23Mar
意地と夕飯を賭けた、早明浦での負けられない戦い。
しかし激しい雷雨と氷雨が、大事なバトルに水を差す!?
そしてまさかの展開で、奇跡の結末を迎えます・・・。
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早明浦ごちバトル、キックオフ!!
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
高知の巨大リザーバー、早明浦ダムへと遠征に来ております。
バタバタしておりまして、なかなか皆様の返信にコメントできずに申し訳ありません<(_ _)>
さて肝心の釣りの方ですが、初日は近所の釣り好きお兄さんにフィールドを案内してもらいました。
本格的なリザーバー経験自体があまり無いので、見るのも聞くのも興味津々・・・。
寒波到来のため魚に触れたのは1本止まりでしたが、普段経験できないシチュエーションを満喫しました。
そして2日目は、夕食を賭けた運命のカツアゲバトル・・・。
釣り好きお兄さん&ランチアさん艇と、KenD艇に分かれて一匹の長寸での勝負となったのです。
(※なお、前回の記事については悪ふざけが過ぎましたようで、一部の方よりご指摘を頂き訂正させて頂きました。大変申しわけございませんでした。。。)
しかし前夜に激しい雷雨が降り注ぎ、水位は余裕で1m以上上昇!
それも冷たい雨だったため、一気に水温が低下するという状況でした。
ダメ押しに、当日は予報に無かった氷雨(あられ?)が降るという、ちょっとこれ以上考えられない位最悪のコンディションになってしまいました。
上流?下流?分かれる戦略
そんな難しいタイミングで、戦略は大きく二つに分かれました。
実は先週、先々週位までは20℃くらいの暖かな日が続いていたようで、高知市内ではすでに桜が咲いていたのですが・・・。
春をいち早く察知したビッグバスたちが、水温の暖まりやすいクリーク内で良く釣れていたのだそうです。
しかし今回の寒波により、逆にそうした上流部は真っ先に水温低下のダメージを喰らう事になってしまいました。
けれども一旦インサイドに入ったビッグバスは、そう簡単に冬のポジションまで戻ったりしないはず。
ですから釣りづらくなったクリークで、釣り方を工夫して居残ったビッグバスを狙うという戦略がまず1つ考えられました。
(クラシック最終日にジョーダン・リーが獲っていた魚も、そんな類のバスでしたでしょうか・・・)
もう1つは、比較的水温低下の影響を受けにくい中~下流のメインレイクを釣る戦略。
特に早明浦ダムは水深が深く水量が多いので、本湖の水温はかなり変動がゆるやかなのだそうです。
ですからこうしたエリアに残っているバスの中で、比較的浅い場所で捕食する個体を探すという方法も考えられます。
そして黒田艇の選択肢は「上流」、そしてKenD艇のチョイスは「中・下流」でした。
しかしメインレイクの水温変化が少ないとは言っても、緩やかながら下がっている事には間違いありません。
そして変温動物であるバスにとって、水温が下がるという事は決定的な悪影響があると考えています。
ですから寒さに震えている低活性のバスにアプローチしても、なかなか喰わせられない事が予想できました。
それであればむしろ、数は少なくてもベイトを追ってシャローに差してくるヤル気満々の個体を当てに行く事にしたのです。
そしてテーブル上に張り出したフラットに橋脚が絡むブレイク下に、大量のベイトが溜まっているのを発見しました。
しかしプラグを通してもジグを落としても、ウンともスンとも反応なし・・・。
仕方なく一度その場を離れたのですが、しばらくしてある変化が起きました。
突如そのポイントの方向に向かって、強い風が吹き始めたのです。
これはもしかして、ベイトがフラット側に打ち上げられるかも?と思い、とっさに中流域から取って返します。
するとやはり、橋脚には激しい波がまともに打ち付けており、時折ピチャリとベイトの姿も・・・。
時は今だとばかりに、すかさずジャークベイト(フェイス)を投入すると、ポーズ時にグンと引っ手繰りバイトで42cm!
(ちなみにこの帽子のカメラは、パラニューク・スタイルですwww)
そして連発で、44cmのナイスワンもヒット!
上手い事タイミングをとらえたようで、まさかの連続バイトを得ます。
このパターンはイケる!とテンションMAXに跳ねあがったのですが、その後は何とノーバイト・・・。
似たようなシチュエーションをチェックしたつもりだったのですが、追加できずに最大44cmでウェイインとなりました。
しかしあまりにも状況が激タフだったため、釣り好きお兄さんが4尾で最大41cm。
そしてランチアさんが1尾で38cmだったため、何とまさかまさかのトップチェッカー!
絶対カツアゲされると覚悟していたのですが(笑)、奇跡の返り討ちに成功してしまったのでしたwww
(でもホント、あの苛酷な状況でみんな早明浦バスを触れて良かったです)
ちなみに釣り好きお兄さんは、壊滅的ダメージを受けている上流部からヘビーダウンショットで絞り出してきた模様。
強い釣りが効かないと判断するや、堅実にスローダウンさせるあたりはなかなかに引き出しが豊富なようです。
こんなプロみたいに上手いお兄さんに勝ててしまったのは、もちろん運の要素も大きいわけですが・・・
今回強く感じたのは、「やっぱり神様はちゃんと見ているんだな」という事でした。
いくら釣りが上手くても、悪だくみにはちゃんと天罰が下る事が証明されたのだと思った次第ですwww
(まあ、四国と言えば巡礼の地ですしねw)
とまあこんな感じで、カツアゲごっこをしたりして楽しくワイワイやっておりますw
ともあれ最悪なタイミングでも、こんなにゲーム性の高い釣りが楽しめる早明浦ダムというフィールドの偉大さには心底感激。
最終日はブロガー界の巨匠ランチアさんとの、初の同船釣行を頑張ってきたいと思います。
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コメント
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昨日の投稿を朝起きて見たときは、高知県とはヨハネスブルグか世紀末並みに治安が悪くKenDさんが悪い人たちに襲われたのかと心配しましたが内容を読んで「良かった!」となりました。
早明浦ダムはテレビや動画などで度々見たことがあり、すごく水が綺麗でストラクチャーも豊富なフィールドだなと思ってました。私の勝負の予想はKenDさんは恐らくジャークベイトをメインに据え、使うとしたら最近長良川で爆発したラトリンログか18番のワンテン。あるいはスイムジグで釣ってくるだろうと勝手に予測してましたw
フェイスで悪いコンディションの中釣ったということですがまるでバーニングハートの清水盛三さんみたいですね!
最終日も良い釣りができることを願ってます!
ありがとうございます、心配おかけいたしました<(_ _)>
また遠征についてまとめてみたいと思いますので、よろしくお願いします!