アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] 最も簡単に魚を釣る方法 – “情報”の魔力と代償

最も簡単に魚を釣る方法は、“情報”で釣る事!?
しかしイージーにキャッチできる反面、そこには恐ろしいリスクも・・・。
“情報”の魔力と代償を、あらためて考え直します。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

最も簡単に魚を釣る方法

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
これまで何度か書いてきましたが、釣りにおいて大切なのは、1に場所、2にタイミング、そして3にアプローチ・・・と個人的には考えています。

しかしそうは言うものの、実はもっと手っ取り早く魚に辿り着く裏ワザもあります。
それはズバリ、他のアングラーからの”情報・・・。
「昨日、あのポイントで爆釣したよ」という情報を得る事が、実のところ何よりも簡単に結果に繋がる事が多いと感じています。
(特に、状況が安定している時ほど効果的かと)

だからこそBassmater等のトーナメントでは、「ノーインフォルール」という情報交換を禁じる規則が設定されています。
また個人的にも、情報で釣るというのは他の人に釣らせてもらったような気分がして好きではないのですが・・・。
しかしそれとはまた別に、情報で釣るのはイージーに魚に触れる反面、どこまで行ってもトップにはなれないという一面もあると思っています。

(bassmaster.comより)

と言うわけで今回は、釣りにおける情報の功罪について考えてみたいと思います。

 

夏のパンチショット戦、二連覇!!

ところで先日の”B.A.I.T.(バイト)”第3戦において、プロガイドの冨本選手が2日トータル23,830g(!)のビッグウェイトで優勝されたそうです。
冨本選手と言えば、パンチショットの使い手として名高い琵琶湖屈指のトーナメンター。
昨年の同大会もレコードウェイト(たぶん日本記録)で制しており、真夏の試合を2連覇した事になります。

冨本プロのブログより)

そんな超人的な釣果を叩き出す選手ですから、そのポイントをマークするアングラーも大勢出てくることになります。
夏の間中ガイドでも爆釣続きだったこともあり、せっかく見つけていた場所も試合には使えなくなってしまっていたようです。

しかしそんな状況の中でも、3~4kgのキッカーフィッシュが連発する新たなホットスポットをプラで探し当てます。

夏のパンチショット合戦。

絶対に勝ちたい試合なので、今回は2日間プラに入った。

台風前まで好調だったエリアは人的プレッシャーや放流量の変化により、とても試合で使えるような状況ではなくなり、新たなエリアを見つける事に専念。

なんとか使えそうなエリアを見つけ、プラでは3キロから4キロの魚が連発する。

ところが本番は放流量の変化から思ったほどそのスポットが機能せず、3位からのスタートとなったのだそうです。
そこで2日目は試合中に魚を探し直し、新たなキー・ポイントを発掘!
風の吹くタイミングも味方に付け、辛くも逆転での優勝を飾ったのだという事でした。

(冨本プロのブログより)

 

“情報”の魔力と代償

この勝利から、私たちが学ぶべき事は一体何でしょうか?
冨本プロが釣っているのを参考にして、そのポイントで魚をキャッチしたアングラーはたくさん居たはずです。
しかし去年も、そして今年も、頂点に立ったのは他の誰でも無い冨本プロだった・・・。
この事実が教えてくれるのは、「情報に頼って釣りをしても、決してトップに立つ事は出来ない」と言う事ではないでしょうか。

(Bassmater.comより)

確かに魚を触るという意味では、誰かが探してくれたグッド・ポイントに入るのが簡単です。
しかしその方法では絶対に、2番風呂・3番風呂になってしまうことは避けられません。
つまり誰よりも先に正解に辿り着くという、最も熱いタイミングを捉えられないと思うのです。

そして情報だけに頼って釣りをする事に慣れてしまうと、自分で魚を探す力が養われなくなってしまう事でしょう。
結果として自力で釣れないので、ますます情報に頼り、さらに魚を探せなくなっていく・・・。
そんな負のスパイラルに落ち込む危険を、”情報の釣り”は孕んでいるように思えてなりません。
(他の人の釣果から、「その条件で釣れるなら、もしかしてあそこも・・・」という風に展開させていくのはもちろんアリだと思いますが)

というわけでイージーに魚をキャッチできる反面、自力で釣れなくなるリスクが潜む“情報”の釣り
その魔力と代償は、肝に銘じておきたいところです。
そしてだからこそ、たとえ大した釣果を出すことが出来なくても、決して自分で魚を探す事を諦めたくない・・・と思う今日この頃です。
(もちろん、ルアーとか釣り方を真似してみる事から始める、というのは大切だとは思いますが)

(そしていつか、自分の見つけた釣りで勝つ事が出来たら最高に幸せですね!)

 
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