アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[日本バスフィッシング界の希望] “エレキ艇”は絶対24Vがおすすめ!!※追記アリ

手軽に本格ボートフィッシングを愉しめる“エレキ艇”
フットコンを買うなら、24Vが断然おすすめ!
盛り上がるジャパニーズ・スタイルに注目します。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

“エレキ艇”というジャパニーズ・スタイル

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて、夢のフルサイズバスボートからスタートしたボート特集。
前回は原付感覚で乗る事が出来る、免許不要のミニボートについてお送りしました。

しかし日本のリザーバーには、実は「エンジン禁止」というフィールドが少なくありません。
そこでエレクトリックモーターのみを動力源とした、通称エレキ艇という独自の文化が発展してきました。

もちろん免許も船検も一切不要(※注:ボートの艇長によっては免許が必要になる場合もあります。下記リンク参照)で、その維持コストは極限まで抑えられていると言って良いでしょう。
それでもフットコンエレキを装備さえすれば、両手をフリーにした本格的なボートフィッシングを愉しむ事が出来ます。
その手軽さと自由度は、例えるのが難しいですが電動バイクのようなものでしょうか。。。

(YAHAMA HPより)

また近年は房総半島のリザーバー群が次々とバスフィッシングに解放されるなど、さらにエレキフィールドが盛り上がりを見せています。
というわけで今回は、そうしたフィールドで活躍するエレキ艇についてお伝えしてみたいと思います。

 

カートップとレンタル・スタイル

さてエレキ艇の運用法としては、まずはカートップ・スタイルが挙げられます。
前回の記事でも紹介した11ftくらいのジョンボートを、ルーフキャリアに乗せて運ぶ方法です。
これですと船体も30kg台と軽めなので、力に自身の無い方でも持ちあげられる事と思います。

(サウザーボートHPより、SOUTHER JW-11)

一方、フィールドによってはマイボートの持ち込みが規制されている所も少なくありません。
そうした場所では手漕ぎのローボートが貸し出されている事が多く、皆さんこれに自前のバウデッキとエレキを組み合わせているようです。
私自身がこうした関東スタイルに詳しくないので恐縮ですが、最近では市販のバウデッキセットも販売されているようです。

(サウザーHPより。※すいません逆にお訊きしたいのですが、これ買っていったら関東のレンタルボート屋さんでどこでも使えますかね???)

バウデッキや魚探のリギングが面倒なので、個人的にはマイボートが使えたら良いなぁ・・・というのが本音です。
ただし都会に住んでいる方にとっては、ボートの置き場所が無いという問題も大きい事でしょう。
そこで解決策として、ボート屋さんでマイボートの預かりをしてもらい、預かっているボートに限っては出船可能・・・なんてシステムがあれば魅力的な気がするのですがいかがなものでしょうか???

 

エレキは絶対的に24Vがお勧め!

これにフットコントロールエレキを組み合わせるわけですが、私のお勧めは断然「24V」です。
トローリングモーターにはバッテリーを1個使う12V仕様と、2個必要な24Vモデルがあるのですが、はっきり言ってパワーには雲泥の差があります。
12Vですと最高速でも早歩きくらい(6km/h前後?)ですので、フィールドが広いと少しイライラしてしまうかもしれません。

(KAKEDZUKA.comより)

エレキ未経験者が最初に買うエレキを考えてみた

「私はのんびり屋だから構わない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、しかしそれ以上に12Vエレキには落とし穴があります。
それは故障リスクなのですが、そもそもエレキモーターと言うのはメインの動力源として設計されていません
移動はあくまでエンジンで行い、釣りをする際の補助動力として開発された製品だからです。
つまり簡単に言えば、「全開で長時間回すとあっけなく壊れてしまう」危険性があるという事です。

(KAKEDZUKA.comより)

しかしそもそもの動力に余裕のある24Vモデルなら、パワーを100%まで上げなくてもそこそこの速さが出ます。
ですからその分、一般的には12Vエレキよりもモーター焼き付きなどの故障リスクが低いと言えるでしょう。
最初は値段の高さにひるむかもしれませんが、修理代を考えると結局は24Vの方が安くついた、なんて可能性は大いにあり得ると思います。

(カケヅカさんのblogより。ですからもちろん36Vでも良いと思いますが、バッテリー3個はちょっと大変です。。。)

そしてもう1つ見逃せない点として、バッテリーの寿命も大きなポイントです。
ボートで使用するのはディープサイクルバッテリーと言う種類ですが、実は残量がゼロになるほどギリギリまで深放電すると寿命が著しく縮みます
つまり12Vで毎回ガス欠(?)寸前まで使っていると、バッテリーがすぐにダメになってしまうわけです。
この点24Vならばバッテリーが2個ある分、電力に余裕を持った状態で一日の釣行を終えられるのではないでしょうか。

(すいませんカケヅカさん色々お借りしましたw)

なお、実際に購入する際はモーターガイドとミンコタの2択で迷われる事と思いますが、私のお勧めはミンコタです。
モーターガイドのX3を買って色々とショックを受けましたので、自分がもう一度買うならFORTREXの24V-80lbにしようと心に決めています(笑)。
(それかUltrexですかね・・・)

岡田商事HPより。剛性感が格段に違う気がします・・・)

【※追記】

レンタルボーターの皆様より、いくつか貴重なアドバイスを頂けましたのでシェアさせて頂きます。

まず24Vエレキは出力が高いので、ペラを横に向けた状態で急にスイッチを踏むと、バランスを崩して落水する危険性が高いのだそうです。
進行方向に真っ直ぐになった状態からスイッチを踏めばよいの事ですが、慣れない方だと少し危ないかもしれないとの事です。

なお、フォルトレックスはマウントとエレキ本体が分割出来ないのでレンタルボートでは使いづらいというご指摘もありました。
またモーターガイドの方がトップスピードが高い(ミンコタはトルクが大きい)そうで、スピード重視でモーターガイドを愛用される方もいらっしゃるとの事です。

みなさま貴重な情報ありがとうございました!

ちなみにエレキ2機掛けで主動力として使うなら、ハイガーの最強ハンドコンエレキも魅力に映ります。
近所のダムで使っているのを見かけたのですが、本気で2馬力船外機くらい!?と思える圧倒的な速さ
フロントのフットコンエレキを回しても無意味なくらい速いらしいので、移動時はリヤのハンドコンオンリー・・・といった運用も出来るかもしれません。

ハイガー産業WEBSHOPより。※ただし、耐久性その他に関して詳細は全く分かりません。実使用経験のある方、ぜひ情報をお寄せください・・・)

ともあれ、ボートフィッシングのハードルを劇的に下げてくれる「エレキ艇」
特に関東レンタルボートスタイルは、バスフィッシングの間口を大きく広げてくれる救世主になるのではないかと感じています。
バスボートでもエレキ艇でも、ボートフィッシングという本質には何ら変わりはないと思いますので、ぜひ多くの方にエレキ艇でのボーターデビューを果たして頂きたいと思います。
(それにしてもハイガーのエレキって滅茶苦茶安い↓のですが、実際のところ故障とかどうなのでしょうかね???)

 
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    • 774
    • 2018年 4月 17日

    ミンコタのエレキはモーターガイドに比べてトルクはあるのでバスボートには最高なんですが
    エレキ専用艇でしたらミンコタの場合モーターガイドのマチェット等モーターガイドのペラを付けないと
    モーターガイドに比べてミンコタだと速度は出ないので改造必須ですかね

    • 情報ありがとうございます、そうなのですね( ゚Д゚)!!
      確かにエレキ艇の方にはモーターガイド・ユーザーの方が多いなと感じるのですが、そう言った事情があったのですね・・・勉強になりました<(_ _)>

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