5Dec
スローなイメージが先行して、苦手としていたワームの釣り。
しかしボトムフィッシングは、実はトップウォーターと一緒だった!?
ボトムの意識を180°変えた、衝撃の理論をシェアします。
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バスフィッシングの基本はボトムを取る事、なのか??
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて最近、各雑誌で非常に面白いテーマがフィーチャーされています。
それは釣りにおける核心の要素とも言える、“レンジ“についてのお話です。
昔々、(確か)今江克隆プロの本で「バスフィッシングの基本はボトムを取る事である」といったようなことを読んだように記憶しています。
子供時代のスターだった今江プロの言葉は、何でもかんでも神の預言の如く信奉していたものですが・・・。
実はこれについてだけは、当時から「えっ、そうなの・・・???」と疑問に思っていました。
そして今になっても、私はボトムを取るのが基本だとは考えていません。
これはしばしば「ボトム派」のアングラーと議論になるテーマなのですが、最近興味深い事が分かってきました。
と言うわけで今回からは、ボトムとトップ、そして中層のディープな話にお付き合い頂ければと思います。
バスはボトムに居ない!?
ところで今月号のBasser誌に、非常~に興味深い記事がありました。
それは先日の2017 JBエリート5を制した池原・七色の”リビング・レジェンド“、山岡計文プロのコラム。
その中で山岡プロは、基本的に「バスはボトムにいない」と断言しているのです。
これについてはもう激しく同意で、私も実体験としてボトムにへばりついているバスをほとんど見たことがありません。
例外は「スポーニング時のベッドフィッシュ」と「真冬の越冬バス」で、確かに1~2月にメタルバイブで釣れるような個体のお腹には泥が付いている(ボトムにへばりついている)事があると思います。
しかし逆に言えば、それ以外のほとんどの時期では底を切って泳ぎまわっていると考えているのです。
ボトムとトップは同じものである
それではなぜ、バスフィッシングにおいてボトムを釣る機会がこんなに多くあるのでしょうか?
ある時ジャッカルの加藤誠司プロとお話をさせて頂いた時に、1つの衝撃的な事実を教えて頂きました。
それはテキサスリグでカバー撃ちをする時のバスのポジションについてだったのですが、
「言っておくけど、リグを撃ったその場にバスが居るんじゃないからね。周りにいる魚が寄ってきて、ボトムに追い詰めて喰ってるだけだよ」・・・と教わったのです。
ボトム・フィッシングが苦手だった私には、それは非常にショッキングな発想の転換でした。
それまで私のワームの釣りのイメージは、ヤル気が無くてボトムに沈んでいるバスの口元に、なるべくリグを近付けて喰わせる・・・といったものでした。
ですからスローにネチネチと時間を掛けなければいけないように思い込んでいて、結果としていつまでたっても苦手意識が消えなかったのです。
しかしボトムが「ベイトを追い詰めるためのエサ場」であるならば、これは“水面”と一緒の事ではないか?とその時気付きました。
つまり追い詰める場所の上下が反対なだけで、ジグ・テキサスとトップウォーターは、実は同じものだったのか!と自分の中で合点がいったのです。
そしてボトム・フィッシングとトップウォーターは一緒だと思えた時から、ワームの釣りが急速に好きになっていったというわけです。
しかしそれでは、トップとボトムだけを釣ればそれでOKなのか・・・と言えばもちろんそうではありません。
むしろ個人的には、ボトムを取る事もトップにおびき出す事も「基本」だとは考えてきませんでした。
というわけで次回は最後のフロンティア(!?)、“中層“について考えてみたいと思います。
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