アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] “トレジャートラップ”はフィネスなスピナーベイトである!?

大増水からの減水、そして放流量低下の状況変化。
BATNET第3戦は、アジャスト能力を問う激変のコンディションに!
激動のハイプレッシャー戦でも通用する、トレジャートラップに最注目です。。。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

惨敗の必然

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて昨日は今年最後のバストーナメント、BATNET(バットネット)第3戦に参加してきました。
結果は・・・1本、970gのみでウェイイン出来た選手の中では最下位でした(泣)。

(精一杯大きく撮ってもらっていますが、1kgありませんw)

つまり見事な惨敗だったわけですが・・・今回も様々な事を勉強する事が出来たように思います。
というわけで今回は、その必然の敗因について考えてみたいと思います。

 

大増水からの減水

台風後の大増水からの、減水&放流量低下と言う”変化”の真っただ中にぶち当たった今大会。
プラでは増水の影響からシャローでも爆裂していたのですが・・・。
本戦でメインに据えたのは、(減水を考慮して)水の通るチャンネル沿いのディープエリアでした。

(プラではシャローで面白いように釣れていたのですが・・・)

少し湖流のよれる4mラインに残ったウィードが、壁状に切り立ったピンを2か所ほど用意。
マグナムクランクディープクランクで、ロクマルはじめビッグバスが連発していたホットスポットでした。

 
そして前日プラでもう一箇所、このレンジが潰れた時のために別のエリア環境を・・・と探し回りました。
シャローから一段下がってくる魚が通りそうなエリアを、しらみつぶしに探索。
こうしてミドルレンジにもビッグバス・スポットを1つ見つけてプラは終了しました。

 

激変の秋

しかし試合本番、冷え込みを考慮してチョイスした本命のディープエリアには信じ難い光景が広がります。
なかなか見たことが無いレベルの大船団・・・聞けば別の大規模トーナメントも開催されていたようで、通る場所も無いほどの大混雑。
何とかゆっくり船の間を縫ってポイントまで辿り着きましたが、とてもではないですが狙いのラインを通せません。
(お近くにいらっしゃった皆様、もしお邪魔でしたら申し訳ありませんでした・・・)

すぐにもう一箇所に切り替えますが、こちらもまた大船団のさなか・・・。
3回入り直しを試みましたが、結局1度たりとも目的のラインを通す事は出来ませんでした(泣)。

そこでミドルレンジへと狙いを切り替えますが、予想外に大沈黙。
プラでは数・サイズとも広くポロポロと拾える感じだったのですが、1日にして見事に激変していました。
風が止んだタイミングで1kg弱を1本拾ったのみで、手も足も出ない結果に終わってしまったのです。

(あまりに激変していたので放水量が変わったのではと疑ったくらいですが、250tのままだったようです?)

 

北湖ロックエリアの優勝!そして南湖でも・・・

そして優勝は、渡来選手が5尾-7800gで初優勝。
北湖東岸のディープエリアを、3/8ozと1/2ozのラバージグ(ワタカツジグ)をローテーションして釣ったそうです。
(おめでとうございます!!ただし私自身が北湖を理解できていないため、詳しいパターンは良く分かりません。。。)

やはりこの時期は北湖が強いのか・・・と思いきや、僅差の2位に輝いたのは南湖を攻略したチャンプ・田原選手。
ボディウォーターラインでアラバマリグトレジャートラップ1本針仕様)を巻き切っての見事な入賞でした。
デスレイク化した今回の南湖の状況で、このウェイトを絞り出した見事なゲームには「さすが」としか言いようがありません。。。

ちなみにセンターにスイングインパクト3.5インチ1本のみを配したそのセッティングは、想像をはるかに超えるフィネスさ。
アラバマリグと言うと、デッカイ仕掛けをジャボーンと投げてタダ巻き・・・みたいなイメージのままだった私には、正直カルチャーショックでした。
何となく使わなくなってしまったアラバマですが、この仕様のトレジャートラップは“変則スピナーベイト”と言っても過言では無いかと・・・。
今シーズン、何とか探し出して使い込んでみたいルアーの筆頭候補となりました。

(ただしこれ、かなり入手困難なんですよね・・・)

※この泳ぎ、かなり衝撃的です。。。

しかし今回チャンプに勉強させて頂いたのは、その繊細なアプローチだけではありませんでした。
試合のプレッシャーを想定して、あえて人目につきにくいB級スポットをピックアップ。
特大こそ出なかったものの、見事狙い通りに5本のナイスサイズを絞り出すのに成功したというわけです。

 
後から思えば、やはりこの日の南湖の正解はやや水深のある4mラインだったと言えると思います。
しかしそこをメインに据えながらも、私はメジャーなピン2か所しか用意しておかなかったために、目的のエリアで釣りが出来なかった・・・。
狙いの「エリア」内にサブスポットを準備できなかったことが、大きな敗因の1つだったと感じました。

 

プレッシャーと”マズメ”の力

この結果を受けて、今回猛烈に反省すべき点が2つ浮き上がりました。
それは私の「プレッシャー対策」の欠如と、「マヅメの力」への依存です。
私は平日釣行が多いため、どうしても空いた湖上で釣りをする事が多くなります。
ですのでプレッシャーに対して、どうしても無頓着になってしまう傾向に・・・。

そして朝イチや夕マヅメといった、「タイミング」の力を借りて釣る事が多いのも大きな欠点だと思いました。
実質的に朝8時頃から昼過ぎまでのトーナメントでは、朝夕の美味しい時合を利用できません。
自分がこの「マジック・アワー」の力に大きく依存している事を、嫌でも自覚させられる事になったわけです。

琵琶湖というビッグレイクで釣りをし始めてから、今年で7年ほど。
最初の4~5年は、ざっくりと大きなエリアを絞り込む事に費やしてきた気がします。
そして試合を意識し出したここ1,2年は、エリアの中でさらにピンを炙り出す事を強く意識してきました。
狭い1級スポットを絞り込むによって、特にサイズ面では目に見えて結果が表れてきたように感じています。

しかし私に発見できるような分かりやすい一等地など、手練れのアングラーからすれば一目瞭然。
今回の試合でバッティングの嵐を経験し、「こんなに皆が理解しているのか・・・」と言う事が骨身に沁みました。
人目につきにくいマイポイントを持たず、一等地を2,3箇所用意した程度では全く歯が立たない事を思い知らされたのです。

それでも平日にビッグバスを数本釣れば、プライベート釣行としては何となく満足した気分になってしまいます。
けれどもBプラン・Cプランも無いこんな状態では、試合で安定した結果を残すなど到底望めません。
私がこれまで琵琶湖のトーナメントで一度もリミットメイク出来ていないのは、必然の結果だったとしか言いようが無いでしょう。

そんなわけで、個人的に重い課題を残した今年最後のトーナメント。
しかし強烈なメンバーの中での試合を経験していなければ、決して気付けなかった多くの学びを得る事が出来ました。
この反省をもとに、来季はもう少しマシなゲームを展開できるように精進していきたいと思います。

最後になりましたが、一緒に競い合い、多くを学ばせて下さった参加者の皆様、そして運営の方々に心から感謝したいと思います。
皆様本当にありがとうございました!

(そして来年もよろしくお願いします・・・)

 
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