30Mar
年々厳しさを増す、日本のバッシング・フィールド。
しかしノープレッシャーの天国が、まだ国内に残されていた!?
2桁釣果が現実となる、“手軽なパラダイス”を紹介します。。。
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1000km走破のモンスターブロガー
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
先日訪れてきた、高知の誇る巨大リザーバー“早明浦(さめうら)ダム”。
プチ遠征の最終日は、超人気釣りサイト「BURITSU」編集長、北畠 蘭知亜さん(以下ランチアさん)と一緒に挑戦してきました!
(BURITSU HPより)
それにしてもランチアさんの釣り狂いっぷりは、常軌を逸するレベル・・・。
私の知る限り、日本一の釣行回数を誇る釣りブロガーなのではないかと想像しています。
まずフィールドに立つ事が何よりも重要だと思っておりますので、この点心から尊敬している次第です。
(三島ダム釣行記より。落水から復活しての連発劇なんて、根性あり過ぎです・・・w)
今回も何と、東京から1000kmの道を走破して駆けつけるという超人っぷり!!
自慢の新CX-5の自動運転機能にずいぶん助けられたそうですが、それにしてもこの気合には脱帽です。
というわけでせっかくの早明浦をエンジョイすべく、2人で湖上へと繰り出したのでした。
(自動運転機能については、ぜひ一本記事を書いて頂きたい次第です。。。)
天国を襲った地獄のタイミング
さて高知と言いますと、中部の人間からするととにかく「南国」土佐のイメージではないかと思います。
その名の通り連日20℃超えの日が続き、桜もほぼ満開と言う事だったのですが・・・。
何とこのタイミングで、地獄レベルの強烈寒波が襲来!!
驚く事に関東ですら雪が積もり、早明浦ではみぞれ混じりの氷雨が降り注ぎます。
最終日だけは辛うじて晴れてくれたのですが、朝の気温はマイナス1℃という極限状況でした。。。(泣)
(エレキが凍り付いて回らないという、信じられないトラブルまで・・・)
しかも大量に降った氷雨のせいで、湖は一気に大増水。
たぶん3日間で3mくらいは上がったのではという激変ぶりに、初日とは全く景色が違って見えます。
当然水温はダダ下がりで、目まぐるしく水が入れ替わる最悪に難しいコンディションとなってしまいました。
まずは昨日のジャークベイトパターンを追いますが、ベイトも行方不明で完全不発・・・。
色々なシチュエーションを釣っていきますが、予想通りの(?)大苦戦を強いられます。
できれば春っぽいハードベイトゲームではめたかったのですが、これはもうどうしようもないという事でドロップショット投入。
そしてランチアさんが、サクッと一発決めてくれました!!
私もヘビダンで釣ってみたい!と頑張ってみますが、無念のラインブレイク・・・。
もはや思いつく条件も無くなったので、ダメ元でバックウォーターの最上流をチェックしてみます。
しかしいざ行ってみると、予想外に水温が高いポイントを発見!
「これはイケるかも!?」なんて2人で話していると、やがてベイトもチラホラ姿を現します。
(早明浦のバックウォーターって、心が洗われるほどキレイです。。。)
そして発見してしまったのは・・・見事な50cmクラスのスクール!!
しかしあまりにもジンクリアなためか、ジャークベイトはプイっと見切られる事に・・・。
慌てて手持ちの最大限のフィネスに切り替えますが、時すでに遅しでした(泣)。
(ランチアさんの、青木大介プロ仕込みのフィネス?をもってしても・・・うぐぐ)
けれどもこれはチャンスがある!という事で、わざわざダムサイトまで戻って車の中の荷物を漁ります(笑)。
そしてランチアさんの持っていた良さげなスイムベイト(ドライブシャッド4.5インチ)を一匹拝借。
夕方のタイミングを見計らって、バックウォーターにラスト・アタックを敢行します。
そして・・・キタ――(゚∀゚)――!!
ジンクリアな流れ込みに浮いた、ちょっとした薄ゴミから飛び出してきた影・・・。
50cmはありませんでしたが、最後にプリップリの綺麗なドラマ魚が登場してくれました。
バサーの天国は”四国”にあった?
というわけで最悪のタイミングながらも、タフな状況変化を楽しめた今回のさめうら遠征。
できればもう少し良い時に来たかったのが本音ですが(苦笑)、実はこの湖、半端じゃないポテンシャルを持っているのだそうです。
何と近所の釣り好きお兄さん曰く、ハイシーズンには一日100匹釣った事もあるのだとか・・・!!
思わずそれってワカサギ?と聞いてしまったくらいですが、バスを3ケタなんて一生で一度も釣ったことありません(苦笑)。
とはいってもプロだからでしょ?とも思いましたが、「時期が良ければ誰でも釣れるレベル」との事。
トップウォーターでバイトが止まらないとか、一度で良いから味わってみたいものです。
しかしそんな早明浦ですら、地元のアングラーの方に言わせると「ゲーム性は高いけれど、そこまで良く釣れるわけでは無い」との事。
何と四国にはボートを出せるリザーバーがゴロゴロあるのだそうで、中には天国レベルのシークレット・フィールドもあるのだとか・・・。
昔々の古き良き時代のような、ヴァージンなバスたちが遊んでくれる“最後の秘境”が点在しているのだそうです。
だけど見知らぬ遠くの土地に、一体どうやってアクセスすれば良いのか・・・と私も今までためらっていました。
だからこそ今回近所の釣り好きお兄さんに案内してもらったわけなのですが、意外と便利な交通手段がありました。
それが「高知龍馬空港」を利用した空路でのアクセス方法です。
えっ、飛行機!?と驚かれるかもしれませんが、格安航空券を利用すれば何と片道1万円以下!!
東京から僅か1時間半で着いてしまうという便利さは、下手をすると日帰り弾丸釣行さえ出来てしまいそうです。
一般的には1泊2日か2泊3日くらい日程が取れれば、ちょっと贅沢なプチ遠征を愉しめるのではないでしょうか。
(ちなみにホテルも信じられないくらい安いです。今回泊まったところは何と1泊3000円!)
とはいえ広い四国、最初は釣り場さえ分からない事でしょう。
しかし現地にはフルタイムのガイドさんもいらっしゃるので、ポイント含めて色々教えてもらえます。
その上空港やホテルまでの送迎付きとの事ですので、本当に気軽にアプローチできるのではないでしょうか。
(タックルのレンタルもあるそうですので、ロッドの運搬の心配も要りませんね・・・)
釣果が安定するお勧めの時期はゴールデンウィーク明け~夏頃だそうで、ガイドさん曰くよほどタイミングが悪くなければ「二桁はイケる」とか!!
イマドキ琵琶湖ですらそんな景気の良い話はなかなか聞けないですし、海外だって本当のところは難しいでしょう。
その意味では、バサーにとってのパラダイスは実は国内にあった・・・!という事が出来るのかもしれません。
(ちなみにシーズンは長く、難易度は上がりますが12月でも楽しめるそうです)
(天国だとばかり思っていたフロリダも、実際は超タフでしたからねwww)
何だかんだ言っても、あまりに釣れないと楽しくないのも釣りの真実・・・。
最近魚に触れてないなぁとお嘆きの方には、ちょっと奮発してプチ遠征をしてみるのもお勧めです。
景色を見るだけでも観光になりそうな素晴らしいロケーションですし、圧倒的にプレッシャーの少ないフィールドでのバスフィッシングと言うのは、なかなか本州では体験できないのではないでしょうか。
(何せあの広い早明浦で、一日2,3艇しか出てませんでしたからね・・・)
そして高知と言えば、もちろん絶品なのが名物・カツオのたたき!!
実は地元の浜松も「もちカツオ」で有名(?)なのですが、すいません正直負けたかもと思いました(汗)。
しかもありとあらゆる絶品の海の幸が、考えられないようなお値段で楽しめるのには驚かされるばかりでした。
本音を言ってしまうと、実は釣り以外に観光としても楽しんでしまった次第です(笑)。
(これなんて、絶品のキンメとイシダイです・・・って、この貴重さ伝わります???)
というわけでバサーに残された最後のパラダイス(?)、高知・早明浦ダム。
この壮大な規模とノープレッシャーの環境は、まず本州では体験出来ないのではないかと思います。
最悪のタイミングですらエンジョイすることが出来た四国遠征、本当にお勧めです!!
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コメント
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いってみたい!四国は野池とかもありますもんね!いいな〜〜
いやぁ~今回は厳しかったですが、いろいろ聞いていたら本当にパラダイスだと思いました。
ていうかこのシチュエーション、一般的な釣り場だったら普通デコってると思います・・・(;^ω^)