
というわけで私の個人的なフックセレクトとしては、ワンテンにはトレブルSP-M #6がお勧めです。
ただし個体差や水温によって若干のサスペンド調節が必要になりますので、その際はスプリットリングを#2か#3にするなどして微調整しています。
納得できるセッティングを決めて、ぜひ狙いのジャークベイトフィッシュを手にして頂きたいと思います。
(ちなみに純正のリングは、#2.5???くらいの中途半端な重さになっているかと・・・)
※ぜひFacebookページへのいいね!& twitter・Instagramのフォローをよろしくお願いします。
関連記事
コメント
-
2017年 5月 27日
この記事へのコメントはありません。