15Jan
心躍らせる、夢の海外遠征釣行。
しかし釣竿を運ぶ際、飛行機のサイズ制限が!?
悩ましいロッド運搬情報をシェアします。
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立ちはだかる「長尺物のサイズ制限」
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて“バスマスターへの道”特集、第4回のテーマは航空機の「長尺物サイズ制限」のお話。
海外に遠征釣行をする際、どのようにロッドを運ぶか?について考えてみたいと思います。
まず乗り越えなければならない壁が、航空機に預けられる荷物のサイズ制限です。
これが実は航空会社はもとより、登場する便によってマチマチというのが困ったところ。
今回乗るセントレア発(デトロイト経由)オーランド行きのデルタ航空便で問い合わせたところ、縦×横×長さの3辺合計が203cmまでという回答でした。
ちなみに窓口のお姉さんの説明では超過料金うんぬんでは無く、このサイズを超えると積み込むこと自体が出来ないということでした。
物凄く悩ましいのですが、これでは7フィートのロッドすら入れる事が出来ません。
そして今回フロリダでメインとなるのは、8ft近いフリッピングロッド達・・・。
たとえグリップジョイントでも、長さをオーバーしてしまうのです(泣)。
さっけんさんのブログに、ユナイテッド航空に2m40cmくらいのバズーカを持ち込んだ話が載っていたのですが、デルタの方が制限キツイのか?
それともアメリカ国内で乗り換えがあるから?はたまたそんなに厳密なルールでは無いのか?
実際のところがどうなるのか分からないのですが、今非常に頭を悩ませている所です。
(もはや現地でロッドを購入するしかない???)
(デルタ航空HPより)
ロッドの梱包方法
とにかく持っていけるものだけでも持っていかなくてはなりませんので、気を取り直して梱包へ。
乱雑に扱われる可能性が高いので、一本づつ”ロッドソックス“をかぶせる事に。
その上でロッドベルトでひとまとめにして、中でロッドがガチャガチャ暴れないようにしてみます。
(ちなみに、ちゃんとベイトロッド用の細いロッドソックスをたくさん買いました)
そしてひとまとめにして、バズーカに入れておきます。
ちなみに空港職員に中を開けられる可能性があるらしいので、あえて簡単に開けられるようにしておきます。
開けにくいと壊されることもある(!)そうなので、注意したいポイントです。
(しかしバズーカで持っていく予定だったのですが、220cmくらいになってしまいます。。。)
出来れば直通便が良い?
ところで飛行機でフロリダに行く際は、日本からの直通便が無いため米国内での乗り継ぎが必要です。
しかしこの乗り継ぎが厄介らしく、預けた荷物が行方不明なんてトラブルも多いとか・・・。
特にロッドなど必要なタックルは「後日発見された」では済みませんので、出来る限り直行便を利用する方が安全でしょう。
ですから場所によっては、空港でレンタカーを借りて陸路で目的地を目指すという事も1つの戦略のようです。
(ただし一番近いと思われるアトランタからでも、フロリダまで1300km以上あります。そしてほとんどが成田発・・・汗)
ちなみにこうした事を考えると、ボーターとしてのアメリカ参戦を本気で目指すなら関東圏に住むのが良さそうです。
そして直行便のあるアメリカの都市、トーナメントウォーターに近いダラス・ヒューストン(セントラルオープンの場合)、アトランタ(イースタンオープンの場合)あたりにベースを構えるのが良いかもしれません。
そこに車やボートを置いて、あとは試合会場まで陸路トレイルしていくというわけです。
(usajpn.comより)
というわけで頭の痛い航空機でのロッド運搬問題。
ユナイテッド航空では3辺合計292cmまでと記載されていますので、こちらにすれば良かったと猛烈に後悔している所です(泣)。
(ユナイテッド航空HPより)
ESTA等、その他の必要手続き
おまけとして、航空機で海外旅行に行く際のその他の注意点を簡単にまとめておきます。
まずアメリカに入国する際は、ESTA(エスタ)と呼ばれる電子渡航認定証を発行してもらう必要があります。
これはビザ免除プログラム呼ばれるもので、90日以内の商用または観光目的の滞在が出来るようになります。
申請はカード決済のみで手数料14$、すぐに取得出来ますが余裕を持って1週間くらい前にはとっておいた方が良いようです。
(詳しくは地球の歩き方HPを参照すると良いと思います。印刷しておくのも忘れずに!)
それから最近は多くの航空券がオンライン予約になっていると思いますので、e-チケットを印刷しておくのも忘れないようにしましょう。
事前のパスポート登録も必要なようですので、マイページでチェックしておきたいものです。
それから必須ではありませんが、マイレージサービスにも登録しておくべきでしょう。
頻繁に航空機を使う場合はマイレージ(ポイント)が馬鹿になりませんので、それも加味して航空会社を選んでおく必要がありそうです。
※追記:長さ制限の問題解決しました!
様々な方に情報をお寄せ頂き、ロッドの長さ制限の問題が解決いたしました。
まず通常のデルタ航空のルールとしては、荷物の大きさ制限は3辺合計が157cm、重さが23kgまで(そして2個まで預けるのは無料。その他に機内持ち込み荷物も1個+手回り品も無料)との事でした。
このサイズを超えて3辺合計が203cmまでであれば、超過料金200ドルで運んでもらえるという事だそうです。
(デルタ航空HPより)
ただしもう一度デルタに電話して違う担当者に確認を求めたところ、釣竿については「スポーツ用品」という特殊項目に該当するそうで、何と3辺合計292cmまでは大丈夫との事でした。
ただし料金として片道157$が掛かるとの事ですが、ともかく運んでもらえるのであればありがたい限り。
しかも某有名プロアングラーの情報では、超過料金を請求された事は今のところないそうです。。。
(デルタ航空HPより。もちろん旅行の際はご自身で最新情報をご確認くださいね!)
というわけで超過料金は覚悟していますが、これで何とかロッドを現地まで持っていく事が出来そうです。
(一安心しました・・・情報を下さった皆様、ありがとうございました)
※ロッドの収納法について追記しました!↓
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コメント
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2018年 2月 07日
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2018年 2月 23日
パックロッド、2ピースロッド導入の検討はしなかったのですか?
最近の2ピースはいい感じだと思うのですが。
パックロッドもしくは2ピースだと楽なのでしょうが、一本も持っておりませんでした・・・(;^ω^)
今後海外遠征も視野に入れるなら、そういうモデルも検討していった方が良いかもしれませんね。
はじめまして。
いつも楽しく読ませて頂いております。
記事中に“某プロアングラーの情報では,超過料金を請求されたことは今のところないそうです。”とありますが、実際は請求されたのでしょうか?
それとも超過料金の請求無しで行けたのでしょうか?
いつもありがとうございます!
結果として、私の場合は超過料金を請求されることはありませんでした。
ただし現在はコロナ等もありだいぶルールが変わっている可能性もありますので、もし利用されるようであればその点お気を付けください!