アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[バサーの救世主] CX-8は日本の釣り車の新定番か!?

マツダ渾身の3列シートSUV、CX-8デビュー!
何とコンパクトカーの燃費で、ランクルのパワーを実現!?
悩めるアングラーを救う、釣り車の新定番を予感します。

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CX-8はバサーの救世主か?

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて先週末は、大盛り上がりのキープキャスト2018に参加して参りました。
遠路はるばる名古屋まで駆けつけた熱いアングラーの皆様と、楽しい時間を過ごさせて頂きました。

そこで私が最も注目したのは、実はルアーでも無ければロッドでもありませんでした。
マツダから新たにリリースされたフラッグシップSUV、”CX-8だったのです。

実は私、この車は日本のバサーを救う(?)一台になるのではないかと期待しておりまして・・・。
今回はその辺りについて少し書いてみたいと思います。

 

ランクルというハードル

さて日本のバサー、特にボートを牽引しているアングラーにとって大定番なのが“ランドクルーザー”でしょう。
強靭なラダーフレームに、V8・4600ccの巨大なエンジンを搭載したタフ・カーの極み・・・。
本格的クロカンSUVのフラッグシップとして、世界にその名をとどろかせていると言っても過言では無いと思います。

(トヨタHPより)

その究極レベルの耐久性で、バスボートユーザーにとっては国産車として「ほぼ一択」に近い状況を生み出しているかと思います。
(プラド等派生車種も含めて)
しかし一見完璧に見えるランクルですが、実際に所有するには大きなハードルが・・・。
それが極めて高価な本体価格(新車で500~700万円)と、巨大なランニングコストの問題です。

(goo-netより。ハイオクで燃費6km/l台、自動車税88000円/年、20インチタイヤ・・・とめまいがして来そうです)

ミドルサイズ以上のバスボートを牽引して使用しようとする際、この牽引ヘッド車の問題が大きなハードルになる事は以前も指摘しました。
下手をするとボート以上にお金が掛かってしまう事にもなりかねず、しかも盗難率が非常に高いという悲しいデメリットまで・・・。
この壁にぶつかって、バスボートの所有を諦めたアングラーは少なからずいるのではないかと思うのです。

 

CX-8でバスボートの牽引は可能か?

ITmediaより)

そこに登場するのがCX-8なわけですが、この車何と2.2lながら、ランクルに匹敵する45.9kg・mの怒涛の鬼トルクを発生!
馬力は190psと控えめですが、ボートの牽引に必要なのはトルクなので何の問題も無くフルサイズバスボートを引っ張れる事でしょう。
かつてバスボートを牽引した2700ccのハイラックスサーフ(トルク24kg)が、河口湖に上がる坂で次々とオーバーヒートして煙を吹いた・・・なんて逸話も残されていますが、CX-8なら余程のことが無い限り大丈夫ではないかと思います。

(goo-netより)

しかも上のカタログスペックを見て分かる通り、何と燃費は4WDモデルでも17.0km/l!!
その上使う燃料は軽油で済むというのですから、ガス代はリッター20kmのコンパクトカー並みと言っても過言ではないでしょう。
ランクルに比べれば、そのコストは4分の1で済むと言っても大げさではないと思います。

clicccar.comより)

こんな離れ業を可能にしているのが、マツダの誇る新世代クリーンディーゼルエンジン“SKYACTIVE-D 2.2”
初代CX-5で華々しいデビューを遂げ、業績不振から大復活を遂げた新生マツダを代表する名機です。
僅か2.2lの排気量ながら、V8・4.5lクラスのトルクを発生する秘訣は「ディーゼルターボ」にあったというわけです。

(マツダHPより)

しかし牽引車に必要な性能は、もちろんエンジンのトルクだけではありません。
ランクルが強固なラダーフレームを採用しているように、ボディの剛性が必要不可欠・・・。
その意味で普通の車と同じモノコックボディを採用するCX-8には、強度不足の懸念があったのです。

(トヨタHPより、ランクルのラダーフレーム構造)

そこで私が気になっていたのは、CX-8のシャシーの由来でした。
実は国内で人気のCX-5以外に、マツダには北米で売られている”CX-9″という大型SUVも存在します。
つまりCX-8はCX-5をベースに大型化したモデルなのか、それともCX-9を小型化したのかがネックになると考えていたのです。

(mazdacanadaより)

そしてキープキャストでマツダの方に訊いてみたところ、CX-8は北米モデルのCX-9がベースなのだそうです!
当然ボートやキャンピングトレーラーをバンバン牽引しているそうで、それを前提とした設計がなされているとの事・・・。
国内向けにはあくまで非牽引車重量750kgまでとアナウンスされているわけですが、これは期待が持てるのではないでしょうか。

(まあ、CX-5ですら巨大なキャンピングトレーラーをすいすい引っ張れてますしね・・・)

ただしディーラーで用意されている純正ヒッチメンバーは、表記通りサウザー450のような750kgクラスまでで使用するべきでしょう。
ミドルサイズ以上の大きなバスボートを牽引する際には、強固な社外ヒッチを選びたいところです。

(マツダHPより)

それから最後になってしまいましたが、CX-8はミニバンの代替となるような3列シート車である事も見逃せないポイントだと思います。
妻から3列シート車の圧力を加えられている家庭持ちお父さんバサーの皆様には、「普段使いのミニバンの替わりとして」使えるというのは大きな説得材料になるのではないでしょうか。
(私自身もそうですが、釣り専用車では家庭内会議を通りませんので・・・汗)

というわけでコンパクトカーの燃費ランクルのトルク、そしてミニバンの使い勝手を兼ね備えたマツダの誇る新世代SUV、“CX-8”
普段のファミリーユースにも使える本体価格400万以下の3列シート車は、「ランクル一択」の状況に風穴を開けてくれるのではないかと期待しています。
もちろん絶対的な剛性や車両重量など、牽引車としての性能ではランドクルーザーに及ばないのは間違いないでしょう。
しかし様々な事情でランクルを選べない場合、新たな「実現可能な選択肢」として、悩めるバサーの救世主になってくれるかもしれません。

(実のところ私自身、11年・12万km乗ったフォレスターからの乗り換えを考え中です。。。マツダさん牽引用にテスト車両貸して下さいwww)

 

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    • ジャイガンダー
    • 2018年 3月 14日

    スカイアクティブD、スペックは魅力的なんですけどね。
    先日、両親の車の買い替えにつきあった際、色々と調べたのですが、DPFの再生の手間、劣化の懸念等々、なかなか美味い話はないようで…。
    カーボン堆積に絡むEG磨耗のリスクは、三菱のGDIエンジン(こちらはガソリン直噴Egですが、カーボン堆積が激しいことで有名。三菱はこのEgの熟成を断念しています)搭載車両と何台もつきあう機会があり、そのオイル管理のシビアさが身に染みてることもあり、両親にはガソリンEg搭載のデミオを勧めました。
    ある整備士さんのブログのこんなエントリー(http://minato-motors.com/blog/?p=9822)を見ても、繊細なエンジンなんだろうなぁと素人ながらに想像してしまいます。

    • そうなんです、まさに私も心配しているのはそこでして・・・。
      使用用途的に、高速移動がメインなら大丈夫なのではと期待している所です(;^ω^)

    • デンスケ
    • 2018年 3月 15日

    SKYACTIVE-D 2.2搭載のCX-5(KF型)を購入し、小型14フィートのボートを牽引してみた感想です。
     以前の車は2.0ℓターボ4WD、300ps、トルクも40?だったので、何とかトレーラー込みで600Kg?のボートくらい引っ張れるでしょうと安易に考えてしまいました。確かに山道でもぐいぐいと登ってくれましたが、問題はランチングでした。マニュアルトランスミッションだった事もあり、引き上げの時にクラッチが焼けてしまいました。ターボが効いてくる回転数が高く、低回転だと力なくエンストするし、回転上げると急発進してしまうし、引き上げ時の慎重なアクセルワークが物凄く大変で、エンストして湖に車が引きこまれる恐怖と闘いながらのランチングでした。
     このままでは車が壊れると思い泣く泣く車の買い替えをしました。ガソリンエンジンなら排気量が3.0ℓ以上としていくとかなり車両価格が上がってしまい、生活環境(長距離移動が主)等からCX-5にしました。よかった点としてはランチングがものすごく楽になりましたし、燃料代が半額とまではいきませんが、3~4割安くなりました(以前のが燃費が悪かった(;’∀’))。
    不満点は、DPF再生時?の匂いがどうしても気になります(車を降りた時などの僅かな場面で)。
     
    私の経験がお役に立てばと、投稿させてもらいました。

    • 情報ありがとうございます!
      実は私もマニュアルのフォレスターに乗っているのですが、ランチング時のクラッチワークは気を遣いますよね(;´∀`)
      それでも12万kmもってくれてるので感謝なのですが、そろそろ次を考えなきゃなあと言う今日この頃です。

    • 774
    • 2018年 3月 16日

    買うグレードにもよりますがLパケ買うならプラドのTX-Lパケ買った方がいいですね
    CX-8はまだ出て間もないので分かりませんがリセールがCX-5同等であれば5年乗って
    乗り換える時のリセール差で購入金額-売値の実支払価格で差が出ると思います
    それくらいプラドのリセールは凄いです

    CX-8のLとプラドのTX-Lだとナビ等OP込の総額はプラドの方が数十万高いですが
    売る時にそれ以上の差になって結局プラドの方が実支払額が低かったって事になりますね

    牽引と言う観点から見てもプラドであればフルサイズバスボートも牽引出来ますし

    3列目の居住性に拘りなければプラドが少々高くても損はないです

    • 情報ありがとうございます!
      なるほど・・・確かにリセールの事を考えていませんでした!!
      ランクル系はリセールがものすごく良いですもんね・・・。
      ご指摘の通り、最後のネックは3列目の居住性かもしれませんね(^^♪

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